花魁漫画おすすめ20選！　華やかな世界に目を奪われる【無料試し読みあり】

＜作品紹介＞
大正13年、生活のために吉原に売られた光子。源氏名を春駒(はるこま)として、名前の通り春のように清く、駒のように強い花魁として生きることを誓う。しかし、現実は甘くなかった。周旋屋からは「酒のお酌でもしていればいい」と説明を受けていたが、初見世で、花魁は見ず知らずの男性と床を共にする仕事だと知る。体を穢されてしまった春駒は自殺を考えるが、借金まみれの母と妹を残すことへの心残り、何より自分を貶めた人たちへの復讐心から、花魁・春駒として再び生き抜く覚悟を決めた。だが、いざ客の前に出ると表情が曇り、打ち解けて甘えることができない。いつまで経っても馴染み客がつかず、借金だけが増えていく。果たして彼女の人生はどうなってしまうのか…。

父を亡くし、母と妹の生活を支えるために花魁になった春駒の心の機微を丁寧に描いた本作は、望月帝(もちづきみかど)の作品。脱サラして漫画家としてデビューした異色の経歴で、素直な表現からにじみ出る心情描写に定評があります。春駒の花魁としての成長と、楼主や周旋屋などの憎き人々への復讐の顛末をぜひご覧ください。

＜作品紹介＞
花魁の雑用をこなしつつ遊女としての見習いを務める禿(かむろ)と呼ばれる少女たちがいた。彼女たちが花魁のことを「オイラん姐さん(わたしのお姉さん)」と呼んだところから、「おいらん」という言葉が生まれたとか。
禿として働く「なみじ」の「オイラん姐さん」は地獄太夫とも呼ばれるちょっと怖い橋立花魁。馴染みの客にもきつく当たるが、表裏のないすっきりとした性格から慕う人も少なくない。しかし、何事も遠慮なくすっぱりと言う気質が裏目に出て、豪商・紀伊国屋文左衛門の恨みを買ってしまう。文左衛門は橋立花魁を揚げよう(買おう)と何度も戦いを仕掛けるが…。

気風がよく、男も女もとりこにしてしまう橋立花魁を中心とした妓楼(ぎろう)のストーリー。作者の鈴木あつむは、弁護士や検察官、植物学者などの専門職を詳しく描くお仕事漫画の名手。「おいらん姐さん」も、花魁を職業としての視点から詳細に描かれています。花魁たちのプロフェッショナルな心意気に触れたい方におすすめの作品です。

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遊廓・花魁コミック / 歴史系漫画（江戸時代）

＜作品紹介＞
施設から引き取ってくれた両親に「ここで働くように」と、とある場所に連れてこられた清川明日風(きよかわ あすか)。今まで育ててくれた恩義を感じて逆らわずに来たものの、どうやら様子がおかしいことに気づく。鏡張りの部屋に生まれたままの姿で立つと、楼主(ろうしゅ)たちの競りが始まり、明日風は10億もの値をつけられた。
自分が商品となったことに驚く明日風。右も左も分からないまま花魁を目指す特訓が始まる。そして、避けては通れない水揚げの日、明日風の初めての相手として決まったのは糀谷(こうじや)。いつも優しい言葉をかけてくれた紳士と一緒になれる幸運に喜ぶ明日風だが、いざ床につくと、糀谷の黒い本性が明らかになる。裏切られ怒る明日風と糀谷の目論見の顛末は…？

想像をかき立てる印象的なタイトルの「十億のアレ」。明日風が十億の価値のある花魁になれるのかというメインストーリーはもちろんのこと、彼女を取り巻く仲間たちや育ての親、糀谷などのサブキャラクターについても個性豊かに描かれています。作者・宇月あいは、「※注 人間削除」など、ありえない設定に現実味を持たせる作風が特徴的な漫画家です。ぜひ「十億のアレ」を通して、現代の世に生まれた花魁の生き様をご覧ください。

