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小説

忌印恐怖譚 みみざんげ

あらすじ

知らないところで自分が言っていたらしい。
「これからぼくたち心中するところなんですよ」(「キヨミ」収録)
日常の裏側にびっしり恐怖の卵が湧いている我妻怪談!

幻惑の名手・我妻俊樹が描く、日常のすぐ横に口を開けた常世の深淵――。記憶の底にある家を探していると、祖母に異変が起きる「ヒロエおばさん」、バス停で出逢った身の毛もよだつ異形とは…「待合室」、バスで寝ていたら知らぬ間に異界に迷い込んでいた「深夜バス」、40歳を境に突然、命を脅かす怪異に見舞われ始める「ガタガタ」など、48篇の実話恐怖譚を収録。黄泉からの声があなたにも聞こえる――。


著者について

我妻俊樹(あがつま・としき)

『実話怪談覚書 忌之刻』で単著デビュー。「奇々耳草紙」シリーズ、『忌印恐怖譚 くちけむり』『めくらまし』など多数。共著に「FKB饗宴」「てのひら怪談」「ふたり怪談」「瞬殺怪談」「怪談五色」「怪談四十九夜」シリーズなど。歌人でもある。

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作品情報

ジャンル
:
掲載誌・レーベル
:
出版社
:
Reader Store発売日
:
2019.05.29
書誌発売日
:
2019.05.29
ページ数
:
224ページ
ファイルサイズ
:
0.3MB