THE ORIGIN II 漢のザク祭りⅡ

THE ORIGIN II 漢のザク祭りⅡ

2017.05.12 - ランキング・話題作

※本特集は2015.10.29時点のものとなります。

【Reader Store × PlayStation Video合同企画】

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II』映画上映を記念して、両ストアのガンダム好きスタッフによる座談会を緊急開催!
思い入れがありすぎるスタッフ達が、映画の魅力を原作コミックとともに熱く語ります!!

登場人物
・PSV-01R:PS Videoアニメ担当。「漢のザク祭」主宰。好きなMSは「グフ」。以下、PSV
・RS-01:Reader Storeのガンダムフリーク。試写会の案内で感涙。好きなMSは「ザク」 。以下、RS1
・RS-02:紅一点のReader Store担当。我々の暴走を止める役。好きなMSは「アッガイ」。以下、RS2

PSV:・・・行かないでっ、、、兄さんっっ!!!

というわけで、「PlayStation Video」にて、10月31日(土)に2週間限定の劇場イベント上映と同日に先行配信される『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II』 !
その配信を記念しまして、ソニーグループの電子書籍配信サービス「Reader Store」と、ORIGINシリーズ原作コミックとアニメ情報を連携し、本作の各場面について、ガンダム大好きな担当者同士が相互でORIGINの魅力を語る、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I』で公開した【漢のザク祭】 の続編企画でございます。・・・まぁ、ザクではないですけど(笑)。

RS1:実は今日PS Video担当さんとは初対面なのですが、もうすっかり意気投合。
ガンダムってコミュニケーションツールとしても最良ですね。

RS2:すみません、私、女性ですけどこの祭に参加していいんですか?(笑)

PSV:まったく問題ございません。単に「漢」と言いたいだけですから!
そして今回の企画で、Reader Storeでは原作コミックがお得な価格で配信されているんですよね。

RS2:「機動戦士ガンダムTHE ORIGINⅡ」上映記念で、原作コミックがなんと半額でお楽しみいただけます!
10月30日(金)~11月5日(木)までの期間限定なので、ぜひ原作コミック片手に映画をお楽しみいただければと・・・。

PSV:そして、アニメは「PlayStation Video」で楽しむという形で、アニメ場面写を観ながらいろいろと語っていければと思います。宜しくお願いします!

RS1:実際にどうでした、本編アニメ(※試写会へ参加)を観た感想としては。

PSV:・・・アルテイシアが哀しい。

RS2:哀しい。以上。みたいな(笑)
とある出来事を経てのキャスバルの変貌っぷりには注目してほしいですね。「復讐の鬼」になるまでの過程を。

RS1:ボクはやっぱりモビルワーカー戦ですね。どうやってザクが作られたかという開発秘話的な。ここが一番の見どころかもしれない。本当にザク大好きですから(笑)

PSV:皆それぞれ思いがあるようですが、ここではそういったアニメの場面写を観つつ、「Reader Store」で販売している原作コミックの話なども踏まえて、進行していきたいと思います。


PSV:さて『ORIGIN II』のはじまりの舞台は、地球です。スペインのグラナダ地方、そしてその地でキャスバルとアルテイシア2人は生活を始めますが、このお屋敷。

PSV:アンダルシア州に実際にある「アルハンブラ宮殿」がモデルになっているのではないかと思います。

RS2:わ、ホントだ。すごいそっくり(グーグル画像検索中)。確かに似てますね。

PSV:私、「世界遺産検定」持ってますので、すぐにわかりました!(笑)。

RS1:街の場面での山々とか、これはリアルに書き込まれていますね…。原作コミックとアニメもほぼ相違なく。そう考えると、本作『ORIGINシリーズ』は本当に描写が緻密で驚きます。史実に忠実でこういった点も注目ですね。

PSV:しかし、こんな安息の地でもこの二人は狙われてしまうのです…。続いてはこちら。

PSV:このお相手は中の人が誰だかわからないのですが、「ザビ家の刺客」という位置付けです。

RS1:こういったアクションも原作コミックだとコマ割になっている「点」ですが、アニメになると重さや質感、音楽など五感を刺激しつつ、全く別の表現で「線」になりますもんね。正直ここも手に汗握る展開でした!

RS2:階段で隠れるシーンも原作コミックには無い表現が入ってるところ、演出勝ちだなぁ~と。やっぱり原作コミック読んでから観ると違いますよね~(笑)

PSV:そして、その後にキャスバルとアルテイシアの人間ドラマは進んでいくのですが……この『ORIGIN II』の見どころの1つでもある、ジオン公国軍の新兵器「モビルワーカー戦」にいってみようかと思います。

RS1:待ってました!!これがジオンの・・・ザクか!!!と言われるまでですね!

