その時、光秀は本能寺にいなかった？ 光秀は信長からの命令を全うすることだけに傾注していた？ 本能寺で信長の殺害を誰が仕掛けていたのか？ その画策は筋書きどうりではなかった？ 夜討ちをかけられ自害したのではなく、信長はなぜ死んでしまったのか？ 信長の自らの自虐的行為がもたらしたものは？ 家康は信長に自分もはめられ殺られることを知っていた？ 光秀と家康と十五郎とのつながりって？ 光秀の死を流布したのは光秀が描いたストーリーどおり？ 光秀はどこでどのように生きつづけていたのか？ 後の南光坊天海となる者は一体誰か？ 旧姓牧・山家藩大庄屋祖牧佐兵衛家恒末裔が母の思いを引き継ぎ、明智光秀と荒木村重の冤罪の汚名を晴らすために書かれた渾身の小説。 日光東照宮と明智の因果関係なども繋がっている。明智光秀はいろいろ読みましたが、進むにつれ、まあおもしろいから読んでみてください。

日本書紀、古事記に隠された神武天皇、崇神天皇、応神天皇の系譜を遡り、初代天皇は一体誰だったのか、応神天皇の５世の孫である継体天皇がなぜ即位したのかを解き明かしていく。戦後の継体天皇を初代とする新王朝論の真相は？ 「出雲」と「ヤマト」そして「邪馬台国とトヨ」・「浦島太郎」が継体天皇即位の謎の扉を開けてゆく。歴史考古学の視点め絡め謎を解いていく。

大日本帝国軍の戦闘指揮官のところは、軍事学校の成績や戦闘で戦果を挙げて昇級していく経緯が書かれていますので、階級と権限について、少し調べてから読むと、スムーズに読めました。 【階級】 元帥 大将 中将 少将 大佐 中佐 少佐 大尉 中尉 少尉 曹長 軍曹 伍長 一等兵 二等兵

官兵衛の基軸としていた美徳、判断力の拠り所とする思想は何だったのか？ 軍師として長けていた情報収集力、その先を慮る分析力、戦わずして勝つ孫子の兵法に類似する戦略思考、相手を知り人心を得る掌握術など。 官兵衛の思考性や行動力などの軍師としての才に、秀吉は自分の死後に天下を早く奪う者は、家康や利家や上杉や蒲生、毛利などではなく、それは官兵衛であると・・・。 味方でありながら、その軍略の巧みさや先見性など、知略の数々の才に恐れを感じていた秀吉と家康。天下を取った戦国武将が持ち合わせていなかった官兵衛の才とは？ 「知の人」であり「情の人」でもあった官兵衛。 やるかやられるかの戦国の世で、家臣や民に対して人心や言行の一致を大切にした官兵衛。嫡子長政への教えなど、人間像を垣間見る…。 参考文献、言語録、手紙などをもとに、わかりやすい解説で、興味深く読めました。

光秀は万能な才を持ち合わせていたようです。 本能寺の変は、光秀のブレーンを突き動かしたものは人情、正義感によるものか、それとも天下人を目指し企てたものなのか。 光秀の出生・人物像の説からいろいろある本能寺の変の諸説を想像しながら読んでみました。

本能寺の変に至った諸説はいろいろ。 ヒロシさん作品を初めて読みましたが独特のタッチ感がありますね。光秀探究好きとしては楽しく読めた漫画でした。

日本の歴史の変遷ポイントがざっくりと解説されています。日本史の要所をいまいち把握しきれていなかったところもすんなりと理解できます。 時代の流れをまずつかみたい方にはオススメ。

神道は、日本人のアイデンティティーの基礎となる精神文化に繋がっています。