
総合評価
(11件)| 2 | ||
| 3 | ||
| 3 | ||
| 1 | ||
| 0 |
powered by ブクログ『キツネ狩り』の続編というか、シリーズになるのかな? 事故で右眼の視力を失った尾崎と上司の弓削が、署長の深澤の指示で、継続捜査支援室を創設して未解決事件を捜査する。 今回は、公安から依頼されて再捜査をするのだが、地下鉄内で起きた殺傷事件で、覚醒剤により6人死亡、3人が負傷し、犯人も死亡したわけだが、テロを疑っていた。 カルト集団によるテロなのか… だが公安内にモグラがいる可能性もあり… 尾崎の右眼に頼った捜査で、地下鉄内での状況がわかるのだが、予想もつかない結果となる。 最後は、ふわっとしたままなのは、やはり続きがあるのだろうか… しかし、いつまでも尾崎の右眼がもつのか、どうかと思ってしまう。 深澤も転勤の可能性が確実そうだしなぁ。
73投稿日: 2026.09.01
powered by ブクログシリーズ2作目。久々に面白い作家見つけちゃった!と興奮しながら1作目を読んだちょうどそのころに出た2作目。もちろんすぐ読む。安定に好き。事故をきっかけに3年前の過去が見えるようになった右目を持つ隻眼の女刑事。そして彼女を支える型破りな先輩のおじさん刑事と、後輩であり上司でもあるエリートくん。うっとりするような最高なキャラ設定と配置だ。 今回3人が挑むは、弓削(おじさん刑事)が襲われた過去の事件の真相。弓削が襲われた3年前のその現場を右目で捜査開始。そこからはめくるめく展開を見せる捜査。公安も絡んできてどんどん話は大がかりになる。ワクワク。新興宗教法人や過去の地下鉄無差別殺人事件などとの関係も捜査線上にのぼる。 最後はお決まりの緊迫のアクションシーン。真夜中に走らせた地下鉄の車両の中で、右目は3年前の事件を見る。そして、現在に現れた真犯人と走る電車の中で繰り広げる死闘。映像作品になりそうだなぁ。見応えありそうなギミックだ。 THEエンタメ。大満足で本を閉じた。早くも三作目を望む私。多作の作家になって欲しい。
19投稿日: 2026.08.16
powered by ブクログ警官の尾崎は交通事故で失明したはずの右眼に、3年前の光景が見えるようになった。 公安の依頼により、かつて地下鉄内で起きた無差別殺人の再捜査を行うことになるが…。 前作『キツネ狩り』の内容を踏まえた上で話が進行していくので、未読の方は順番に読むのがおすすめです。 今作は宗教団体が絡む殺人事件に加え、公安に潜入するスパイ「モグラ」を突き止める壮大なストーリーに。 尾崎の右眼の能力はあくまで最終手段として、前作と同様地道な捜査の過程を楽しめる警察小説です。(死体や拷問シーンがわりと猟奇的なのでご注意を…!) 犯人を追っているはずがいつの間にか追い詰められていたり、繋がりのなさそうな人がどこで交わってくるのかドキドキしました。 口は悪くても仲間の体調や体裁を気遣い、緊迫した事件の場で自分ならどうするかを常に考える、人情派(?)刑事の弓削さんがかっこよかったです。 小説で宗教団体が関わると、大体悲惨な結末になる気がしてやりきれないですね…。 犯人が守りたかったものを守り通した覚悟に行き場のない悲しみを感じます。 カナリアと犯人の心情があまり描かれていないので少しモヤッと感が残るものの、次回作でその辺りの詳細が読めるのを楽しみに待ちたいと思います。
54投稿日: 2026.07.30
powered by ブクログシリーズ第2弾 解決済みの無差別殺人事件が再び動き出す 3年前の光景が見える右眼を持つ女性警察官が辿り着く真実とは 大満足! やっぱりこのシリーズ好きだな 今回もこの設定ならではの面白さが味わえたし、公安、宗教団体、過去の地下鉄殺人事件と盛り沢山で楽しめた! お話がガッツリ続きから始まるので、キツネ狩り読了後からあまり間をおかずに本作を読んだ方が楽しめると思う。
18投稿日: 2026.06.30
powered by ブクログ2026/6/18 読了 「キツネ狩り」に続いて読みきった。前作では解決されなかった弓削の事件が伏線に。 うーん、犯人とのやり取りは、ワンパターンのような気がする。次回作もあるのかな?
