ヘルプマン!!
認知症高齢者から生きる意欲を無自覚にはぎとる家族。 咀嚼する力も気力も奪い高齢者を廃人にした主因「胃ろう」を外すべく、 無資格、無所属の若き熱血介護士が挑む。 2003年から11年間、講談社青年漫画誌にて連載してきた 介護漫画の金字塔「ヘルプマン!」。 第40回日本漫画家協会賞大賞受賞の本作は、 これまでに、認知症の当事者目線から見た「認知症編」や 高齢者の性問題を扱った「高齢者性問題編」、 定年退職後の人生を描いた「セカンドライフ編」など、 高齢化社会の実情を様々角度から描いてきた。 2014・・・
主な要素
そのほかの主な要素
- お弁当
- 地獄
- 同級生
- 同居・同棲
- 園児・幼稚園
「ヘルプマン!!」に似た漫画10選
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親が倒れた日から、いつかくる…その日まで。~かぶらぎさん家のケース~
「生きるって大変だ、でもやっぱり生きたい」そう思える、長女の介護奮闘記。 【内容紹介】いつやってくるかなんて、誰にも分からない…それが親の介護。アラフォーだった長女の毎日は、ある日突然、父の介護一色に!介護の行く手には何が待っているのか、誰に助けて貰えばいいのか、何が大変なのか・・・右も左も分からない毎日の“全て”を書き留めた初の介護絵日記! -
歌舞伎町のカリスマキャバ嬢の花咲のぞみ (源氏名、響)は、突然キャバ嬢を辞めて 地元、熊本で介護士になると告げ帰省する。 病気になり身体が不自由になった母に代わって認知症の祖母を介護するためだが、 自身もまた地元の介護施設に入職する。 そこには様々な問題を抱えた利用者たちが、 さらに祖母の認知症も日に日に悪化、 そして、人を救う介護士が抱えた闇とは・・・!? キャバ嬢のキャリアを活かして介護に向き合おうとする奮闘記!
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ある日、ふとももが黒くなった女性の遺体が解剖室に運ばれてきた。前日まで元気だったにもかかわらず、急死したようだ。なぜ彼女は亡くなったのか——。美容整形、DV、アルコール依存症、老々介護・・・・・・現役法医学者が解剖経験から見た女性の死の背景とは! 「女性の死に方~解剖台から見えてくる「あなたの未来」」コミック版!
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『大家さんと僕』『ぼくのお父さん』など話題作を生み出してきた著者が、認知症患者とその家族の日常を描いた!認知症の症状の進行具合を四季(春・夏・秋・冬)に分けて、それぞれの時期に認知症患者さんにどんな変化が起こり、介護者さんはどう対応したら良いのかがわかる構成。笑って、泣けて、不安がやわらぐ本です。*はじめて、全編描き下ろしでマンガの単行本を描きました。認知症の専門医である長谷川嘉哉先生のご著書『ボケ日和』の装画を描いたご縁から原案とさせてもらいマンガ化しました。長谷川先生の本はあたたかくユーモアを交えて、「老い」を、「老化」を、その一環である「認知症」を、そして誰にでも訪れる「死」をあたりまえのことだと教えてくれて、安心を与えてくれます。この本の装画を引き受けることを勧めてくれたのは僕の母でした。母は長年、介護の仕事に従事していました。でも子供の頃から、僕は母の仕事について詳しく聞いたり、学んだりすることはありませんでした。どこか目を背けてしまっていたのだろうと思います。今、母は高齢になり介護される側、僕は介護する側の年齢になろうとしています。この漫画を描くことで僕自身が、介護や認知症についてもっと考えたい、学びたい、知りたい。それがこの本を描いた一番の動機だったのかもしれません。このマンガを読んだ皆さんの未来への不安が、あたたかな日差しのような安心に変われば。そんな一冊になっていたら幸いです。- 矢部太郎
