ライトノベル
一角獣の見習い騎士(1) 魔女の館のレジスタンス
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軍事大国ルブランスによる電撃的侵略行為により、占領地となったローランド王国。戦火のきなくさい臭いが漂う中、大学教授へ弟子入りしようと大都会アウステンダムにやってきた眼鏡少年のアンリ・パルデューだったが、その下宿先は『五人の魔女の館』というおどろおどろしい名前の古い建物で、しかもローランド亡命政府のレジスタンス一味の拠点だった。否応なく地下活動に巻き込まれたアンリは、「野茨姫」の暗号名で呼ばれる美少女・クリスティーネと作戦行動中、ルブランス所属の魔獣使いの策略により、命を狙われる。だがその時、良き・・・
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ルブランス共和国の終身総統セザール・ゴドフロアは追い詰められていた。内戦で失態が続き、軍事国家として周辺諸国へのにらみが利かなくなってきたのだ。頼みの綱は、愛人でもあり強大な魔力を持つ妖艶な女魔法使い、グレイス・『アシュタロト』・ゴドルフィンだけである。今や彼女の指示で全軍が動く。しかしその意図がいまひとつはっきりせず、いたずらに戦死者が増すばかり。ゴドフロアは日に日にやせ衰えていく。一方、ローランド亡命政府は、ルブランス共和国の首都シテ・ドゥアンを攻め落とさんと、同盟国に働きかける。レジスタンスの一員として自覚も出てきたアンリは、クリスティーネを助けつつ忙しい日々を過ごしていたが、近く起こるであろう決戦を前に、身が引き締まる思いだった。グレイスとその弟子フェルディナンドが、このまま引き下がるわけがない。「怖いけど・・・・・・でも僕がきっとクリスティーネを守ってみせる!」そして、グレイスが動いた。大殺戮の総仕上げ、「贄」を用意して。一角獣の騎士たちと姫君の戦いは、ついに最終局面を迎える・・・・・・。 聖なる一角獣を相棒に、ひ弱な少年が亡国を救う長篇ファンタジー小説「一角獣の見習い騎士」シリーズ、第四弾。完結編。電子オリジナル作品。●日向真幸来(ひるが・まさき)作家。3月10日生まれ、うお座のO型。生まれた時から名古屋在住。自宅裏山は城跡と古墳。歴史が好きすぎて、民俗学などの沼に落ちる。『夢売り童子陰陽譚』にて朝日ソノラマ新人賞佳作受賞。著書に『神殺しの丘』(ソノラマ文庫)、『春に来る鬼 骨董店「蜻蛉」随縁録』(B's-LOG文庫)、『競馬場に行きましょう』(アドレナライズ)、『若葉荘・三食守護神さま憑き』(ごきげん文庫)など。
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ブライトン岬で亡命王ヘルムートやクリスティーネの身を守り、ロザムンド王家の秘宝も守り抜いた一角獣の騎士たち。さらにはクリスティーネVI世が正式に王太女として即位したことを喧伝し、侵略国であるルブランスに大打撃を与えた。周辺国の動きも慌ただしくなり、国際政治の駆け引きも必要な、正念場ともいえる状況となった。ところが、アウステンダムの街で知り合った大道芸人一座の座長・ジュリアを手助けしようと護国府へ潜入した際、クリスティーネが重傷を負ってしまう。絶体絶命かと思われたが、“選定の雷”がジュリアの身に落ち、危機を脱する。〈赤〉の一角獣の騎士が誕生したのだ。アウステンダムの護国卿に新しく着任したディミールは冷徹な男だった。彼の追撃をかわすため、ジュリアの家族ともいえる一座の者を全員、国外へ脱出させなければならない。これまでにない激しい戦いの中、レジスタンスたちは思わぬ悲劇に見舞われる。「一体、どれだけの人が死ねばこの戦争が終わるんだろう」アンリは零れ落ちる涙が止まらなかった・・・・・・。 聖なる一角獣を相棒に、ひ弱な少年が亡国を救う長篇ファンタジー小説「一角獣の見習い騎士」シリーズ、第三弾。電子オリジナル作品。●日向真幸来(ひるが・まさき)作家。3月10日生まれ、うお座のO型。生まれた時から名古屋在住。自宅裏山は城跡と古墳。歴史が好きすぎて、民俗学などの沼に落ちる。『夢売り童子陰陽譚』にて朝日ソノラマ新人賞佳作受賞。著書に『神殺しの丘』(ソノラマ文庫)、『春に来る鬼 骨董店「蜻蛉」随縁録』(B's-LOG文庫)、『競馬場に行きましょう』(アドレナライズ)、『若葉荘・三食守護神さま憑き』(ごきげん文庫)など。
