塔の獣
丘の上、一つだけぽつんと立つ塔のある村。それは、孤独な「獣」の住む場所。一人きりで生きてきた少年がそこで出逢ったのは、人に囲まれ裕福に暮らす自らを「孤独」と言う男だった。「世話は夜だけだ 月が出た後に餌をやってくれ」エドガーに、塔に住む秘密の獣の世話を頼まれたルッカはそのどこか悲しい美しさに魅せられる・・・!!孤高の「獣」が引き裂き--繋ぐ、二人の運命の物語。
主な要素
そのほかの主な要素
- 人形
- 騎士
- 異形
- 悪魔
- 復讐
「塔の獣」に似た漫画10選
-
YouTubeに歌ってみた動画を投稿している普通の女子中学生、道明寺ここあ。ある日、彼女は絶大的な歌唱力を持った孤高のシンガー、サキと出会う。サキはここあをYouTubeで承認欲求を満たしていると非難するが・・・?人や歌声との出逢いが少女を歌姫へ導く心震えるストーリー!
-
厳流島の戦いから十数年――四十四歳となった宮本武蔵は、養子・伊織と共に大名家へ逗留することとなった。腰を落ちつけた武蔵はこれまでの己の戦いを振り返りながら、島原の乱や後進の指南に当たる。一方で佐々木小次郎の元弟子が、仇敵とする武蔵をつけ狙うのだが・・・。
-
夜毎の乱痴気騒ぎ。朝の4時までキス。ラム酒に1滴の生き血。悩ましく歌うシャンソン。裏通りのカヴァレット。路上の闇に咲く仇花達。1925年、ドイツのベルリンは退廃的な狂乱に満ちていた。4年間の留学を終え日本に帰国する事になった遥彦は友人のハインリッヒにパーティーに連れて来られた。そこは女人禁制の男性だけのパーティーだった。その2人連れは、この奇妙な場でも一際目を引いた。金髪碧眼のいかにもアーリア人と言った顔立ちの青年と、何が気に入らないのか神経質そうに眉をひそめている小柄な少年。そしてその不快げな表情が彼の孤高な美しさをより一層際立たせていた。それが運命の出会いだとは遥彦も少年も知るすべもなかった・・・!?
-
江野川叶音、36歳。賃貸の更新をした日、8年同棲した彼氏にフラれました。別れた辛さより、恋人がいることで世間でいう“普通の女性”として認められていると思ってたから、どうしていいかわからないー。そんな時、大人びた19歳の少女・琴子と出会う。琴子は優しくも孤高で、何事にも揺るがない。周りに流されてばかりの叶音にはとても眩しくて…。「あなたの言う“普通”って、そんなに大事なこと?」─誰になんて言われても、自分に嘘をつかないでいたい。“普通”を失い、初めて“自分”と向き合う叶音。どこか寂しそうにしている彼女の心に触れられたらきっと私は──。
-
仕事、恋愛、人間関係・・・、果ては唯一の趣味のマンガすらも満足に描けない。なにもかもが上手くいかず、若さを持て余す青年、中道シーゲル。だがこのシーゲルの隠れた才能を知るメフィストフェレスと出会うことで、自身が持つただ一つの能力「懐力(ノスタルヂカラ)」に覚醒! メフィストフェレスによって一度死ぬことを決意し、新たな世界「β世界」に旅立った! 6年の歳月をかけて作られた、「少し低い孤高」の漫画家、香山哲の半自伝的作品。第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門 審査委員会推薦作品。(※本作品は紙書籍『香山哲のファウスト1』を分冊しています)
-
【クンちゃんの思春期物語♪】勇ましい女の子・クンちゃんももう中学生。最近は「ブラジャー」や「斉藤くん」が気になって忙しい! そんな中、お父さんが連れてきた女性の息子が・・・!? 大人になったチャコ&達も登場する『いろはにこんぺいと』続編! 孤高の歌い手の、運命の出会いを描く『7月ぼくはやさしい』も収録。