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花魁（TLコミック）

＜作品紹介＞
家族を殺され、実家を取り潰された朱音(あかね)。生きていくため、そして、家族を殺した犯人を捜すために、女郎・茜(あかね)となって吉原で働くことを決意する。武家の娘という物珍しさから、すぐに茜目当ての客たちが訪れるようになるが、女郎仲間からの嫉妬や嫌がらせを受けてしまう。しかし、女郎たちの哀しさを目の当たりにした茜は、どんなつらい仕打ちを受けても彼女たちを思いやり、温かく接していく。
初めは武家嫌いであった大店の跡取り息子・惣右助(そうすけ)も、そんな茜の心の美しさに惹かれていく一人。実家の元使用人である利一や元婚約者の誠二郎、彼女を愛する数多くの男たちの中で惣右助はどう茜の心をつかむのか？そして、二人の恋の顛末は…？

イケメンたちがたくさん登場する「青楼オペラ」。明るく爽やかな画風で、花魁漫画を今までに読んだことがない方にもおすすめです。作者の桜小路かのこは「鈴ちゃんの猫」や「ゆるされていない私たち」、「BLACK BIRD」などの人気作が多数あります。イケメンハーレムのシチュエーションが好きな方は、ぜひご覧ください。

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遊廓・花魁コミック / 女性漫画歴史もの / 恋愛（女性コミック）

＜作品紹介＞
女郎であった母親から虐待を受けて育った朝霧。幼い顔立ちと熱を帯びると体中に赤い斑点が浮かぶことから、「肌に花が咲く女郎」として人気を集めるようになる。縁日で出会った染め物職人の半次郎と恋仲になるが、彼は朝霧の初見世からの客である吉田屋を殺して指名手配となり逃亡。
半次郎と音信不通になってしまった朝露だったが、しばらくすると身請け話が持ち上がる。彼への思いを断ち切り承諾するが、なんと、二人は再会。二人きりの濃厚な一夜を過ごすが、その朝、半次郎は朝霧の目の前で捕まり、朝霧も女将に監禁されてしまう。この恋のゆくえは果たして…。

宮木あや子の小説に斉木久美子の作画でコミカライズ。2014年には安達祐実さん主演で映画化されました。「花宵道中」には幸せな男女は一人も出てきません。主人公である朝霧は、人には話したくないつらい過去を背負い、目を背けたくなる現状と向き合いながら生きています。恋仲になる半次郎も、朝霧との出会いがきっかけで殺人を犯して、人生が激変します。誰もがつらい現実を抱えたままで優しさを失わずに生きる姿に、人間としての美しさとは何かを考えさせられる作品です。

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遊廓・花魁コミック / 10巻以内完結名作女性コミック

＜作品紹介＞
華やかな美貌はあるものの、気の強さと口の悪さが玉にきずのきよ葉。父母はすでに他界し、吉原の妓楼・玉菊屋に売られた。玉菊屋では花魁の粧ひ(しょうひ)の見習いをすることになるが、自分以上に性格の悪い粧ひをきよ葉は嫌い、彼女のようになりたくないと何度も脱走を図る。
嫌で仕方がなかった女郎の仕事だが、粧ひが身請けされて吉原を去るときに金蒔絵(きんまきえ)の長ぐしをもらってしまい、「恩ができてしまった」と妓楼で生きていくことを決意する。吉原で初めての友となるお染との出会いと死、惣次郎との恋と別れを経験し、きよ葉は花魁として成長し続ける。

「ハッピー・マニア」や「シュガシュガルーン」、「働きマン」などの人気作を数多く生み出している安野モヨコ(あんのもよこ)の作品。高校在学中にデビューし、現在まで多数の漫画やエッセイを執筆しています。「さくらん」は、2007年に土屋アンナさん主演で映画化され、監督・蜷川実花ならではの極彩色の映像美とともに話題を集めました。気の強いきよ葉の竹を割ったような性格は、現代を生きる私たちも共感できるのではないでしょうか。  

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1巻完結名作コミック / 遊廓・花魁コミック

＜作品紹介＞
舞台は男子禁制の吉原。ここに男性として生まれると、死か花魁として生きるかの2つしか選択肢はない。花魁として生きる桜木(さくらぎ)は、いつまでも奴隷のような立場から脱出できない現状へのいらだちから、夕霧(ゆうぎり)に反乱を持ち掛けるが、冷静沈着な夕霧は「敵う相手じゃない」と桜木の決起に反対する。しかし、本心では桜木の反乱を応援したい夕霧。そんな中、楼主である伊達綱宗が登楼して…。
「花魁地獄」は、「九条学園生徒会は交わる」や「最強職《竜騎士》から初級職《運び屋》になったのに、なぜか勇者達から頼られてます@comic」などの作品を持つ幸路(ゆきじ)の漫画。花魁が男性という設定や時代を超越した衣装やシステムなど、幸路ならではのファンタジーな世界観が魅力です。個性豊かな花魁たちが織り成すストーリーをぜひお楽しみください。