PSV:まず原作コミックにない描写がすごくあるんです!特にこのモノアイのシーン。なんなんですかね、これだけでもう「ザク」と判ってしまうブランディング。

RS1:アニメーションならではの表現がここですよ。あれには鳥肌たちましたね(笑) アニメで観るに限ります!

RS2:あとモビルワーカーの「大地を踏みしめる感」がすごかった。「重さ」ですね。

PSV:最近のガンダムって、ちょっと軽さがあるじゃないですか。飛べるし。
それが一切感じないあの重さがリアルでした。

RS1:今の技術でリアルに作ったらきっとアレができあがりますよ、有線で(笑)。

RS2:武器なんて無いですからね。格闘ゲームかってぐらいの殴り合いです。

PSV:しかも「プレイステーション」ではなくファミコン時代の。

RS2:SCEの人が、ファミコン言ったらダメでしょう(笑)

RS1:あとはこの場面が好きです、完全にヒーローパターンじゃないですか!もうジオン公国の新兵器プレゼンとしては大成功です。

PSV:この表現に一番似合うパイロットは、やっぱりオルテガだったのかなと(笑)。
その他にも見せ場がたくさんありますので、原作コミックの戦闘シーンにも注目ですよ。

PSV:そしてお話はさらに進んでいくのですが……やっぱり我々、モビルスーツ大好きじゃないですか!?(笑)

RS1:この間、アストライアとハモンさんの話などとても重要です。ここはじっくりと原作コミックとアニメを楽しんでいただければと思いますので……

PSV・RS1:「モビルワーカー」第二戦にいきます!(笑)

RS2:これはもう止めなくていいと思うわ……

RS1:出だしからヤバかったですね。ランバ・ラル、乗っちゃってますね。

PSV:しかしながら、ランバ・ラルにもいろいろな思いがあったのかと。それが闘いの中で見え隠れしつつも、やはり武人です。マジです。

RS2:あと「色」ですね。原作コミックには無い色情報はとても重要でした。元々作業用なんで、茶色っぽい感じとか、黄色×黒の重機みたいなイメージではありましたね。

RS1:ランバ・ラルはやっぱり「青」で、ちょっと安心しました。脚が見えたときに「うおおおおキターーー!」ってなりました(笑)。

PSV:でもこれってどっちが最初なんでしょ。リアルではアニメが既に青だったからモビルワーカーも青なのか。物語の中だと、このモビルワーカーが青だったから、グフも青になったのか…

RS1:しかも自分でカラーリングしたのか、たまたま青しかなくて乗ったのか。で、青に乗って勝ったから、ジンクス的にオレ、青 みたいな。

RS2:これ、もし赤だったら大変なことこになってましたよ。

PSV:「ラル大尉、わたしと色がかぶっている。」

一同:爆笑

RS1:『ORIGIN I』で乗ってたジープも青だったので、元々「青が好きだった」説で(笑)。

PSV:原作コミックはモノクロですが、一回こうやってアニメを見てしまうともう青ですよね。アニメを観たあとでも原作コミックをカラーで楽しめてしまう、この奥深さ……。

RS2:なかなか色一色でここまで話膨らみませんよ、普通の作品じゃ(笑)

RS1:相手はマッシュでしたが、まぁこの二人じゃ危険しかないです。

PSV:コクピットは潰れるわ、頭は吹っ飛ばすわ、手加減一切無し!さすがは後のエースパイロットたちです。

RS1:そして勝つのはランバ・ラルですが、もうこの場面、しびれますね

PSV:ここでランバ・ラルの強さやザビ家への恨みなどを表現していると言っても過言ではないでしょう。


RS1:観てて思ったのは、やっぱり作り手の力が相当入ったシーンでもあるのかと。

PSV:アニメに必要な動きだけじゃなく、なにか違う思いが込められた制作側の本気の「作りたかったんだな!」という思いがしますよね(笑)。

RS1:兵装なんてものはないですが「実際に動いたらこうだろう!」というところはスゴいですよ。

PSV:さて、話が盛り上がりすぎてますが、エドワウ(キャスバル)とシャアの出会いのところいきましょうか。

RS2:本作における、最も重要な出来事ですね。

RS1:しっかし、よく似てますよね・・・違いは、目の色のみ。『ORIGIN I』の“青い瞳のキャスバル”のサブタイトルも生きてきます。

PSV:このハイタッチの場面、原作コミックにいるアルテイシアがアニメにはいませんね。

RS2:原作コミックと違う点のひとつかなと思いますが、ここに至るまでの流れがちょっとアニメでは違うように感じました。楽しげな表現と、不安に満ちた表現と、こちらはそれぞれを観ていただきたいとは思いますね。

