ひとがた【分冊版】
恋人を殺され、自ら毒を飲んだものの自死に失敗した娘は、毒のまわった両腕を切断することを医師に勧められる。ふさぎ込む娘に医師は、人間そっくりに精巧に作られた人形を送る。不気味なほどに美しいその人形の、水晶でできた瞳は何を映し出すのか――。人間の心の奥底に潜む醜い「毒」を引きずり出すジャパニーズホラー!!
主な要素
そのほかの主な要素
- 狂気
- 復讐
- 鬼
- 悪魔
- 不老不死
「ひとがた【分冊版】」に似た漫画10選
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人間と人形の境界が溶けていく、再読必至のホラーミステリ!
「最後の医者」シリーズの著者・二宮敦人が贈る、驚愕のホラーミステリ小説をコミカライズ!
【あらすじ】
球体関節人形をこよなく愛する人形師・ソウスケは、恋人のヒヨリと共に充実した大学生活を過ごしていた。
ある日彼自身が制作した人形が全身分解された姿で発見される。怒りに震えるソウスケだが、それは狂気の連続殺人事件の始まりに過ぎなかった。
次々に見つかる、人形の身体が混ぜられたバラバラの遺体。人間と人形を混同したような手口をたよりにソウスケは事件の真相へと迫っていく。
著者について
●pikomaro(ピコマロ)
代表作
「茶の湯のじかん」(集英社刊)
「高岡さんの妄想経理メモ」(徳間書店刊)
「死のゲーム」(日本文芸社刊)似ている要素- 狂気
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「一緒に行きましょう、有」妖艶な美しさを放つ人形の少女に出会ってから、彼女の運命は狂いだす。――貧しいながらも、父親と二人で幸せに暮らしていた各務有(かがみゆう)。彼女が13歳の誕生日を迎えた日、不思議な人形が手元に届く。まるで生きている少女のような血色に不気味さを感じて・・・有を引き離そうとした父親は、人形と共に炎に包まれてしまう!そんな唯一の肉親を亡くした彼女の前に突然現れる謎の男・衛一郎。山奥に佇む再生医療の名病院・各務クリニックで有は悪夢にうなされ、不審な火災に遭い、そして人形の少女と再会を果たすのだが・・・「有ちゃん、君も生まれ変われるからね」
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【第1話 愛と青春の旅立ち】犬木加奈子の名作ホラー少女マンガ「不気田くん」がタテヨミ版として登場!
不気田に愛された少女は恐怖に絶叫する。それでも彼は永遠の愛を探し続ける――。 -
一人で動く自動人形を作ることを夢見る機械好きのアタッカは、ある日、街である大工の老人と少女アズーラと出会う。自動人形に興味を示すアズーラとアタッカは仲良くなるが、彼女は老人に軟禁されているようで―(26P)(この作品はウェブ・マガジン:ホラー シルキー Vol.24に収録されています。重複購入にご注意ください。)
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「私の子供が男でもあり女でもあるなんて・・・一体どうしたらいいの?」
「跡取りができて、これで我が家も安泰だね!」姑たちにも祝福され、高杉明菜は待望の男の子を授かるのだが、
出産後に医師から衝撃の事実を知らされる。勇(ゆう)と名付けられた我が子は『性分化疾患』といって、
小さなペニスと同時に卵巣子宮も併せ持ち、現時点では”男でも女でもない存在”――どちらにするかは両親が決めてほしいというのだ。
結局、姑や夫の言いなりに跡取りである男の子として育てられていく勇だったが、スポーツよりもお人形遊びのほうを好むなど、次第に女の子としての傾向を強めていく。
「僕は男の子なの? 女の子なの?」自らの性別に悩み苦しむ勇を見るうちに、とうとう最後の決断をする母・明菜だったが――!?