ひばりの朝
少女の正体は魔性か、凡庸か。 [HER]を超えるヤマシタトモコ快作、誕生。 「あたしがわるいんです」 手島日波里(てしまひばり)、14歳。同い年の子どもより、肉感的な身体つき。彼女を知れば、男はたいがい性的な感情を抱き、女はたいがい悪意の弾をこめる。「値段のついてる『おんなのこ』……あたしとは違ういきもの」 彼女にまつわる心理展覧図はどこまでも繁(しげ)るが、真実の正体は誰が知るのか──。
主な要素
そのほかの主な要素
- 同級生
- ホラー
- ヤンキー・不良
- エロ
- すれ違い
「ひばりの朝」に似た漫画10選
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「女子大生の日常」や「貞子さんとさだこちゃん」でおなじみの津々巳あやが描く、中学校教師になった元同級生3人組が織りなす日常系コメディ! 過酷な職場環境に日々悩む須原(すばる)、一見まじめそうだが裏で何事かを画策する松田、いかに楽に生きるかを考えている残念ギャップの持ち主の豊田たちが、今どきな中学校生徒やモンスターペアレントな親、同じ職場の先輩教師たちを相手に、日々悩んだり悩まなかったりする日常を描く・・・・・・、かもしれない!?似ている要素
- 同級生
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あの頃世界のすべてだった学校と自分への呪いにさよならするまで
いじめを受けた人間は、一生その過去を背負って生きていかなければいけないのか。入学した女子校でクラスの中心的存在であるクラスメートに声をかけられ、憧れのグループに入ることができた主人公・ユイ。楽しい予感に溢れるスタートを切った高校生活だったが、ユイを待ち受けていたのは、女子グループのなかで行われる陰湿で過酷ないじめの恐怖に怯え続ける毎日だった。些細なことで目をつけられいじめの対象になってしまった友達。仲間たちの目が怖くてかばうこともできないまま、やがていじめの矛先は自分に向けられるようになる。からかい、無視、SNSでの悪口・・・色を失っていく日常。小さな学校、小さなグループ、小さな人間関係、それが世界のすべてだった、あの頃。かつて苦しんだ、今苦しむすべての人へ贈る物語。高校時代に強迫神経症を発症し精神科病院に入院した日々を綴ったコミックエッセイ『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』で衝撃のデビューを果たした作者が、学生時代の呪いとそこからの解放を描く渾身のセミフィクション。 -
中学の養護教諭・莉生のもとにかかってきた一本の電話。「あなたの学校には時限爆弾が仕掛けられている」 支離滅裂な内容に、いたずら電話だと思った莉生だったが…。しかし莉生は、かつてこの学校で行われていた性暴力について知り、さらに今また、そのおぞましい行為が進行中であることを知る。被害の連鎖を食い止めるため、そして過去に被害を受けた人間を地獄から救い出すため、莉生の孤独な闘いが始まる――!
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いじめ、学級崩壊、性的虐待・・・教師はモラルを捨て、生徒は悪意を育むーー。祐里は、10年前、中学2年の時の作文を見つける。そこには同級生のカナをいじめたことへの反省が書かれていた。騙されやすく無抵抗なカナを、友達と一緒になって残酷にいじめた過去を思い出して・・・。(岡村えり子『爪の跡』)無気力な教師・高津は生徒たちにナメられ、彼のクラスでは学級崩壊が起きている。かつては熱意にあふれていた高津だったが、それが他の教師の反感を買い・・・。(折井いずみ『ある聖職者の受難』)弱いものを残酷に傷つけ苛(さいな)む、病んだ学校の内部をリアルに描いた6作品を収録した『女たちの事件簿』第36弾!!
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いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか?【分冊版】
中学校の教師となった相沢は、同窓会でいじめを受ける元凶となった鈴木と再会する。「いじめられる方に原因がある」と言い放つ鈴木に対し、「変わっていなくてよかった」と安堵する相沢。20年前、僕をいじめたお前の最愛の娘が自分の教え子だとも知らずに・・・※この商品は「いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか?」を1話ごとに分冊したものです。