コミック
マンガ日本の歴史
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完結
旧石器時代から1990年代までを網羅した大長編。国際社会の中の日本という位置づけで、史実はもちろん文化史、庶民生活や人間の精神・感性までもが織り込まれている。第1巻は、後漢王朝へ朝貢し、光武帝より金印を授けられる「倭人」と弥生文化の発展を描く。【目次内容】序章 後漢王朝へ、倭の奴国より……/第一章 稲作文化、海を渡って日本列島へ/第二章 自然を征服する人々の歓びと怖れ/第三章 百余国の王と民衆
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薩長が断行した「廃藩置県」で封建支配を脱却し、近代国家の基礎を固めた明治政府。新政策を矢継ぎ早に打ち出し、強引に近代化を進めていく。文明開化の到来である。同時に、幕末に締結した列強との不平等条約の改正を目論み、岩倉具視を特命全権大使とした使節団を米欧に派遣する。【目次内容】序章 夜明け/第一章 版籍奉還から廃藩置県へ/第二章 文明開化の音がして/第三章 強引にすすむ近代化政策/第四章 有司専制政治
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開国の動揺から世の中は混乱を極め、幕府の権威は失墜。「桜田門外の変」以降に尊王攘夷運動が活発化する中で、国の未来を案じて変革を求めた西郷隆盛・高杉晋作・木戸孝允・坂本龍馬らが、倒幕への士気を高めていた。そして最後の将軍・徳川慶喜の大政奉還により新時代へ!【目次内容】序章 桜田門外の変/第一章 公武合体と尊王攘夷/第二章 草莽の志士たち/第三章 尊王攘夷から倒幕へ/第四章 大政奉還とええじゃないか
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民衆の必至の抵抗も空しくアジア諸国が欧米列強に植民地化される中、幕府も次々訪れる外国船に悩まされていた。そして1853年、ぺリー率いる黒船が来航! 強大な武力を持つ米国艦隊に抗う術はなく「日米和親条約」を締結、続いて横浜築港に踏み切ることとなる。200年以上続いた鎖国が、ついに解かれる。【目次内容】第一章 列強の進出とアジアの抵抗/第二章 開国前夜/第三章 黒船異変/第四章 通商条約締結と横浜開港
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百姓一揆やモリソン号の来航など、内政と国防への対処に迫られた水野忠邦だが、改革は失策だった。幕府の権威が失墜する一方、薩長などの西南雄藩が藩政改革を成功。大陸では清国がアヘン戦争後に欧米列強に侵略され、時代は「蛮社の獄」で囚われた渡辺崋山らが危惧した方向へと進む。【目次内容】序章 内憂と外患と/第一章 雄藩への道/第二章 水野忠邦の登場/第三章 天保の改革/第四章 幕政の混迷と忠邦の失脚
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商工業で技術革新が始まり工場制手工業が芽生えると、貧農が豪農に低賃金で雇われる構図となり、経済格差が拡大。そして徳川家斉の「大御所時代」、将軍の豪奢と腐敗した幕府政治によって経済は破綻寸前に。インフレと大飢饉に苦しめられた庶民を救うため、大塩平八郎が蜂起する!【目次内容】序章 《大御所》家斉/第一章 百姓の銭遣い/第二章 国益反対一揆とお蔭参り/第三章 飢饉と世直しと/第四章 大塩平八郎起つ
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教育の普及によって文化が急速に大衆化した時代。文芸では滑稽本『東海道中膝栗毛』や読本『南総里見八犬伝』が生まれ、浮世絵では東洲斎写楽や葛飾北斎などが化政文化を牽引する。度重なる幕府の出版統制に脅えながらも、江戸文化は円熟期を迎える!【目次内容】序章 《野暮》の時代/第一章 笑いと伝奇と艶麗の文芸/第二章 浮世絵と生世話な歌舞伎/第三章 鄙ふりの俳風、雪の文化/第四章 草莽の学問、実践の文化
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田沼時代を否定することから始まった松平定信は、「寛政の改革」で再び農村復興による財政再建を目指す。質素倹約や学問・思想統制を強化して立て直しを図るが、その厳しさは反発を招くと同時に、文化を粛清する結果となる。そんな折、ロシアの使者とともに漂流民・大黒屋光太夫が帰国。鎖国体制がほころび始める!【目次内容】序章 松平定信の登場/第一章 寛政の改革/第二章 外圧と海防/第三章 《寛政の遺老》の政治
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文人たちが開く私塾やサロンで江戸中期の文化が開花する! 服部南郭・池大雅・与謝蕪村・本居宣長・平賀源内・杉田玄白らの活躍を追うとともに、長崎からもたらされた中国絵画や蘭学に刺激され、文化が発展する様を描く。【目次内容】序章 文人たちの豊かな表出/第一章 俳諧・絵画の新しい風/第二章 宣長国学ともののあわれ/第三章 源内と本草学の発展/第四章 『解体新書』―蘭学の発達/第五章 江戸っ子文化の萌芽
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徳川家重・家治に重用され、旗本から大出世を果たした田沼意次。従来の、年貢増徴による財政再建に限界を感じた田沼は、新たな経済政策を打ち出し増収を図る。しかし商業による課税策は新たな社会不安を招く。そこに「天明大飢饉」が発生。賄賂政治と悪評高い田沼時代の本質に肉薄!【目次内容】序章 将軍家重の側衆/第一章 全藩一揆への対処/第二章 田沼意次の擡頭/第三章 新たな政策と賄賂/第四章 天明大飢饉の中で
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徳川御三家から初の将軍登場! 「米将軍」と呼ばれた吉宗は米価調整や新田開発を行い、質素倹約を強制して破綻した幕府財政を黒字に転化させた。「享保の改革」から見える“暴れん坊将軍”の素顔、武士・公家・庶民それぞれの生活と改革の成果は!?【目次内容】序章 《幸運児》吉宗/第一章 米将軍の財政再建/第二章 暴れん坊将軍の専制/間章 吉宗の好奇心/第三章 享保飢饉と百姓・町人/第四章 幕藩国家制度の充実
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富士山大噴火の後に6代将軍についた徳川家宣は、直ちに「生類憐み令」を廃止し将軍親政に乗り出した。新井白石と間部詮房が支えた政治改革「正徳の治」が始まる。白石と密入国宣教師・シドッチの交流から見えてきた世界と、日本経済の危機とは!?【目次内容】序章 《火の児》誕生/第一章 甲府宰相と新井白石/第二章 六代将軍家宣の政治/第三章 繁栄する三都/間章 白石の『西洋紀聞』/第四章 絵島・生島事件
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農政改革や社会秩序刷新を行い確かな功績を残しながら、後年に経済的・社会的混乱を招いた徳川綱吉。「犬公方」の真価を問うと同時に、その時代に花開いた元禄文化を紹介。松尾芭蕉・井原西鶴・近松門左衛門らの活躍から、「忠臣蔵」事件にまで迫る!【目次内容】序章 かぶき者の終焉/第一章 大老政治から綱吉専制へ/第二章 生類憐みと服忌令/間章 芭蕉・西鶴・近松/第三章 朝儀復興と忠臣蔵/第四章 元禄の貨幣改鋳
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