＜作品紹介＞
青森の寒村に育った松恵(まつえ)、梅、武子、道子の四人の少女たち。生活苦から北海道室蘭にある幕西遊郭・富士楼に売られることに。松恵と梅は「器量がよい」と女将に気に入られ、すでに16歳だった松恵は、富士楼に着いたその日にすぐに客を取らされることになった。
しかし、松恵は初めて客を取った晩に、首をくくって死んでしまう。梅は松恵の分の借金と葬式代を返済するために励み、多くのひいき客を持つ人気女郎へと成長。また、美しく高貴な雰囲気の武子は幕西一の芸妓を目指して、芸事に邁進する。一方、器量が劣る道子は、下働きを命じられてしまう。
「女に生まれたからには女の喜びを知りたい」
と願う道子は、自ら望んで格下の店にいき、最下級の女郎として働くことを決意するが…。

「父親のケガ」や「売り物として育てられた」など、それぞれの事情を抱えて幕西遊郭に売られた四人の少女たちのストーリー。すべてのエピソードが悲哀に包まれ、身を売るしか選択肢がなかった女性たちの苦しさが伝わってくる作品です。作者の曽根富美子は、本作の舞台である室蘭市生まれの漫画家で、油絵作家としても知られています。「愛をこうひと」や「この星のぬくもり 自閉症児のみつめる世界」など、厳しい現状に生きる人々を丁寧に描いた作品が多く、社会に問題を提起し続けています。漫画でありながらも文学作品を思わせる本作は、あなたの価値観を変えてしまうかもしれません。

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北海道が舞台の漫画 / 遊廓・花魁コミック / 5巻以内完結名作女性コミック

＜作品紹介＞
男が生まれない閉ざされた島にある菊屋では、神楽(かぐら)や高尾(たかお)などの優しく美しい男たちが花魁として働いている。菊屋の常連・さくらは高尾のことが本気で好きになり、ただ声を聴いて一緒の時間を過ごしたいために何度も通い詰める。
しかし、菊屋を管理するいろはは、さくらが高尾の仕事の邪魔をしていると指摘し、今日は引き取るようにと告げる。諦めのつかないさくらは玄関で高尾を待ち、彼に真剣な思いを伝え、身も心もささげたいと告白するが…。

「逆転吉原【完全版】」は、人気の乙女ゲームアプリをコミカライズした作品。現代でもなく江戸時代でもない不思議な世界に建つ菊屋の男たち一人ずつにスポットを当て、女性を巡るストーリーを展開します。なお、黒岬光や猫宮なお、浜田リコ、市丸慧などの複数の作家が執筆しているため、様々な画風や作風を楽しめるのも本作の魅力です。

＜関連テーマ＞
花魁（TLコミック） / 和服（TLコミック）

＜作品紹介＞
吉原で花魁として働く仙夏(せんか)。毎日大勢の客を取りながらも、おごることなく生きていた。ところがある日、水揚げを嫌がる寿乃(ひさの)に泣きつかれて障子越しに倒れてしまい、妓楼で働く若い衆の平吉と三人で平成の世にタイムスリップしてしまう。
江戸の装束と言葉遣いそのままで、コンビニで働き始める仙夏。メイドカフェで働く寿乃と一緒に平成の時代を楽しみ始める。寿乃は順応性が高く、日に日に時代に溶け込むが、吉原勤めが長い仙夏はなかなか花魁としての習性が取れない。花魁として培ってきた世渡りテクニックは現代にも通じるのか…？

他の花魁漫画とは一線を画す、お気楽なストーリー展開が魅力の本作。仙夏と寿乃、そして時折絡む平吉とのやりとりに、思わず笑ってしまうことでしょう。作者のキリエは、ドラマ化された「4分間のマリーゴールド」や前日譚の「 HERO ～４分間のマリーゴールドbefore～」なども描いた注目の漫画家です。ちょっとしたことでくよくよと悩んでしまう方は、ぜひスーパーポジティブな仙夏の日常に触れてください。

