Reader Store
小説

太陽 (角川ebook)

¥1,210

(税込)

2017年04月05日配信

あらすじ

昼と夜に、分かれてしまった未来。気鋭劇作家が自ら執筆した、小説版「太陽」!21世紀の初め、ある未知のウイルスの爆発的な感染により、世界の人口は激減した。感染を克服して生き残り、ウイルスのキャリアとなった新人類は、奇妙な体質に変異していた。細胞が太陽光に異常に弱く、活動できるのは夜のみ。一方で、頭脳は明晰に、肉体は強靱に変異していた。彼らは自分たちのことを「ノクス」と名づけた。感染せずに生き残った旧人類は「キュリオ」(骨董品)と呼ばれ、貧しい生活を余儀なくされた。人類は、二つに分かれて暮らすことになった。ノクスは次第にキュリオを支配していき、やがて文明を担うようになるが、当然反発は強く、ある時、キュリオの住む村・長野八区で、キュリオの男がノクスの駐在員を惨殺する事件が起こる。結果、村はノクスによって経済封鎖されてしまった――。そして10年後。村に住む若者・奥寺鉄彦は村での生活に閉塞感を抱えながら、毎日を過ごしていた。幼馴染の生田結は、ノクスの存在を憎みながらも、村を立て直したいと前向きに暮らしていた。そんなある日、突如、封鎖が解かれ、村にノクスが現れる。羨望、絶望、希望。その先にある「未来」とは?数々の演劇賞を受賞した傑作戯曲「太陽」、待望の小説化!※本書は、2016年2月27日に配信を開始した単行本「太陽」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)

新刊通知

この作品のレビュー

4件)
0
0
1
0
0

作品情報

ジャンル
:
掲載誌・レーベル
:
出版社
:
Reader Store発売日
:
2017.04.05
書誌発売日
:
2016.02.27
ファイルサイズ
:
0.8MB