まんがグリム童話 吉原 花魁令嬢
岡田純子
まんがグリム童話 吉原 花魁令嬢
時は明治中期。名家・高辻家の令嬢・綾は、兄・正和の強い勧めで、資産家・上地剛と縁組をすることになる。しかしこの婚礼は直前に上地により破談。すべては、自分の姉を死に追いやった正和を陥れるため、復讐の鬼と化した上地の計画だった――!! 上地からの多額の結納金に手をつけ、莫大な借金を背負った正和は、綾に吉原に身を沈めるよう懇願する。兄を救うため、吉原いきを決意する綾だったが、女の生き地獄“吉原”で待ち受けていたのは、想像も絶する規律や仕打ち数々で……!? 人気作家・岡田純子が手がける“吉原”シリーズ最・・・
主な要素
そのほかの主な要素
- 鬼
- 明治
- 追放
- 医者・医師
- ライバル
「まんがグリム童話 吉原 花魁令嬢」に似た漫画10選
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ある日を境に私の青春は終わった。母親の入院・・・兄の会社の倒産危機・・・不幸が重なるひまりが、兄夫婦の裏切りでお金と引き換えに売り飛ばされた先は、残酷なやり方で会社を乗っ取る「花鬼」が住む大豪邸だった!母親の手術費のため「花鬼」に服従するひまりだったが・・・!? 無垢だった少女が女として、人としてしたたかに生きる愛憎と復讐の物語―。似ている要素
- 鬼
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最下層遊郭に売られた少女が見る、この世の地獄!! 明治後期、瀬戸内海の伊之島で生まれ育った活発な少女・チヌ。母はなく、幼いころから父親と、美しい姉・サヨリとともに暮らしていた。ある時、父が死に、姉妹は人買いの競りにかけられる。サヨリは高級遊郭へ売られ、チヌは下層遊郭の「須賀屋」へ売られた。生きていればいつか姉に会えると希望を持つチヌだったが……。 ※この作品は『ストーリーな女たち Vol.7』に収録されています。重複購入にご注意ください。似ている要素
- 明治
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独自のテーマと感性で少女まんが界に大きなインパクトを与えた、三原順の前期傑作集。強烈な個性で三原順を印象付けた「遥かなる祈り」「ラストショー」ほか別冊マーガレット時代の秀作、「祈りの鐘がひびくとも」「涙のクラウン」ほか、花とゆめ時代初期の傑作、そして'70年代後半の、代表作「はみだしっ子」の絶頂期に並行して描かれた「イン・ア・ボックス イン・ア・ボトル」「君の好きな帰り道」まで、今もファンの胸に焼き付く珠玉よみきり12編を収録。
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廓姉妹之仇討ち(単話版)<まんがグリム童話 淫らな女復讐鬼>
「そこの娘、わしのシモの世話をせい」
鬼畜な武士が娘を強姦、両親を殺害!
娘は遊女に身を落とし、静かに敵討ちの時を待っていた……!
「私が必ず仇を取ってあげる!!」
静かに燃える、女たちの復讐の炎!!
※この作品は「まんがグリム童話 淫らな女復讐鬼」に収録されております。重複購入にご注意下さい。 -
早くに両親を亡くし、姉妹二人で貧乏ながらも仲良く暮らしていたるり。遊郭の下働きをしながら自分を育ててくれた姉・咲の結婚が決まり、やっと姉を楽にさせられると喜んだ矢先、姉は無残な姿で殺害された。悲しみにくれるるりに追い打ちをかけるように姉が密貿易に関わった罪人であると知らせが入る。姉は絶対やってない!! 天涯孤独となったるりは真相を突き止め姉の仇を討つと誓う・・・! ――江戸時代・長崎に存在した「丸山遊郭」。日本で唯一異人を相手にした異色の花街で巻き起こる、艶やかなる復讐劇!【(1)~(5)まで収録】
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仙台藩伊達家の殿様に見初められた花魁は、他に心に決めた男がいたことから切り捨てられ、九死に一生を得るも、出産と引き換えに命を落とす。怒り狂った男は伊達家に単身切り込み、惨殺された・・・この世に生を受けたと同時に両親を失った子は、吉原遊郭に預けられ、幼い頃から性技を叩き込まれながら育ち、自らの背負った宿命を知り、伊達家への仇討のために修羅となった・・・!! あらゆる女を虜にするその技を武器に、伊達家滅亡を狙う復讐鬼、人呼んで「美女斬り麗三郎」!!
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人身売買に人身御供、あげくは強制労働による下衆な大人たちの搾取地獄! 人としての存在価値を奪われ、生き地獄を強いられる、か弱き子どもたちの悲惨な現実――!! 「伴天連の奴隷船 前後編」幼き頃より、その醜い容姿から美しき妹と比較され続け、虐げられてきた醜女の姉。絶望を生きる日々を送っていたある時、村に現れたポルトガルの伴天連に、姉妹もろとも目をつけられて……!? 素肌に焼印、船上幽閉、さては性奴隷など、格差姉妹を待ち受ける逃れられない壮絶運命!! 「水鬼のいけにえ」村に住む穢れのない無垢な子供たちばかりを狙い、連れ去るといわれる化け物“水鬼”。理不尽な仕打ちに耐えかねた母親が、あとをつけるとそこにいたのは……!? 中国に伝わるおぞましき残酷儀式の真実!! 「真綿のふとん」心優しき母親が亡くなり、毒父の残した借金のため生活苦を強いられる美しき兄妹。心無い町民たちには見捨てられ、貧困にあえぎつつも、ふたり寄り添い助け合いながら生きていたが……!? 「母の愛情」行き過ぎた愛が暴走し、男たちを次々に手にかける美貌の母。そんな母と心通わすことのできなかった少年の悲痛な想いが、母をさらなる凶行へ走らせて……!?
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姉夫婦が事故で亡くなり、残された甥ベンの母親になったテイラー。そこへ、亡くなった義兄の兄ダンテが甥を自分のもとで育てたいと現れた!! 彼は大富豪として名高い実業家で、ひそかに憧れていた。しかし、テイラーとはあまりにも住む世界が違い、財産、名誉すべてを持っている。ダンテの提案に従わなければ愛する甥を奪われてしまう・・・。テイラーはイタリアにある彼の屋敷に移り住むことになる。しかし、甥のためだと思っても、瞳は彼を追いかけてしまい――。※この作品は単行本「運命に身を任せて」の分冊版となります。重複購入にご注意下さい。
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先生、助けてください。お父さんに殴られています。お母さんにも殴られてます。毎日、痛いです。
見捨てられたSOS!10歳の女児にとって“鬼”が君臨する家はこの世の地獄だった!!
畑山のどかは小学4年生。異常に厳格な父・健一と健一にひたすら付き従う母・佳恵の元で育てられていた。
兄や姉と比べて学歴や仕事にコンプレックスを抱える健一は自らの鬱憤を晴らすかのようにのどかの成績が下がると手を上げた。時には冷水を浴びせるなど“躾”は苛烈なものだったが、怒りの矛先が自分に向かうことを恐れる佳恵は、ただ娘が痛めつけられるのを見ているだけだった。
健一の暴力はエスカレートの一途を辿り、思い余ったのどかは学校の担任教師・新田に窮状を打ち明ける手紙を書くが・・・。
「児童養護施設の子供たち」で衝撃を与えた著者が描く里親シリーズ第5弾!