＜関連テーマ＞
遊廓・花魁コミック / 女性漫画歴史もの / タイムトラベル漫画（歴史系） / ギャグ漫画（女性コミック）

＜作品紹介＞
於蝶(おちょう)は花魁。しかし、真の姿は道を外した忍びを狩る忍び。美しい容姿と駆け引きのテクニックでターゲットを骨抜きにし、無防備な姿にしてから一気にとどめを刺している。ある日、於蝶が忍びの手ほどきをしたことがある丈太(じょうた)が店にやってきた。於蝶への贈り物だと、くしを渡すが、何やら血の匂いがして…。

緻密かつ情緒あるタッチで描かれる本作は、悲惨なシーンでも美しく魅せてくれます。幕府が公認した忍び以外は忍びとして生きていくことができなくなった江戸初期を舞台に、於蝶 はどう生きていくのか、ぜひその目で見届けてください。


＜関連テーマ＞
遊廓・花魁コミック / 歴史系漫画（江戸時代） / 忍者・くノ一漫画

＜作品紹介＞
大店の娘として裕福に育った椿は、七歳の時、火事で家を失い一文無しに。初恋の男の子に「文無しになったお前なんかノシ付けてポイだ」と捨てられ、さらには、首の回らなくなった両親に吉原へ売りとばされてしまう。八年の月日が流れ、花魁の頂点を目指して頑張る椿。しかし、いつも花魁の鷹尾(たかお)は椿につらく当たる。なぜ鷹尾は冷たい仕打ちを続けるのか…？

持ち前の華やかさと芸事の才能、そして負けん気が強い椿は、明るくポジティブな女の子。仲間たちとも仲良く楽しく過ごしていますが、鷹尾だけが目の敵にします。実は鷹尾には秘密があり、ある事情から椿に冷たく当たっています。ぜひご自身の目で二人の顛末をご覧ください。


＜関連テーマ＞
遊廓・花魁コミック

＜作品紹介＞
誰もが見惚れる太夫の朱音(あかね)。一度で良いから相手をしてほしいと願う男たちに囲まれている。しかし、朱音が気になるのはただ一人。大名の岡部の若党としてお座敷にやってくる忠晃(ただあき)だ。だが忠晃はどんなに朱音が気になる素振りを見せても、素っ気なく返すだけ。百戦錬磨の朱音も忠晃を落とすことができないのだ…。

恋のテクニックはすべて持っているはずの朱音でも落とせない忠晃。忠晃の前ではただの恋する乙女になってしまう朱音。二人のもどかしい恋模様を体験してみてはいかがでしょうか。 この作品は、今回紹介した「宿世の糸」をはじめとする3つの話からなる短編集。１冊でさまざまな花魁の恋物語を楽しむことができます。


＜関連テーマ＞
遊廓・花魁コミック

＜作品紹介＞
総之助が殺された。総之助を殺した男たちは、彼の子どもを身ごもっていた佐知まで追いかけてくる。間一髪のところで佐知を助けてくれたのは吉原の妓楼で働く花魁だった。その日から佐知は花魁の助けを借りて生きていくことになるが…。

恋しい男と睦まじく暮らしていたはずが、いきなり妓楼で働くことになった佐知。佐知をかくまってくれた不思議な魅力を持つ花魁との生活が始まります。遊女を取り巻く人情ストーリーだけでなく、ミステリーやファンタジーとしても楽しめる本作を、ぜひ堪能してください。


＜関連テーマ＞
青年コミック分冊版 / 遊廓・花魁コミック

＜作品紹介＞
長崎・丸山の几帳(きちょう)は、容貌・床・手どれをとっても並ぶものがいないと言われる評判の太夫。酔うと質が悪くなる客で、女郎たちに不人気の長崎一の貿易商・木下の相手も快く引き受ける度量の広い女性だ。仲間の女郎たちは、客は太夫が選ぶものという心意気を几帳がなくしていると不満を持つが、実は几帳には誰にも話せない事情があり…？

