
物体E
ナット キャシディ,マック ロジャーズ,金子 浩
ハヤカワ文庫SF
古き良き時代のネタ
さすがにアイデアが古すぎ。 短編ネタを長編に引き伸ばしたような展開で冗長。
0投稿日: 2020.06.14
イムリ 1
三宅乱丈
月刊コミックビーム
1巻だけでは何とも言えませんが
1巻を読んだ限りでは今後の展開が予想できますが、予想を裏切られることを期待してしばらく読んでみようと思います。
0投稿日: 2017.07.17
コードネーム・ヴェリティ
エリザベス・ウェイン,吉澤康子
東京創元社
読ませます
困難な時代の友情物語というと軽く聞こえるが、教養のある主人公が語る物語に引き込まれる。映画化しても良い作品になりそうな気がする。
0投稿日: 2017.07.17
喪われた巨大戦艦
ヴォーン ヘプナー,中原 尚哉
ハヤカワ文庫SF
まあまあ
楽しく読めますが、ありがちな設定と展開なので読み損ねても後悔することはないですね。
0投稿日: 2017.05.21
堆塵館
エドワード・ケアリー,古屋美登里
東京創元社
キモ系ファンタジー
独特の世界観を持つ小説は山ほどありますが、これもその一種。醜く汚い方向に寄った話というところが特徴的。 表紙の少年が主人公ですが、登場人物はみんなこんな感じの一癖も二癖もある者ばかり。最初は気持ちの悪い描写に多少の抵抗感を感じるのですが、読んでいる内に全く気にならなくなります。独自の世界が舞台で、この世界の前提となる知識を持たない状態で読むのはやはり楽しいですね。読みながらストーリー展開を推測するだけでなく、この世界の仕組みやり立ちまでも想像できるのは良いことです。 三部作の一作目ということで、続編が待ち遠しいシリーズです。 少々価格が高いですが、ためたポイントで買ってしまいましょう。
0投稿日: 2017.04.08
ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 下
ピーター トライアス,中原 尚哉
ハヤカワ文庫SF
ディストピアものです。
この本の表紙イメージから軍国青年活劇かと思いきや、残虐な大日本帝国が支配する暗黒の世界で、米国の自由や民主主義に憧れる物語、という感じでした。 枢軸側が勝利した世界に自由があるとは思えませんが、それでも戦前と大戦初期の国民の大半はそれなりに楽しく過ごしていたことでしょう。で、その世界が拡張された世界が舞台なわけですから、今の我々には理解できない全く異なる価値観の世界を舞台としたロボットアクションものだと思って読んだとしても無理はないですよね。
0投稿日: 2017.04.08
真紅の戦場 最強戦士の誕生
ジェイアラン,嶋田洋一
ハヤカワ文庫SF
ふつう
ミリタリーSFと聞いて思い浮かべる展開そのままの作品。 読んでいて退屈はしないが、舞台をSFに置き換えただけのミリタリーものという印象。 他の同種の小説に比べると、主人公の魅力にかけるところが難点か。
0投稿日: 2016.10.19
光速艦インパルス、飛翔!
デイヴ バラ,金子 司
ハヤカワ文庫SF
まあまあ
スペオペとかSFテレビドラマ好きの作家がありがちな設定を寄せ集めて作った物語という感じ。 まあ、テレビドラマなら楽しく見れるでしょうが、小説だと長年SFを読んできた私のような者には物足りないという印象。 読んでいて退屈はしないので、悪い作品ではないのですが。
0投稿日: 2016.10.08
スチームオペラ 蒸気都市探偵譚
芦辺拓
東京創元社
ジュブナイル
今時はヤングアダルト小説と呼ばれるようですが、少々古い設定が出てくるので敢えてジュブナイルとします。少年少女が活躍する事自体はいいんですが、なんというか文体が中高生向けのような印象で、読み進めるのがちょっとつらいという感じ。10代の頃に読めば、SFの古典的なアイデア等知らないので純粋に楽しめたと思います。
0投稿日: 2016.07.30
異種間通信
ジェニファー フェナー ウェルズ,幹 遙子
ハヤカワ文庫SF
ちょっと残念な出来
主人公は言語学者なので、論理的に文字なり言語なりを解読するような展開を期待しましたがそんなことはなく、昔ながらのよくある方法でのコミュニケーションになっているところが残念。
0投稿日: 2016.06.11
