
オープン・セサミ
久保寺健彦
文春文庫
それぞれの味
20代から70代までの それぞれの人たちの一つの物語。 それぞれに味があり それぞれにふっとした優しさや経験がある…。 心をいやす一冊になると思います。
0投稿日: 2014.07.06
赤い糸の呻き
西澤保彦
東京創元社
軽快な推理で
全て、別々のキャラのたった主人公と相棒が 推理(?)を展開する短編集。 それぞれのキャラ設定はさすがだと思いますが、 推理が少し強引すぎる感が… 探偵役が一般人ならそれでもいいんでしょうが、警察関係者となるとね…。 推理というより当てものごっこみたいなことになってますが、 さらっと読めるし、軽快な感じで普通に読むのにはいいかも 作者の特徴は出てる作品
0投稿日: 2014.07.06
田村はまだか
朝倉かすみ
光文社文庫
いいたくなる
スナックで田村を待つ40歳の同級生たち… それぞれの人生を背負って田村を待つ人々。 自分の人生も振り返りたくなるような感覚をもって読み進めてしまう。 でも田村はまだか? そういいたくなる
0投稿日: 2014.07.06
笑う怪獣 ミステリ劇場
西澤保彦
新潮社
まずはナンセンス
3人組の主人公が行く先々で 怪獣やら宇宙人やらと遭遇して ミステリーの味付けをした感じ 怪獣や宇宙人が重要な役割なんやけど 必要あるかないかは微妙 かなりナンセンスで評価にしたら2つ星やけど 楽しく読めたかな
0投稿日: 2014.05.16
殺気!
雫井脩介
幻冬舎文庫
魅力的で軽く読めます
人の殺気を感じることのできる主人公… 子供の頃の事件を追って行きながら 真相に近づいていく… 軽いタッチで読めて それぞれの登場人物も魅力的 ただ、「クローズドノート」の登場人物たちと 少しダブってしまう感じもあるかな。 リックフレアーのさわりは好き
1投稿日: 2014.05.16
つばさものがたり
雫井脩介
角川文庫
妖精が見えるかな
余命をパティシエールとしてかけた主人公と それを支える家族、友人、 そして叶夢と妖精のレイ。 生きていくこと、支えられること、 何かに打ちこむこと、人を思う気持ち、 信じれば見えないものも見えてくる。 妖精って、ホントにいるって思えてくる。 読みながら、文字がにじんできました。 でも読んだ後は重くなく、かえってさっぱりした気分。 .
1投稿日: 2014.05.16
張り込み姫―君たちに明日はない3―
垣根涼介
新潮社
シリーズ3作目
リストラ請負人の主人公 このシリーズ3作目 3作目ともなると、各回でほとんどリストラ対象者が中心 主人公の真介や恋人の陽子とのエピソードや、各章での登場人物との絡みは少なくなってきているかな それぞれの話自体は楽しく読めたが、この物語のための人物を登場させているような感じ もう少しシビアな相手も読みたいかな
0投稿日: 2014.01.31
