花の嘘<醜悪悲哀姉妹伝>
樹生ナト,華野美樹
花の嘘<醜悪悲哀姉妹伝>
1945年、古沢梅子14歳・古沢菊子12歳は、東京行きの汽車に乗っていた。貧乏のせいで都会に売られていく姉妹の顔は、姉の梅子はカエル醜女顔。妹の菊子は美しい顔の半分が火傷でただれ、村ではバケモノ姉妹といわれ忌み嫌われイジメられていた。そんな菊子をいつも守ってくれたのは梅子で、菊子は梅子を誰よりも慕っていた。しかし菊子を守る梅子の優しさは偽りで、顔が美しいだけで母から大事にされた菊子への復讐へのプロローグだった――。昭和を舞台に繰り広げられる、顔面格差姉妹の愛憎劇の行方は――!?
主な要素
そのほかの主な要素
- 狂気
- 親友
- 地獄
- 親子
- 同級生
「花の嘘<醜悪悲哀姉妹伝>」に似た漫画10選
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婚約者に裏切られたルーシーの代わりに激怒した姉エリッサと妹へレンは、元婚約者に復讐しようとたくらむ。3人姉妹の義兄ジャックをルーシーの恋人に仕立て、元婚約者に熱愛ぶりを見せつけて見返してやろうというのだ。いくら血のつながりがなくてもジャックを恋人になんて思えない。とまどうルーシーに、妹がささやく。「でも、ジャックは“運命の人”よ」姉妹の住む村に伝わる“愛の館”の伝説に従えば、確かにそうだ。ルーシーは初めて義兄を異性として意識した!※この作品は単行本「ささやかな復讐」の分冊版となります。重複購入にご注意下さい。
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女は笑顔の奥に悪意を潜めているーーー!! 子供の頃から地味な妹を蔑み、恋人まで寝取ってきた鬼畜な美人姉。身内だからこそ許せない姉と妹の確執を描いた高田祐子の『花と緑』。人のプライベートを小説のネタにし、人生をメチャクチャした傲慢女に復讐を企てた女性の姿を描いた井上洋子の『赤信号』など、周囲の人間に毒をまき散らし、恨みを買う女の人生を描いた4作品を収録。
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「どうして私、こんなに不幸なんだろう」。金持ちの家に、母の連れ子として入りいびられ、婚約者に捨てられ、召使いのように生きる姉・紀美子。「どうして私、こんなに幸せなのかしら」。裕福な家に生まれ、優しい夫とかわいい娘に囲まれ、何不自由なく暮らす妹・裕美子。母親は同じなのに、父親が違うだけで正反対の人生を生きる姉妹。ある日、姉妹の父親が事故死したことでふたりの運命は180度変わることに! 妹からすべてを奪い、最下層から富裕層になった姉と、姉にすべてを奪われ、富裕層から最下層に堕ちた妹の、真実の幸せ探しの物語――! ※この作品は『ダークネスな女たち Vol.19』に収録されています。重複購入にご注意ください。
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「知ってるのよ、私。あんたの鍵付きアカウントの内容も、男たちとの会話も・・・・・・もう何もかも私に筒抜けなのよ・・・・・・」――妹のスマホロックを偶然突破してしまった優等生な姉。ふしだらな生活を、私が『監視』してあげるわ・・・!!■まじめで堅実な真希は、夫の聖哉と幸せに暮らしていた。だがある時真希の家に、双子の妹・美希が押しかけてくる。美希は真希とは真逆のタイプで、ハデに着飾り、セックスにも奔放な魔性の女。そんな彼女に押し切られる形で、夫妻は美希をしばらく家に住まわせることになってしまう。近所からも白い目で見られ、生活も乗っ取られかけて、イライラ憔悴していく真希。――だがある日、美希のスマホを手に取った真希は、偶然、セキュリティロックを突破できてしまう。いけないと思いつつ、スマホを覗いてしまう真希。そこにあったのは、SNSを始めとする美希の個人情報、『秘密』のすべて・・・・・・そして、まさか・・・・・・聖哉さんと美希が・・・・・・!?
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私が得るはずだった幸せを奪ったアンタを殺したいーー!! 姉に憎しみを募らせる妹や、自分を裏切った双子の妹を下僕のように扱う姉。同じ血の流れた相手だからこそ、こじれた感情は修復できなくなって・・・・・・? 犯罪の裏にある人間ドラマや犯行動機を描く読み切り作品を集めたシリーズ『女の犯罪履歴書』。第9弾は実の姉妹間の醜い確執から生まれる殺意を描いた5つの物語を収録。