インセクト
財産と呼べるものはなにもない若者・斎藤一。住んでいたアパートは家賃滞納で追い出され、なんの当てもなく町をさ迷う。寄る辺ない斉藤が心をよせるのは、誰の目も惹かない、カゲロウやミノムシといった瑣末な虫たち。はかなく短い命しかもたない虫も人も、生きる悲しみに変わりはない・・・・・・。松本零士が命の残酷さとしたたかさを描く、どこか物悲しい短編集。
主な要素
そのほかの主な要素
- グロい
- 呪い
- 切ない
- 戦争
- 葬儀
「インセクト」に似た漫画10選
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女の子に化けた虫が童貞の恩田くんを次々と誘ってくる? 性欲にあらがえず行為に及ぼうとすると・・・・・・、やっぱり虫だった? 第1回セカンドオピニオン応募作品。
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「みくる」こと小島くるみは可愛い見た目とは裏腹に配信を通して昆虫などのゲテモノを調理し、食事をする”悪食ライバー”だった。彼女の奇行は炎上スレスレだったが、持ち前の可愛さと斬新な配信で着々とファンを集めていった。だが、彼女がこのような配信を行うのには大きな理由があったのだった。果たして、みくるが悪食ライバーとして活動を行う目的とは・・・!?
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▼第1話/蟲たちの家▼第2話/目▼第3話/ロウソク▼第4話/きずな▼第5話/螺旋階段▼第6話/首▼第7話/夏の終わり
●あらすじ/ある日、不倫相手の羽奈子に、妻がいることを打ち明けた男。彼はさらに「妻は、今はもう人間ではない」と告白すると、いぶかる羽奈子を自宅へと連れて行く。その家はいつも真っ暗で、掃除もされていない室内はクモの巣だらけ。男が言うには、仕事が早く終わったある日、前もって知らせずに家へ帰ったところ、妻が男と密会していて、動転した彼女はクモに姿を変えてしまったというのだが・・・(第1話)。
●本巻の特徴/男女の心に潜む「恐怖」を描く傑作短編集、表題作「蟲たちの家」ほか全7編! 巻末には、映画監督・黒沢清が綴る「私のUMEZZ体験」を収録。似ている要素- 切ない
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いじめられっこのあゆみ。死んでしまいたいと泣いていると虫屋が近付いてきて、「殺してあげましょう」と――。再び邦子に因縁をつけられて、つらくなったあゆみは虫屋にもらった虫を口にしそのまま死んでしまった…! けれどあゆみは翌日元気に登校してきて…。スプラッターの巨匠・蕪木彩子が贈る虫屋シリーズ!