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時間も場所も、目の前の人が誰かさえも分からない。
自分はどうして、こんなところにいるのだろう――。
認知症患者たちの不安・恐怖・孤独感にあふれた「心の内」を、現役ヘルパーである筆者が胸に迫るタッチで描く。
話題作『消えていく家族の顔 ~現役ヘルパーが描く認知症患者の生活~』の第2弾。
【目次】
I 要介護1~31
第1話 前頭側頭型認知症 川辺さん(75)の場合・・・・・・7
第2話 アルツハイマー型認知症・軽度 金村さん(77)の場合・・・・・・13
第3話 レビー小体型認知症・軽度 松永さん(82)の場合・・・・・・19
第4話 アルツハイマー型認知症 加藤さん(75)の場合1・・・・・・25
第5話 アルツハイマー型認知症 加藤さん(75)の場合2・・・・・・31
II 要介護1~32
第6話 アルツハイマー型認知症 ハルさん(93)の場合・・・・・・39
第7話 アルツハイマー型認知症 秀子さん(75)の場合・・・・・・45
第8話 アルツハイマー型認知症 浜崎さん(77)の場合・・・・・・51
第9話 アルツハイマー型認知症 節子さん(70)の場合1・・・・・・57
第10話 アルツハイマー型認知症 節子さん(70)の場合2・・・・・・63
III 老老介護
第11話 アルツハイマー型認知症 新山さん(72)とその夫の場合1・・・・・・73
第12話 アルツハイマー型認知症 新山さん(95)とその夫の場合2・・・・・・79
第13話 アルツハイマー型認知症 光子さん(73)とその夫の場合・・・・・・85
第14話 前頭側頭型認知症 和美さん(75)とその夫の場合1・・・・・・91
IV 要介護4~5
第15話 アルツハイマー型認知症 下谷さん(88)の場合・・・・・・101
第16話 アルツハイマー型認知症 久保田さん(88)場合・・・・・・107
第17話 アルツハイマー型認知症
生田キヨさん(88)と前頭側頭型認知症 平松シゲ代(87)さんの場合・・・・・・113
第18話 アルツハイマー型認知症 広田さん(78)の場合・・・・・・119
第19話 アルツハイマー型認知症 安達さん(77)の場合・・・・・・125
第20話 脳血管性認知症 金村さん(81)の場合・・・・・・131
第21話 前頭側頭型認知症 和美さん(75)と夫の場合・・・・・・137
ヘルパーこぼれ話・・・・・・・・・69,70,97,98
あとがき・・・・・・・・・143
★単行本カバー下画像収録★ -
ESSEonlineで大きな反響を呼んだ、漫画家・西園フミコさんによる“ゴミ屋敷の片づけ”と“介護”をリアルにつづった「ゴミ屋敷住人の祖父母を介護した話」が待望の単行本化!
――ごくごく普通の家に見えた祖父母の家。しかし、玄関を開けるとそこにはゴミでぎっしりの驚きの光景が…!
もしも、家族の家が「ゴミ屋敷」になっていたらあなたはどうしますか?
●祖父母の家が「ゴミ屋敷」になっていた!●在宅?施設?最後まで悩んだ…祖父母の介護●祖父母を看取って想うこと●プロによるお役立ちコラム●描き下ろしのおまけ漫画 -
なぜ彼女たちは体を売っているのだろうか?そう思ったライターの男は、デリヘルでサービスの代わりにインタビューを求めた。彼女たちが語ったのは「奨学金」「シングルマザー」「両親の介護」等、様々な要因があったが、しかしその根底にあるのは…
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「お母さんと一緒に死のうかと思うの」久しぶりに帰省した際の母の衝撃発言に動揺するニコ。東日本大震災で母は婆を必死に助け、流された実家を婆のために同じ場所に建て直していた。幸せな家庭だったはず。それなのに、なぜ…?「昔の婆とは違う」とは?ニコはこの時まだ、婆の変化を、母の置かれている状況を、認知症を知らなくて――。第1話「いっしょに死のうと思うの」、第2話「いつもと変わらない婆ル」を収録