プライドと真心、虚飾と純情。そんな相反する思いを抱えて働き続けなくてはいけない太夫・几帳の心情を細やかに描いたロマンティックな漫画。一巻で読み切れるので、短編小説を読むような感覚で楽しんでみてはいかがでしょうか。


＜関連テーマ＞
遊廓・花魁コミック / 歴史系漫画（江戸時代）

＜作品紹介＞
唯一の身寄りが亡くなり、引き取られた先で吉原に売り飛ばされた「りん」 。戸籍もなく、箸も使えず、読み書きもできない彼女は、「お猿さんみたい」と揶揄されてきた。そんなりんと同時期に吉原にやってきた妙は、士族の出身で何十年に一人と言われる上玉。正反対な二人が出会い、ともに年季が明けるその日を目指すが…。

りんを中心に、過酷な運命に立ち向かう女性たちの姿を描いた「大門パラダイス」。困難を乗り越えながら、女郎として、そして人間として成長していく彼女の姿は、心を汚されずに生きることの大切さと尊さを教えてくれます。
本作には時代背景が同じ「雪月花」も収録。この1冊で大正時代の女性の逞しさに触れてみてください。


＜関連テーマ＞
大正浪漫コミック

＜作品紹介＞
八千代は、身体を縛り上げられ、蜃気楼の楼主・芭蕉(ばしょう)に質問を受けている。なぜ花魁・玉菊を殺めたのかという芭蕉の問いに、何もかも持っている玉菊がうらやましくて殺した、玉菊になって人生をやり直したいと率直に答える八千代。芭蕉が「お前のその夢叶えてやる」というと、本当に八千代は死んだはずの玉菊になっていた…。

どんな願いも叶えてくれる不思議な楼主・芭蕉と、不幸な身の上や生き方しかできない遊女たちが織り成す「花街鬼」。芭蕉の優しさと幽玄さに思わず幻惑されてしまうことでしょう。夢の世界を楽しみたいとき、本作に浸ってみてはいかがでしょうか。


＜関連テーマ＞
遊廓・花魁コミック

＜作品紹介＞
東北から売られてやってきた八雲凛(やくも りん)。美貌も愛嬌もないが、自分で自分の人生を切り開いていくという逞しさは持っている。引き取られるはずの楼主にはむかってしまい、破談になった凛。偶然その様子を見ていた杏仁楼の姐さんに気に入られ、引き取られることになる。まっすぐな性格の凛は、果たして吉原でうまくやっていけるのか？

田舎から売られて吉原にやってきた凛は、吉原がどのようなところかということすら知りません。吉原での生活になじむことができるのか、スピード感のある展開に引き込まれていきます。思い通りにならない人生に疲れたとき、凛の生き様に触れてみてはいかがでしょうか。


＜関連テーマ＞
遊廓・花魁コミック

＜作品紹介＞
家が決めた許嫁・滋に初恋をした櫻子。自他共に認める幸せな人生を歩んできたはずが、火事で家が燃えてから一瞬で不幸のどん底に落とされてしまう。吉原の廓に売られて櫻城(さくらぎ)として生きていくことになった櫻子。せめて一度だけでも滋に会いたいと強く願うが…？

幸せいっぱいのお嬢様から遊女へと急転落する櫻子の恋模様を描いた「今宵、桜は蜜の色～吉原恋歌～【マイクロ】」。イケメンたちがたくさん登場するのも特徴です。美しい男たちに翻弄されるシチュエーションを、本作を通して味わってみてはいかがでしょうか。


＜関連テーマ＞
遊廓・花魁コミック / 女性コミック分冊版

＜作品紹介＞
吉原一の花魁と謳われる薄雲(うすぐも)には、心に誓った夢がある。夢が現実になるまでは、誰にも肌を許さずに男たちの相手をしていくつもりだ。ある日、妖艶な美しさが評判の旅役者・菊之助と薄雲は、女振りを競うことになる。菊之助の怪しい美しさに思わずときめいてしまう薄雲。勝負の行方は…？

気風の良い少女花魁・薄雲が、母の無念を晴らすために活躍する「お江戸はねむれない！―菊組天下御免―」。謎めいた菊之助ともかかわりながら、世の中の矛盾にぶつかっていきます。お転婆だけど、それだけではない薄雲の魅力と活躍をぜひ楽しんでください。


＜関連テーマ＞
遊廓・花魁コミック