絵はきれいで読みやすいです。この作家さんが特に好きな訳じゃなく、期間限定ポイント使わなきゃ、てなったときに手頃な値段で読みやすそうだったから。 短編三話収録。主人公はどれも女子高生でした。学生の恋愛ものです。どれもハッピーエンドなので読後感は悪くないです。

妖精国の騎士が大好きでした。すごく長いお話でしたが、よくぞ完結させたなと。これは正統派続編ということですが、確かにローラント、オギニアンなど妖精国の騎士の面々が年を経て登場していますし、ロビンというアルトディアスの双子に関わりのある人物（この人が主人公のスピンオフもあります）やローラントの大きくなった娘も出てきて妖精国の…の時系列をちゃんと踏まえた続編として楽しめそうです！ 男前になったシリル、なんか風の都の師弟の時より寡黙になった感じのロビン、成長したメリロットなど、これからどんな物語が繰り広げられていくのか…期待を込めて星五つです。