2投稿日: 2026.06.18
powered by ブクログキツネ狩りの続きの作品。右眼だけ3年前の過去が見える特殊能力を持つ尾崎冴子。面白いと思えるほど私の頭が良くないので残念ながら疲れた。盛りだくさんお腹いっぱい。もう少しライトに読めるものを探す。
2投稿日: 2026.05.23
powered by ブクログ図書館の新刊コーナーで見つけて。 著者にとっての2作目の小説。1作目は「キツネ狩り」で第9回新潮ミステリー大賞受賞。調査する面々は、登坂署長・深澤航軌と、弓削、そして尾崎冴子。 尾崎は3年前、婚約者とバイクツーリング中事故に会い、婚約者は死亡、自身は右目の視力を失う。そしてこの時から右目が3年前の過去が見えるようになったのだ。それを利用し署長の深沢は未解決事件を解決する継続操作支援刑事部別室を立ち上げ、この10か月あまりで実績をあげてきた。 で、今回は地下鉄内の無差別殺人事件。調べるうちある新興宗教がからみ、さらに冒頭では火山噴火でからくも生き残った少女の場面から始まるなど、実際の事件や出来事を彷彿とさせるつくり。冴子の3年前の過去をみるには、その場所にいかないとだめ、ということで地下鉄を深夜に走らせる。「3年前の過去がみえる」という現実からは離れた設定がおもしろい。 前作の「キツネ狩り」から続いているようで、前作も読んでみようかな。 寺嶌曜:1958年大分県生まれ。グラフィックデザイナー。福岡県在住。 2026.3.25発行 図書館 新潮社 この本のページ https://www.shinchosha.co.jp/book/354972/
13投稿日: 2026.05.20
powered by ブクログシリーズ第2弾。今作では弓削の過去の事件と地下鉄内無差別殺傷事件の真相を追う。カルト教団と公安という渦の中に尾崎たちは吞み込まれていく。前作より読みやすくてテンポも良かった印象。残虐な描写に少しビビりながらも読み進めた。最後のモグラは意外なようなそれでもやっぱりなというか複雑な感情になったな。面白かった。
3投稿日: 2026.05.17
powered by ブクログ交通事故で右眼を失明した尾崎。 だが、その眼に三年前の情景が映るという 特殊能力を得た。 「キツネ狩り」の続編。 特殊能力を駆使して終息させた 前の事件の不正を疑われ、追い詰められる尾崎。 特殊能力は、絶対に明かせない秘密。 告発をしない代わりに、かつて起こった テロ事件の再捜査への協力を公安から強要される。 やむなく捜査を開始する尾崎、深澤、弓削の三人。 そのテロとは、地下鉄の車両内で発生した 大量殺人。その犯人は現場で自殺し、一応の 決着を見ているのだが。 事件に公安が絡んでくると、捜査も、真相究明も、 シンプルには進まない。 複雑さを増し、正義やら、警官の矜持やらは、 二の次になる。 ま、特殊能力が盛り込まれた時点で、そういう刑事もの とは、別物になっているのだが。 とはいえ、スピードある展開や、この三人の連帯感が 物語の貴重な要素となっている。
5投稿日: 2026.05.04
powered by ブクログ公安、宗教団体アウル、地下鉄の事件。 上手い具合に絡み合って、ページを捲る手が止まらない。 火山の噴火にあった少女がカナリアというのも良かった。 全体的に良かったけど、カナリアと尾崎の関係がなんか微妙だったなぁ。 なんかしっくりこなかった。誰かこの気持ちを言語化してほしい。
11投稿日: 2026.04.29
powered by ブクログ火山の噴石で両親を失った少女の衝撃的な逸話と、3年前の同じ時間に起こった事を見えてしまう碧眼の尾崎冴子。 この導入部で本作への興味が一気に湧き読み始めた。 公安警察、宗教団体アウル、地下鉄の無差別殺人、冒頭逸話の少女の存在など、物語の展開を予期できない事で読む手が止まらない。 時間を超えた現在の地下鉄の場面は、かなり緊張感があり面白く読んだ。 ただ、最後の冴子とカナリアの対峙には少々不満ではあるが、総じて満足できる小説だった。 本作が2作目だという驚きもあり、寺嶌曜という作家に注目をしていきたいと思った。
4投稿日: 2026.04.28