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黒・白・青・赤の4人しかなれないという「一角獣の騎士」に命じられたアンリ(ただし現在は見習い扱い)。どこから見ても戦いには不向きな少年に、新たな任務が下る。亡命王家の姫君、しかも次の王位を継ぐ王太女であるクリスティーネが16歳の誕生日に社交界デビューする。占領下アウステンダムからの国外脱出を補佐し、同行者として彼女を護衛しなければならないのだ。〈黒〉の一角獣の騎士・ジーザス、〈白〉の一角獣の騎士・ジョゼットを中心にして、準備を進めるレジスタンスたちだったが、そこに強力な味方が加わる。現在の理学魔法の数式を確立し、「伝説の魔法使い」とまで呼ばれるカトラン・グリューネヴァルトである。しかしアンリはその老魔法使いの顔を見て、驚愕する。「お、おじいちゃん!?」4年前、故郷の村で死に別れたはずの、祖父だったのだ。一方、ルブランス軍はクリスティーネの動きを察し、ローランド王国の亡命王ヘルムートもろとも抹殺せんと、強襲作戦を計画する・・・・・・。 聖なる一角獣を相棒に、ひ弱な少年が亡国を救う長篇ファンタジー小説「一角獣の見習い騎士」シリーズ、第二弾。電子オリジナル作品。●日向真幸来(ひるが・まさき)作家。3月10日生まれ、うお座のO型。生まれた時から名古屋在住。自宅裏山は城跡と古墳。歴史が好きすぎて、民俗学などの沼に落ちる。『夢売り童子陰陽譚』にて朝日ソノラマ新人賞佳作受賞。著書に『神殺しの丘』(ソノラマ文庫)、『春に来る鬼 骨董店「蜻蛉」随縁録』(B's-LOG文庫)、『競馬場に行きましょう』(アドレナライズ)、『若葉荘・三食守護神さま憑き』(ごきげん文庫)など。
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軍事大国ルブランスによる電撃的侵略行為により、占領地となったローランド王国。戦火のきなくさい臭いが漂う中、大学教授へ弟子入りしようと大都会アウステンダムにやってきた眼鏡少年のアンリ・パルデューだったが、その下宿先は『五人の魔女の館』というおどろおどろしい名前の古い建物で、しかもローランド亡命政府のレジスタンス一味の拠点だった。否応なく地下活動に巻き込まれたアンリは、「野茨姫」の暗号名で呼ばれる美少女・クリスティーネと作戦行動中、ルブランス所属の魔獣使いの策略により、命を狙われる。だがその時、良き魔女イーディスが操るという“選定の雷”が天から落ちてきて、アンリには〈青〉と名乗った聖なる一角獣が取り憑いた。「たった15歳の、しかも弱視で、貧弱な体格の僕が、ローランド王国の宮廷騎士に!? そ、そんなの嫌だよぉ」戸惑うアンリをよそに、事態は急転。亡国の期待を背負い、終身総統セザール・ゴドフロア率いるルブランス軍に立ち向かうことになる・・・・・・。 聖なる一角獣を相棒に、ひ弱な少年が亡国を救う長篇ファンタジー小説「一角獣の見習い騎士」シリーズ、第一弾。電子オリジナル作品。●日向真幸来(ひるが・まさき)作家。3月10日生まれ、うお座のO型。生まれた時から名古屋在住。自宅裏山は城跡と古墳。歴史が好きすぎて、民俗学などの沼に落ちる。『夢売り童子陰陽譚』にて朝日ソノラマ新人賞佳作受賞。著書に『神殺しの丘』(ソノラマ文庫)、『春に来る鬼 骨董店「蜻蛉」随縁録』(B's-LOG文庫)、『競馬場に行きましょう』(アドレナライズ)、『若葉荘・三食守護神さま憑き』(ごきげん文庫)など。
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