数学とは決別する決意をずっと昔にしたのですが、 最近なぜか興味を持ち始めて、少しづつ学びなおしています。 微分・積分は特に苦手だったので、どの本にするか迷いましたが、 本書は、著者が分かり易く、あまりにも細部に込み入りすぎる事なく説明しているので、これにして良かったです。 参考書のお固い感じもあまりないので読みやすいです。

歯科経営についての本ですが、本書に書かれていることは歯科医師にかぎらず、 経営や接客対応に困ったり、行き詰まっている人に、 どうやってその事態を切り開いていくかのヒントを与えてくれます。 こうすればうまくいく、というような固定観念を一歩踏み出して、 少しでも改善しよう、変えようという積極的な意欲が出てきました。

読みながら「そうそう」と納得する部分もありましたが、 読み終えて考えてみると内容としてはあまり目新しいことが無く、 至極当たり前の事が書いてあります。 でも、やっぱり実践するのはなかなか難しいと思いました。

ドラッカーが自ら経験し、実践してきただけに言葉に重みがあります。 この本が世界中で読まれている意味がわかる気がします。 書かれている言葉や意味を自分のものにするには、 一度読んだだけでは到底できない内容なので、 じっくりと何度も読みむために、ずっと近くにおいておきたい本です。

面白いアイデアを発想するための方法論が書かれています。 思いついたアイデアを、６つのお約束に通すだけで、よりよく魅力的に変化します。 プレゼンがいまいち受けない人におすすめの一冊です。