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ティーンズラブ

快楽の目覚め

あらすじ

マンションのエレベーターホール、午前零時。
「こんばんは」
「あらッ、お帰りなさい」
男と女を意識するような、互いの視線だった。
エレベーターという密室にいることを、紀美子は急に意識した。
「ダメ……こんな所で」
腕の中で紀美子の身体を向き直らせると、唇を激しく重ねてきた。
「ん……」
「今から、ホテルへ行こうか」
「ダメよ、そんなこと」
「じゃ、携帯番号、教えて」
「教えてくれなかったら、このエレベーターの中で……」
と、香坂が、紀美子のスカートの裾の中に、手を入れた。

女流官能作家「一条きらら」の単行本未収録オリジナル短編小説第二弾。一流作家ならではの「きららワールド」へお連れいたします。

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作品情報

出版社
:
Reader Store発売日
:
2012.12.14
ファイルサイズ
:
0.1MB