中沢啓治著作集2 黒い雨にうたれて
「はだしのゲン」に結実した、中沢啓治初期の傑作短編集。市井の人々の悲しみや怒りが描き込まれ、戦争や原爆を伝えるには最良の作品集です。この短編シリーズがなければ「はだしのゲン」は生まれなかった!東京で漫画家となった中沢啓治は、母の死で帰省する。そのとき火葬された母の骨は一切残らずショックを受けた。原爆への激しい怒りと悲しみに打ちひしがれながら東京へ戻ったその足で、一気に表題の「黒い雨にうたれて」を描き上げる。様々な版元へ持ち込むものの、政治色の強い作品はなかなか掲載誌が決まらなかったが、ようやく漫・・・
主な要素
そのほかの主な要素
- ホラー
- 昭和
- サスペンス
- 作家
- ミステリー
「中沢啓治著作集2 黒い雨にうたれて」に似た漫画10選
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ちばてつや、23年振りの最新短編集!!
巨匠・ちばてつやの23年振りとなる短編集!
戦後の満州引き揚げを描いた「家路 1945-2003」、漫画家デビュー時に謎の体調不良にさいなまれた日々を描く「赤い虫」、トキワ荘グループとの交流のきっかけとなった”事件”を描く「トモガキ」、そして最新発表作となる、名作『のたり松太郎』誕生前夜を描いた「グレてつ」といった、2000年以降に描かれた氏の貴重な自伝的読み切り作品を、掲載当時のカラーを含め完全収録!似ている要素- 昭和
- 作家
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『シティーハンター』はここから始まった! 北条司が描いた数々の傑作が、また読める――! 『シティーハンター』の原点となった『シティーハンター -ダブルエッジ-』『シティーハンター -XYZ-』をはじめ、『少女の季節 -サマー・ドリーム-』『ネコまんまおかわり』『TAXI DRIVER』『天使の贈りもの』、『ファミリーコンポ』の前進作品にもなった『ファミリープロット』、傑作短編計7作を収録。北条司ファン必読の短編集!似ている要素
- ホラー
- サスペンス
- ミステリー
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戦争の傷跡を色濃く残す終戦直後の日本。親。兄弟など頼れるものがいない戦災孤児たちは生きるためにグループを結成し、その日暮らしの生活をしていた。そんな時、グループのリーダー“ガキ”はトラブルに巻き込まれていた少女を助け、仲間に迎え入れた。徐々に少女の影響により変化していくガキ。人を傷つけても物を奪うという過激な行動でさえもとるようになったガキだが、ある日、突然、少女が事故にあってしまい・・・・・・。映画化された「ダボシャツの天」の政岡としやの表題作「悪たれ」を含む描き下ろし日本の高度成長期のヒューマニズムを描いた短編集!
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画業35周年。鬼頭莫宏の軌跡を辿る短編集。描き下ろし表題作「姫さまのヘルメット」(58P)+単行本初収録4本をふくむ読み切り12本。鬼頭莫宏のすべてを凝縮した珠玉の短編集、ここに誕生。