
食糧人類Re: -Starving Re:velation-(1)
イナベカズ,蔵石ユウ,水谷健吾
コミックDAYS
ミノタウロスの皿
見たことあるなぁと思ったらこれでした 後はグロさで押すのかなぁ…と思ったら、もういいやってなりました
0投稿日: 2021.11.07
イザベラ・バードの日本紀行 合本版
イザベラ・バード,時岡敬子
講談社学術文庫
明治の日本を旅してみませんか
明治の日本を旅した英国人女性イザベラ・バードの旅行記です。 「江戸まで鉄道へ出かけるのであれば違和感があるでしょうが、東京へ行くのであれば、ぴったりするわけです。」 とあるように、彼女の感覚は、現代の日本人に理解しやすいものに思います。 観光地ではない(今は観光地となっている場所もありますが)当時の日本を、感じるままに書き留めています。 景色の美しさ、人の勤勉さ、誠実さが描かれ、時には「未開」「不潔」という言葉も現れますが、冷静な観点で綴ろうとしたことが分かります。 当時の日本を偲ぶ旅を、彼女と一緒に楽しむのはいかがでしょう。
0投稿日: 2017.05.14
NASAより宇宙に近い町工場 僕らのロケットが飛んだ
植松努
ディスカヴァー・トゥエンティワン
やるまえから諦めるなんてもったいない
夢を目指して邁進する北海道の小さなマチの工場の話。 物語ではなく実話である。 ついつい日頃、「いやこれは無理だろう」と諦めてしまいがちな夢も、「本当に無理なのか?」をきちんと考えていかなければいけない。 子ども達は夢を見なくなった、という言葉を聞くけれど、夢を本気で見られなくなったのは、本当は誰なんだろう。 自分たちが信じられないものは、子ども達だって信じられなくなってしまう。
0投稿日: 2017.05.14
造物主の掟
ジェイムズ・P・ホーガン,小隅黎
東京創元社
宇宙最高のペテン師
主人公のザンベンドルフ氏は自称心霊術師。 彼の人を食ったような態度や胡散臭さにとてもイライラさせられます。 そんな彼が、タイタンで発見された機械生命の文明で繰り広げる一大ペテン。 読者もいつの間にか彼と彼のチームを応援してしまう。 彼は最高のペテン師だ!
3投稿日: 2016.09.26
アイヌ神謡集
知里幸恵
ゴマブックス
銀のしずく降る降るまわりに
アイヌの神々が自ら語る形で伝えられた物語。 北海道の豊かな自然や、アイヌの人たちの道徳観が垣間見えます。 物語に託して、様々な智慧を伝えていったことがわかります。 薄曇りの中、小雨がきらきらと輝く日には、「銀のしずく降る降るまわりに」をつい思い出して、心が躍ります。
3投稿日: 2016.07.16
永遠の森 博物館惑星
菅 浩江
ハヤカワ文庫JA
こんな博物館があれば、行ってみたい。
未来の博物館の物語。 人間の知識や芸術、文化を納めるために、小惑星に造られた博物館。 そこで働く学芸員と、美術品を取り巻く騒動が描かれています。 名無しの人形に隠された悲しい過去、「絵」から聞こえる歌、海に溶けて消える人魚。 芸術と心をめぐる、とても穏やかで優しい物語です。 SFは苦手という方にもぜひ読んでほしい一冊です。
2投稿日: 2015.02.15
ばいばい、アース 全4冊合本版
冲方丁
角川文庫
たった一人、自分と同じ種族が自分しかいなかったら
鳥や魚が実り、剣は成長し枯れる。 そんな不思議な世界には、動物の姿をした人々が。 その中でも、毛皮も牙もない「のっぺらぼう」=人間?な主人公が、旅を通じて自分と同じ「種族」を探そうとします。 アクションシーンは爽快、迫力満点。 飢饉同盟<タルトタタン>のような呼び名も軽快で、あっという間に読み終えてしまいました。 SF・ファンタジーに抵抗がないならおすすめです
9投稿日: 2014.09.27
カナスピカ
秋田禎信
講談社文庫
落ちてきたのは人?人工衛星?
地球観測用の人工衛星「カナスピカ」と加奈の物語。 異星人の作った人工衛星、なんのために地球を監視していたんだろう? 物語中で明らかになる目的に、ちょっと驚きと拍子抜けしつつ、案外、そういうものかもしれないなぁと宇宙規模の視点で考えてしまったり。 市役所の宇宙人対策室、うちの街にもないかなぁ、なんて想ってしまいました。
2投稿日: 2014.09.26
タイニープリニウス
大石まさる
ヤングキングアワーズ
ドタバタでナンセンスっぽくて、でもSFで…おもしろい!
なんとなく…で購入してみた1冊でした。 地球が滅亡して人類最後の生き残りが知育玩具がモデルのロボに知能を移し、アンドロイドとオバケをお供にドタバタなコメディを繰り広げます。 人類最後の生き残りなのに悲壮感はゼロ。 スカッと気持ちよく楽しめます。
2投稿日: 2014.09.26
山賊ダイアリー(1)
岡本健太郎
イブニング
こういう生活も、いいかもしれない
狩猟生活が綴られたサバイバル漫画(?) 「食べる」って、本当はすごく大変なことなんだなぁ、と思わされます。 読んでいると、なんとなく逞しくなれそうな漫画です。
3投稿日: 2014.02.05
