足をどかしてくれませんか。――メディアは女たちの声を届けているか
林香里(編)
,小島慶子(著)
,山本恵子(著)
,白河桃子(著)
,治部れんげ(著)
,浜田敬子(著)
,竹下郁子(著)
,李美淑(著)
,田中東子(著)
/亜紀書房
作品情報
〈みんな〉が心地よい表現を考える
男性中心に作られるジャーナリズムの「ふつう」は社会の実像とズレている。
メディアが世界を映す鏡なら、女性の「ふつう」も、マイノリティの「ふつう」も映してほしい。
――女たちが考える〈みんな〉のためのジャーナリズム。
「家事をするのはお母さんだけ」と断言するCM、いじめを笑いの種にするテレビのバラエティ。
たびたび炎上するメディアのトップは、ほぼ男性で占められ、女性たちには決定権がない。
メディアには「理想の女性」が闊歩し、女たちのリアルも声も消されている。
メディアが世界の鏡なら、女やマイノリティの姿も映してほしい。
誰もが住みやすい社会にするために、メディアはどのように変わるべきなのか。
ジャーナリスト、研究者、エッセイストらが女性としての体験から、メディアのあるべき姿を考える。
【特別対談】
*女装パフォーマー・ライターのブルボンヌさん、企業の経営陣である伊東正仁さん、ライターの武田砂鉄さんたちに、
それぞれ、LGBT に関する表現や言論のあり方、企業のダイバーシティの重要性、自然に意見を言ったり声をあげたりするにはどうしたらいいか、お尋ねしています。
●ブルボンヌさん、どうして、女装するのですか ●伊東正仁さん、なぜ企業にとってダイバーシティは成長戦略のひとつなのですか ●武田砂鉄さん、フェミニズムは怖いものですか
【「足をどかしてくれませんか。」について】
タイトルの「足をどかしてくれませんか。」は、2018年に公開された映画「RBG最強の85才」の主人公ルース・ベイダー・ギンズバーグ(RBG)のセリフから発想しました。
実際は“All I ask of our brethren is that take their feet off our necks”と言っていて、日本の字幕では「男性の皆さん、私たちを踏み続けているその足をどけて」となっています。
RBGは生涯をかけて弁護士として女性やマイノリティのために闘いました。
そして彼女もまた奴隷制に反対したSarah Grimke、第一波のフェミニストたちに影響をあたえた活動家のセリフからこの言葉を引用しているのです。
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商品情報
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この作品のレビュー
平均 4.3 (17件のレビュー)
-
女性に対する無意識の睥睨もあぶりだされる。ツイしたけど、衝撃だよ→ https://twitter.com/lumciningnbdurw/status/1294059769607516161?s=2…1続きを読む
投稿日:2020.08.14
川上未映子さんが脅迫を受けた後に言った言葉にめっちゃ勇気もらった
女はニコニコ笑って男をたてて、年相応の立ち振る舞いをして生きていくのが1番楽やけどそういう生き方に少しでも「?」って思ったり嫌だった…らその気持ちを押し殺さずに生きる方が周りの人も社会の抑圧に気づくきっかけになるかもしれないと思った
ブルボンヌさんの対談のところがすごくおもしろかった〜続きを読む投稿日:2023.12.08
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