連載当時からはまりまくり。いつ読み返しても没頭して読めます。 最高です！！

探偵御手洗清初登場の作品です。これだけで御手洗ファンになれます！トリックは某マンガでも使われたトリックで、私は極めて斬新でした！個人的には推理小説の金字塔の1冊です！

本当にアナログの器材で測量する難しさがよくわかりました。また測量だけではなく、主人公のいろいろな葛藤や、人間関係など、非常に面白かったです。

ドラマでも好評だったようですが、ドラマに対するコメントで、「（高射部隊が移動時に事故を起こすシーンで）自衛隊がそんな事故を起こすはずがない。」というコメントがあったようですが、いくら訓練していても人間は人間。時として事故を起こすこともあれば、当然恋愛だってするんです。というくらい、自衛隊もそうなんだ、と理解できる内容だと思います。内容も内容で、自衛官ですら身近ではないであろう広報室のお仕事のお話で、非常に面白く読めました。ドラマと違うのはベタ甘なのはあまりありませんが、これはこれで想像をかきたてられて、面白かったと思います。 また、松島の大震災の自衛官の純粋な心労が詳細に描かれていて、感動しました。 自衛隊は、賛成反対いろいろあるかと思いますが、どちらにせよ、理解するのにもいい本だと思います。

非常に面白い作品です。ミリタリー系が好きな方、恋愛物が好きな方、男女問わず、幅広い年代でも楽しめるのではないでしょうか？個人的には、「あー、男のこういうとこに女の子って惹かれるんだー。でも無理ー」なんて感じで感銘を受けたりもしました。読んではまるとシリーズ全巻一気に読み進めてしまいますので、ある意味注意が必要かもしれません。非常におすすめです！