700日間の絶望トンネル
京都の北部海沿いで穏やかな田舎生活を送るやんちゃな男の子3人の母まりげ。 ある日地元に住む兄からの電話がかかる「お母さん 自殺しようとしたんだ」 震えが止まらないまりげは平然を装うとするが・・・ 精神病患者となった母親に京都で一緒に暮らすことを提案過去の出来事から絶縁状態の父親との和解病気の人を支える家族が陥りやすい「同調」による「共倒れ」様々な困難にぶつかりながらも『一寸先は闇』だけど、きっと『二寸先は笑み』 そう信じて奮闘し続け光を掴むまでの700日間。 今は絶望の中にいてもいつかは必ず抜け・・・
主な要素
そのほかの主な要素
- 医者・医師
- 結婚
- 葬儀
- 看護師
- 親友
「700日間の絶望トンネル」に似た漫画10選
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母親が脳梗塞で倒れて、東京の我が家に連れてきた時はそんなに長く生きてくれないと思っていた。
ほんの数ヶ月だろうと・・・
だけどこれが生きも生きたり。
4年間!!
ほぼ毎日ブログに綴っていた。
それをまとめたのがこのコミックエッセイです。
在宅介護はいろんなものを犠牲にする。
まず、介護する人の生活のリズム。
夜中、何回も起こされ、満足な睡眠時間を与えてくれない。
当初は睡眠不足でいつもモヤモヤ。
昼間じっとしていると居眠りしてしまう。
でも徐々に体が順応していく。
夜中起こされてもすぐに寝付けるようになった。
次に経済的な打撃。
仕事が思うようにできない。
営業も出来なくて、仕事が減っていく。
うちの場合、奥さんが公務員だったので貯金を切り崩しながら、ある程度、やりくりできた。
そしてやっぱり大きいのは介護でメンタルをやられる事。
いくら血を分けた親といえども、24時間べったりだとさすがに爆発しそうになる。
「たまには旅行に行って楽しみたい!」とか
「他のきょうだいの協力も欲しいなあ!」とか
そんなイライラを解消してくれたのがウチの奥さん。
「母ちゃんが幸せだからいいじゃない」「田舎にいたらとっくに亡くなっているよ」
いつも笑って気持ちの転換をしてくれた。
そのおかげで介護も楽しいと思うようになり、母ちゃんは100歳まで長生きしてくれた。
天寿を全うして、老衰という理想的な幕引き。
だから亡くなってもボクはちっとも悲しくなかった。
もちろんこれで介護から解放されたという安堵感もあったが、
「母親を最期まで看取ることができた」という達成感。
親の死に対して悔いがないというのは幸せだ。
母親がボクに残したもの。
目をつぶるとジワーっとくる母の温もり。
そして時々突然やってくる腰の痛み。
河野やし -
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※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。 -
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- 医者・医師
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