あとかたの街
太平洋戦争末期の昭和19年、名古屋。木村家次女・あいは、国民学校高等科1年生。青春真っ只中にいるあいの関心は、かっこいい車掌さんに出会ったことや、今日の献立のこと。自分が戦争に参加しているなんて気持ちは、これっぽっちもなかった――。しかし、米軍にとって名古屋は、東京や大阪と並んで重要攻撃目標だった。少女・あいにとって、戦争とは、空襲とは、空から降り注いだ焼夷弾の雨とは、一体何だったのだろうか。
主な要素
そのほかの主な要素
- 兄弟姉妹
- 日常
- かっこいい
- 青春
- 介護
「あとかたの街」に似た漫画10選
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戦争を生きた人間の苦悩を紡ぐ本格漫画。
昭和最大の痛みと言えば、なんといっても第二次大戦であろう。
南方で極限を味わった男たち、731部隊、憲兵に指をもがれてしまった
脚本家。自分の病気と闘い戦争に行けなかった男の苦しみ。そして、ヒロシマ・
ナガサキ・・・等々7つの究極のドラマを掲載します。終戦記念日にぜひ読んで
いただき作品です。 -
本書は、1999年に刊行された旧版『輝け! 大東亜共栄圏』に、2016年に著者が
描き下ろした最終話(23頁)とカラーイラスト(3頁)を加えて新装・再編集し
たものです。
禁断のニッポン歴史改変絵巻、戦後71年目の再誕。
昭和17年5月、バターン半島は堕ちた。
勝因とされるアメリカ軍戦車の突然の××××の原因は、
現在も戦争研究家を悩ませているーーー本編より
推薦:会田誠
「このような我々"孫世代"の妄想も、
太平洋戦争が残した一つの傷跡であり、
真摯な記憶遺産と捉えるべきでしょう」
日本精神、人間戦車、巨大化する女。
17年越しの描き下ろし最終話(23頁)を収録した永久保存版!
新作カラーイラスト口絵3頁付。
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戦争の本質を暴き、平和の尊さを考える。
まだアメリカ占領下の沖縄。ベトナム戦争が激しくなり、米軍基地からB52爆撃機が飛び立っていった。闘牛に熱を上げる父、グレて夢のない日々を送る息子。ある日、母は酒に酔った米兵のトラックにひき殺されてしまう。必死に米軍の責任を追及する息子は、沖縄の過去と現在に激しい怒りをおぼえてゆく。
他短編全4本収録。
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大日本帝国海軍中佐・秋山真之(あきやまさねゆき)!劣勢だった日露戦争で、絶体絶命の危機から日本を救った男の真実とは。史実に基づく壮大なストーリー展開!正岡子規(まさおかしき)や外務大臣・陸奥宗光(むつむねみつ)など様々な実在人物の視点からストーリーが展開する群像劇!