RS1:キャルバルとシャアという2人が、今後どのような経緯で「シャア・アズナブル」になるかはお楽しみに……。

PSV:そして、キャスバルは、とある決意と復讐を胸に秘め……

RS2:いや、あれは秘めてないと思いますよ、ダダ漏れ感すごいです(笑)

RS1:一周まわって「シャア・アズナブル」になるんでしょうね。クールでニヒルな僕らのシャアに!(笑)

PSV:そして本作のハイライト「行かないで、兄さん!!」です。

RS1:クライマックス的な場面ですね。この「行かないで」のところに哀しみしかないです。

RS2:とにかくアルテイシアがピュアなんです!10歳の女の子に起きる出来事としては、これは重すぎますよ・・・。

一同:・・・・哀しみしかない。

PSV:藩めぐみさん(アルテイシア役の声優)の哀しい演技にも注目してほしいところです。

RS1:そういえば、エドワウ役は池田秀一さん(歴代作品のシャア役の声優)でしたが『ORIGIN I』のプレミア上映会で「IIでは若き頃のシャア(エドワウ)を演じることになりまして」とおっしゃってました。

PSV:原作コミックを観ていただきたいのですが、このシリーズ自体がセイラさん主体の物語でもあるため、実際に『ORIGIN II』で話を引っ張っていく(よく話す)のは、セイラさんの幼少期であるアルテイシアです。

RS1:もっと池田さんのエドワウを聴きたかったなぁ…

RS2:元々シャアは口数少ないので仕方ないです。口を開けば名言しか出てこないですし(笑)。

PSV:そしてこの表情です

RS1:完全に何かを決意した人ですね。しかももうアルテイシアの知っているキャスバル兄さんではないですね。

RS2:原作コミックを見てて思ったのですが、この時にキャスバルはアルテイシアをどう思っていたのですかね?

PSV:『ORIGIN I』から続く流れで仲の良さは立証済みですが、「僕は行くよ」みたいに結構あっさりいきましたよね……。

RS2:あと原作コミックの方が、やや哀しげな、アルテイシアを想う表情に見えるんですよ。

RS1:アニメはもう何かを企ててますね……あと去り際の表現も、さすがアニメだなと思わせます。

PSV:さて、このような形でお送りしてきました本企画ですが、原作コミックの良さ、アニメの良さ、それぞれがあると思います。

RS2:原作コミックで足りない部分の補完とかは、後発のアニメはさすがだなと思いますし。あと「色」(笑)。

PSV:原作コミックあってこそのアニメですから、それを理解するにはオリジナルを見るのは当然です!

RS1:その忠実な再現は、原作の完成度の高さでもあると思いますし。さすがガンダムとしか言えない。安彦総監督(本作の原作者、ならびにTVアニメ「機動戦士ガンダム」キャラクターデザインおよび作画監督)の、長年かけた拘りの集大成でしょう。

RS1・RS2:
ORIGIN II』は、原作コミック第10巻が基本となっておりますし、シリーズ全巻を通して楽しんでいただきたいです。今ならキャンペーン中となっているReader Storeにて是非お買い求めください!

PSV:そしてアニメは、PlayStation Videoにてご視聴いただければと思いますので、宜しくお願い致します!!


■番外編
RS2:そういえば、後にホワイトベースに搭乗するクルーが登場しましたよね。

PSV:幼きころのアムロと、女子高生ミライさん。

RS1:そしてマスコットのハロも既に登場します。

RS1:が、原作コミックのココ見てください(原作10巻:113~116ページを観ながら ※電子版:115~118ページ)。
たぶん『ORIGIN II』で一番驚く事実かもしれません。

一同:………既成品だったのか(驚愕

RS1:“Your Friend”とか書いてありますよ。

PSV:ってことは、ソニー的にはアイボみたいなもの? 

RS2:あれってアムロがオリジナルで作ったと思ってましたよ…。機械オタクで、且つニュータイプ、そんな彼なら作れて当然かと…

PSV:TVアニメシリーズではアムロがハロを調整している場面などもありましたが、自分で修理したらもうバンダイのサポート対象外じゃないですか!!

RS1:まさに名キャッチ「ガンダムは、バンダイのプラモデル」…ってプラモではない(笑)

RS2:部品取りで数体のハロが犠牲になっているんですね……というか今は何代目なのかと。

PSV:ショックです。もうテム・レイのファンやめます。

一同:笑

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