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ゴスペラーズ安岡 優さんが春に読みたい3冊を紹介!

オフィシャル・ツアーパンフレット『THE GOSPELLERS Official Tour Pamphlet Archives【デジタル版】』が大ヒットし、Reader Storeのベストセラーランキング、ビジネス実用部門で堂々の1位を獲得。多くのファンに愛されている5人組男性ボーカルグループ、ゴスペラーズの 安岡 優さんがこの春に読みたい本を紹介してくれました。

本好きな安岡 優さんがこの春におすすめしたい3冊はこちら!

【安岡さんコメント】

食べることは、生きることに等しい。祝祭とも呼べるその瞬間は、幸運なことにほぼ毎日訪れる。大切なその時間のために「手をかける」ことが、能動的に生きる第一歩かもしれない。世の中が便利になる前から「美味しい」を積み重ねてきた文化を学び直すには、草木が芽吹く春より相応しいときはないだろう。母親が当たり前に知っていたことを、僕はほとんど知らないから。

【安岡さんコメント】

学生時代という限られた時間だからこそ、春には出会いと別れが溢れている。もちろん大人になってからもそれは繰り返すのだが、あの初めての喜びや痛みを「青春」と呼ぶのだろう。メタファーとして作中に登場する数々の食材が、作者から若者へのエールに思えて愛おしい。自分の物語に、自分の代わりなどない。だから沢山食べて大きくなあれ、若者よ。

【安岡さんコメント】

新しい社会のシステムに直面すると、大人でも「なんで?どうして?」と質問したくなる。この本は音楽業界という小さな社会が、テクノロジーによってどんな変遷をたどったかの貴重な資料。言い換えれば、発明されたテクノロジーに人類のモラルが追いつくまでの歴史とも言える。知ることで春を迎える、人はそれを進化と呼ぶのかもしれない。

【PROFILE】安岡 優(やすおか・ゆたか)

1974年8月5日生まれ。福岡県出身。5人組男性ヴォーカルグループ「ゴスペラーズ」のメンバー。1994年12月21日、キューンミュージックよりシングル「Promise」でメジャーデビュー。以降、「永遠(とわ)に」「ひとり」「星屑の街」「ミモザ」「言葉にすれば」など多数のヒット曲を送り出す。また、他アーティストへの楽曲提供、プロデュースをはじめ、ソロ活動など多才な活動を展開。日本のヴォーカル・グループのパイオニアとして不動の地位を確立している。そしてメジャーデビュー30周年のアニバーサリーイヤーとして、2024年12月20〜21日(日本武道館)、2025年1月13日(大阪城ホール)に「ゴスペラーズ 30周年記念祭」を開催。さらに、4月6日の千葉県・市原市市民会館 大ホールを皮切りに9月27日の沖縄コンベンションセンター 劇場棟まで、全国51公演を走り抜ける「ゴスペラーズ坂ツアー2025 “G30”」が開催される。

■<全29種>THE GOSPELLERS Official Tour Pamphlet Archives

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