小説
シリコンバレーのドローン海賊 人新世SF傑作選
ジョナサン・ストラーン(編), 新井なゆり(訳), 小野田和子(訳), 金子浩(訳), 佐田千織(訳), 中原尚哉(訳), 山岸真(訳), メグ・エリソン(著), テイド・トンプソン(著), ダリル・グレゴリイ(著), グレッグ・イーガン(著), サラ・ゲイリー(著), ジャスティナ・ロブソン(著), 陳楸帆(著), マルカ・オールダー(著), サード・Z・フセイン(著), ジェイムズ・ブラッドレー(著)
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¥1,500
2024年05月11日配信(税込)
あらすじ
人新世とは、「人間の活動が地球環境に影響を及ぼし、それが明確な地質年代を構成していると考えられる時代」、すなわちまさに現代のことである。パンデミック、世界的な経済格差、人権問題、資源問題、そして環境破壊や気候変動問題……未来が破滅的に思えるときこそ、サイエンス・フィクションというツールの出番だ。本書に収められた短編10編とインタビューで、不透明な未来を見通し、それが社会や家族や個人にどんな影響を与えるか、そして希望をもたらすにはどうしたらよいか、グレッグ・イーガンを始めとする気鋭の作家たちが探ってゆく。/【目次】序文――人新世におけるサイエンス・フィクション=ジョナサン・ストラーン/シリコンバレーのドローン海賊=メグ・エリソン/エグザイル・パークのどん底暮らし=テイド・トンプソン/未来のある日、西部で=ダリル・グレゴリイ/クライシス・アクターズ=グレッグ・イーガン/潮のさすとき=サラ・ゲイリー/お月さまをきみに=ジャスティナ・ロブソン/菌の歌=陳楸帆(チェン・チウファン)/〈軍団(レギオン)〉=マルカ・オールダー/渡し守=サード・Z・フセイン/嵐のあと=ジェイムズ・ブラッドレー/資本主義よりも科学――キム・スタンリー・ロビンスンは希望が必須と考えている=ジェイムズ・ブラッドレー/謝辞=ジョナサン・ストラーン/解説=渡邊利道/編者紹介/訳者紹介