この作者さんの漫画は何冊か読みましたが、どれもとても惹きつけられる魅力のある作品ですね。 1巻ではこの作者さんの魅力をそこまでは感じてなかったんですが、この2巻目になってグンと惹きつけられました。 徐々に明らかになってきている女将さんのことと、松浦さんの関係など、次巻が出るのが待ち遠しいです。

記憶喪失モノのラブコメ。 30歳まで処女だった主人公が、気が付いたら会社の後輩と同棲していたという設定。 しかも、その同棲相手の後輩は、主人公があまりにも恋愛にハマりすぎて、 どうやって別れを切り出そうかと思っていたということで、恋人同士のようにイチャイチャすることもなく、すごくドライ。 一応同棲時代は恋人らしい時もあったらしいけど、本人にその記憶は一切ないから、 ふとしたことにドギマギするところが楽しいです。 まだまだ謎も多く、今後の展開がすごく気になります。 早く続きが読みたいです！

楽しかった同棲生活の様子と、相手に気になる人ができてからの修羅場、別れの後の様子が書かれています。 別れを決めた後も、引っ越すまで同棲を続けていたそうですが、そのころの誕生日や最後の食事のエピソードなんかは涙なしには読めませんでした。 30代の男が10代の若い女の子に言い寄られたら、悪い気はしないし、心が揺れてしまう気持ちはわかるけど、作者のことを思いやる心があるなら、そこはちゃんとそれ以上相手が踏み込んでこないように、初期段階で拒絶してほしかった。 結局身勝手な男のせいで、34歳という年齢で一人取り残されてしまった作者の未来に幸あれと心から願わずにいられなくなる本でした。

最初は警察官がやくざへのおとり侵入捜査ということで興味深く読んでましたが、バイオレンスがどんどんすごくなってきて、そろそろついていけなくなりそう。 この巻も相変わらず、流血だらけです。 どのように決着をつけるのか興味はあるので、なんだかんだ言いながらも今後も読んでしまうのかな？

伝記を読むのは子供のころから好きでしたが、大人になってから伝記を読むのはこれが初めて。 やっぱり実在した人物の伝記は面白いです。 ビジネスの世界では稀に見る優秀な人物でも、人間性にはちょっと問題がありそうで、お近づきにはなりたくないタイプかな？

1巻では単なる年の差、探偵ごっこ漫画だと思っていたのですが、なんだか昼ドラのようなドロドロな展開に。 鈴子のかわいらしさに癒されつつ、続きが気になって仕方ない漫画のひとつです。