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小説

歌はそこに遺された

¥2,310

(税込)

2025年05月30日配信

あらすじ

『答えのない時代に、創る意味を問う。その
覚悟に心から敬意を』
 ――池澤春菜(声優・作家)

『ネットとAIで「本物」と「正しさ」を見
失った世界を撃ち抜く1冊!』
 ――宇田川拓也(ときわ書房本店)


彼女は死後、
世界一の歌姫になった。

今世紀最もエモい、
近未来法廷ミステリーの誕生!


「私と一緒に、ストーリーを作ろう。君が歌う
からこそ意味がある理由を作ろう」
 新進女性シンガー、荒井海鈴が殺された。彼
女の遺作『人魚』は、死をきっかけに大ヒット
する。生成AIの楽曲が隆盛の時代に、生身の
人間の作った曲がここまでバズるのは異例だっ
た。「あれを作ったのは、AI」と嘯く、海鈴
殺害の容疑者・備藤龍彦の言動に違和感を覚え
た東京地検公判検事の堂崎千也は、独自調査の
一環で、彼女が所属していた事務所を訪ねる。
社長の椎名栄弥は、一般的な芸能事務所の顔と
は別に、レッスン提供を主体とした怪しげなビ
ジネスに手を染めているようだった……。
『沈没船で眠りたい』で読書界を唸らせた気鋭
が贈る、今世紀最もエモーショナルな、近未来
法廷ミステリーの誕生!


目 次
序 章 歌姫
第一章 人魚
第二章 潜行
第三章 漸深
第四章 深海
第五章 海底
第六章 発信源
【参考資料】

cover illustration/鈴木康士
cover design/岩郷重力+WONDER WORKZ。

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作品情報

ジャンル
:
出版社
:
Reader Store発売日
:
2025.05.30
書誌発売日
:
2025.05.30
ページ数
:
368ページ
ファイルサイズ
:
1.2MB