薔薇王の葬列
中世イングランド。白薔薇のヨークと赤薔薇のランカスターの両家が王位争奪を繰り返す薔薇戦争時代…。 ヨーク家の三男・リチャードにはある秘密があった。それは、男女両方の性を持つということ。己を呪うリチャードは残酷な運命に導かれ、悪にも手を染めていくが……!? シェイクスピアの史劇「リチャード三世」を原案に描かれる運命のダーク・ファンタジー!!
主な要素
そのほかの主な要素
- 兄弟姉妹
- 宮廷
- 魔女
- 貴族
- 恋愛
「薔薇王の葬列」に似た漫画10選
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ハート型をした小国リトールランド。恵まれない子供たちのために奔走する心優しいトゥルーは、お忍びで訪れた砂漠の王子シーク・ファルファークと出会い恋してしまう。シークから突然プロポーズされるが、それは国益を守るための契約結婚だった。「あなたが王子じゃなく、ただ愛だけで私を望んでくれたのなら・・・」。身分違いの切ない恋の行方は・・・!?
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国を支配する恐ろしい大蛇の生贄になるために、虐げられながら育てられた王女・アンジ。
18歳の誕生日を迎え、死を覚悟していた彼女の前に現れたのは、大蛇ではなく、見知らぬ青年――アルベールであった。
「約束通り、あなたを助けるために馳せ参じました」
人生の役割を失い戸惑うアンジに、優しい眼差しを向け、手を差し伸べるアルベール。
しかしアンジは青ざめ、彼の手を振り払う。
「私に触れてはなりません。なぜなら私は――」
国中の人々から死を望まれた哀れな生贄姫と、
世界でただ一人、姫に「生きてほしい」と望む青年の、切なく甘い恋物語が動き出す。
「あなたに傍にいてほしい。あなたに笑っていてほしい。たとえ、私を忘れてしまっても。――たとえ触れられないとしても」 -
王女ヘルミーネが育ったエーデルライヒは隣国ギュネシュイクからあらぬ言いがかりをつけられてしまい、後ろ盾もなく周りから疎まれていたヘルミーネは両国の間を取り持つため征服王の異名を持つギュネシュイクの王ヤシャールの現地妻として差し出されてしまう。祖国での不遇な扱いにも関わらず、ヘルミーネは不当な言いがかりをつけるヤシャールの心を宥めるため、生贄兼人質の役目を受け入れた。両国の緊迫した関係の中、「妻」とはいえどんな扱いを受けるのかと怯えていたヘルミーネだったが、言葉も通じない「夫」ヤシャールは意外にも優しかった。しかし、ヘルミーネがヤシャールに心を寄せても、閨で鳴かせられるばかりの日々は愛玩されて閉じ込められる小鳥のような切なさを彼女に感じさせる。一方、両国間では陰謀が渦巻いており、ヘルミーネも否応なく巻き込まれていく。「夫」と心と言葉を通わせたいと願うヘルミーネの思いの行方は──。
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「人」と「植物」の交ざりもの「ヒュマプランツ」とよばれる種族がいた。「ヒュマプランツ」の王女、エバンジェリンは、種族繁栄のための結婚をせまられていた。ヒュマプランツは、愛し合ったもの同士でないと婚儀の儀式は失敗し、双方枯れ果ててしまうのである。また、種族の違う「人」とも契ることができない。しかし、エバンジェリンにはひそかに恋慕う人間の騎士ラウルがいる。エバンジェリンとラウルの切ない恋の行方は? 二人は結ばれることができるのかー…?甘くて切ない本格恋愛ファンタジー。
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18世紀フランス革命前夜。平民の出ながら、ヴェルサイユ宮殿で貴族以上の権勢を誇る“仕立て屋”がいた。彼女の名はローズ・ベルタン。悲劇の王妃マリー・アントワネットの寵愛を受け、革命の波にのまれていった、ファッションデザイナーの祖と称される人物の物語。似ている要素
- 宮廷
- 貴族
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モーガンアイルの王女ソフィーは、広いパーティー会場でアレクサンダー・ラトリッジの姿を目にして凍りついた。この10年、忘れることさえできなかった初めて愛した人。男性的な意志の強い瞳も、セクシーに乱れた艶のある髪も、あの頃と同じようにソフィーの心を熱くする。切ない思い出に浸った一瞬、ソフィーはこちらを見据える冷たい双眸に気がついた。確かに見えた復讐の炎を隠し、素知らぬ顔で彼女に近づいてくるアレクサンダー。彼はいったい何を考えているの!?※この作品は単行本「罠にかかったプリンセス」の分冊版となります。重複購入にご注意下さい。