民主主義は人々を幸せにするのか?【特別版】
あらすじ
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民主主義は 人々を幸せにするのか?【特別版】
「民主主義が危機に瀕している」といわれて久しい。11月に大統領選を控える米国では、選挙結果次第で「内戦」の再来が懸念されている。欧州では右派ポピュリズムが台頭し、世界では権威主義化する民主主義国も増えている。さらに、インターネットやSNS、そして、AIの爆発的な普及により、世の中には情報が溢れ、社会はより複雑化している。民主主義が様々な「脅威」に晒されている今、民主主義をどう守り、改革していくのか。その方向性を提示する。
この記事は月刊誌『Wedge』2024年 11月号(10月20日発売)特集「民主主義は 人々を幸せにするのか?」に同誌2024年2月号(1月20日発売)「泉房穂・前明石市長から緊急提言「方針転換」こそ政治家の仕事 官僚の長所をもっと伸ばせ」の記事を加えた特別版です。
Part 1 米国社会の分断は危険水域 第二の「南北戦争」勃発か?
冷泉彰彦 作家、ジャーナリスト
Part 2 「危機の本質は内部に宿る」 民主主義を問い直す
佐伯啓思 京都大学名誉教授
Q&A イチから分かる民主主義 ワンポイントレッスン
市原麻衣子 一橋大学大学院法学研究科 教授
Part 3 ネガティブ・リテラシーを持ち 情報過剰時代を生き抜く
佐藤卓己 上智大学文学部 教授、京都大学名誉教授
Part 4 台頭するポピュリズム 民主政治の歪みを正そう
吉田 徹 同志社大学政策学部 教授
Part 5 AIの力で民主主義はアップデートできるのか?
東 浩紀 批評家・作家、ゲンロン創業者
Part 6 日本人が知っておきたい 米中露にとっての「民主」とは
海野素央 明治大学政治経済学部 教授 × 富坂 聰 ジャーナリスト ×
加藤 学 国際協力銀行 エネルギー・ソリューション部長
Interview 「自助」を民に押し付け 政治家は責任を放棄するな
泉 房穂 前明石市長
Part 7 日本を真の民主主義国へ 「対話のある社会」をつくろう
暉峻淑子 埼玉大学名誉教授
Column 練馬発「対話的研究会」という試み
Wedge編集部
Special Interview 泉房穂・前明石市長から緊急提言
「方針転換」こそ政治家の仕事 官僚の長所をもっと伸ばせ