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人文・思想・歴史

徒然草 無常観を超えた魅力

¥990

(税込)

2020年05月29日配信

あらすじ

鎌倉時代末期、兼好法師が著した日本文学屈指の古典『徒然草』。自然の移ろいに美を見いだし、死や老いが主題の随想を含むため「無常観の文学」という理解が主流だ。しかし、ベストセラーだった江戸時代には多様な読み方がなされた。江戸幕府に仕えた儒者の林羅山は儒教に基づく注釈書を作り、近松門左衛門は浄瑠璃で兼好を色男として描いた。本書は『徒然草』の知られざる章段や先達の読みを通して奥深さと魅力に迫る。

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作品情報

掲載誌・レーベル
:
Reader Store発売日
:
2020.05.29
書誌発売日
:
2020.03.25
ページ数
:
304ページ
ファイルサイズ
:
14.9MB