小説
ホテルクラシカル猫番館 横浜山手のパン職人
シリーズ内の平均評価:
(103)
3年弱務めたパン屋さんをやむなく離職したパン職人(ブーランジェール)の紗良。その腕を見込まれ、横浜・山手にある「ホテル猫番館」に再就職したけれど、ホテルにはいろいろと「事情」を抱えたお客様がお泊まりのようで・・・・・・!? 人なつっこいコンシェルジュの要、気むずかしい料理長の隼介ら個性的な面々に囲まれて、宿泊客においしいパンを提供する紗良の毎日が始まる――!
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翌年5月に開催されるブライダルフェアに向けて、猫番館の人々は準備に取りかかり始めていた。初めての大がかりなイベントだけに、パン職人である紗良もできる限り協力をしたいと思っていた。秋も深まるある日、オーナーの綾乃に依頼されたドレスデザイナーの親子が猫番館にやって来る。彼女たちはフェアに合わせて新作のウエディングドレスを発表することになっていた。だが、娘の花帆は、要の中学の同級生で元恋人だった。思いがけない再会にうろたえる二人――。そんな中、紗良が花帆のドレスのモデルをつとめることになり・・・・・・? いよいよクライマックス目前の第7巻!
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ある時、猫番館には一年半にわたって保管している忘れ物があると知った紗良。8月、かつて常連客だったひとりの老紳士が引き取りにやって来るが、この忘れ物にはある事情があり・・・・・・。また、一組の若い夫婦がチェックインするが、妻の絵里は俳優として活躍しており、次に演じるパン職人の役作りのため、紗良の仕事ぶりを観察させてほしいと言う。実は絵里は、今はもうない「和久井ベーカリー」を知る人物で?――夏を迎えた猫番館に4組のご夫婦・カップルがご来館。それぞれの夫婦のひと時、病める時も健やかなる時も猫番館スタッフがお手伝い。
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4月、専門学校時代の友人、愛美と再会した紗良。かつては愛美とルームシェアをするほど親しかったのに、ケンカ別れして音信不通になって1年。わだかまりの残ったままの二人だった。さらに同じく専門学校時代のライバルだった秋葉とも再会するが、彼とも気まずくなる事件がかつてあり・・・。3人がおたがいにあやまりたい気持ちを持ちながら、かつて専門学校で習ったベーグルを初心を思い出そうという気持ちをこめて一緒に作る。新緑がまぶしい5月、薔薇咲く猫番館で従業員の友人をもてなすためにピロシキづくりに挑戦。そして紗良と要の関係は? さまざまな想いが動き出す第5巻。
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「猫番館」のパン職人として成長していきたい、いまは仕事に全力を注ぎたいと考えている紗良。しかし、鎌倉の実家に帰った折、見合いの話を断ったことを兄の冬馬に責められ、嫌味まで言われてしまう。思わず「相手ならもういます!」と言い返してしまった紗良だが、後日、冬馬が猫番館に宿泊の予約を入れてくる。困った紗良は、要に彼氏のフリを頼むことにするが・・・・・・? 横浜山手の洋館ホテルを舞台に、個性豊かなホテル従業員と、束の間の安らぎを求める宿泊客がおりなすハートウォーミングストーリー。
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秋冬の繁忙期を迎えようとするホテル猫番館。専属のパン職人として、紗良は販売用の新作パンのアイディアを練っていた。そんなある日、「自分は紗良よりもパン職人としての実力がある。自分と紗良を比較して、ふさわしいほうを選んでほしい」という人物が現れて・・・・・・!? 猫番館に、予期せぬ波乱が訪れる・・・・・・!
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噛みしめるのはパンのおいしさだけじゃない。横浜山手のホテル・猫番館で働くパン職人(ブーランジェール)の紗良。ここに勤めて早3ヵ月。今日も「事情」を抱えたお客様がやって来る。長逗留して新作を執筆する小説家は、「今後はパンを出すな」と言い放ち・・・・・・!? ホテルが舞台の、おもてなしに満ちたハートウォームストーリー。声援(エール)が聞こえるさくらんぼのデニッシュ、旧く甘い記憶を呼びおこすマロンコロネなどが焼きあがってます。
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3年弱務めたパン屋さんをやむなく離職したパン職人(ブーランジェール)の紗良。その腕を見込まれ、横浜・山手にある「ホテル猫番館」に再就職したけれど、ホテルにはいろいろと「事情」を抱えたお客様がお泊まりのようで・・・・・・!? 人なつっこいコンシェルジュの要、気むずかしい料理長の隼介ら個性的な面々に囲まれて、宿泊客においしいパンを提供する紗良の毎日が始まる――!
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