遮那王 義経 源平の合戦
穏やかな月日が流れ、漂太(ひょうた)の奥州下向から6年が経った治承4年(1180年)。平氏の横暴に不満を持った源氏が日本各地で動き始めていた――。そんなある日、奥州平泉に1人の密使が訪れる。それが逞しく成長した若武者・漂太(義経)の新たな運命の幕開けだった! 源義経、今こそ歴史の表舞台へ――!! 笹竜胆の旗の下、流浪の少年・漂太が牛若の遺志を継ぎ、戦場の神となる!! 待望の「源平の合戦編」開幕!!
主な要素
そのほかの主な要素
- ライバル
- サムライ
- 親子
- 高校
- 入れ替わり
「遮那王 義経 源平の合戦」に似た漫画10選
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幼い二人の悲恋、、、。平安末期、木曽義仲の子である義高は、源頼朝の娘・大姫と結婚する。この時、二人はわずかに11歳と6歳。鎌倉にやってきた義高だが、実は義仲からの「人質」という意味合いもあった。そして歴史が動き出す、、、。
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時は1184年、源九郎義経は平家軍を一の谷にて撃破。ここに希代の軍神はその名を日本に刻み付けた・・・そして歴史が導く次なる戦場の名は屋島!那須与一の過去とは・・・!?
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「平清盛の娘として天皇の后になれ!!!」ある日突然、平安時代に拉致られて「平徳子」と「源義経」になった、男子高生・春野夜(はるのよる)くんと女子高生・双樹沙羅(ふたきさら)ちゃん。辿り着いた平安の世は平家の台頭目覚ましく、棟梁・平清盛が牛耳っていた。清盛に平徳子として国母となることを望まれた夜くんは、離れ離れになった沙羅ちゃんを探しながらも、平家の人々と共に時代を過ごしていく・・・・・・。ふたりは再会できるのか!? 歴史は滅亡へと進むのか!? ハイテンション『平家物語』!■同時発売■『平家物語夜異聞(へいけものがたりよるくんのはなし)』1・2巻&かわいいねこ4コマ『トラと陽子』、3冊同時発売!■黒崎冬子ビームコミックス既刊■ハイテンション・学園ラブコメ『無敵の未来大作戦』全3巻■[コミックビーム]公式Twitter■@COMIC_BEAM
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マンガで読む,巨匠で読む「源氏物語」
紫式部が『源氏物語』を書いた平安時代中期、ヨーロッパはまだ、一部の歴史家に「暗黒時代(ダークエイジ)」と呼ばれるような時代でした。文章だって幼稚なものしか書けなかった。
そんな時代に、日本人の女性がこれだけ完成度の高い長編物語を書いたということは、日本人が誇りにしていいことだと思うんです。事実、1999年に、イギリスのオックスフォードやケンブリッジの歴史学者が「この千年間で偉大な業績を残した歴史上の30人」というのを選んだときに、日本人ではただひとり紫式部が選ばれました。日本文学の最高傑作『源氏物語』は日本文学の最高傑作というより、世界規模の文化遺産なんですね。みなさんも花村先生のマンガで『源氏物語』を楽しまれたあとは、ぜひ原文に挑戦してみてください。今すぐでなくてもかまいません。年配の方は今すぐでも差支えありませんが、若い方たちは、お年を召してからの方がいいと思います。『源氏物語』は大人のための世間話ですから。(望月光氏の作品解説より抜粋)
上巻では「桐壺」「帚木」「空蝉」「夕顔」「若紫」「末摘花」「紅葉賀」「花宴」「葵」「賢木」「花散里」「須磨 其の一」を収録。