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キツネ狩り(新潮文庫)
キツネ狩り(新潮文庫)
寺嶌曜/新潮社
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総合評価

(18件)
4.0
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7
4
1
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    連作短編かと思ったら長編だった。読み始めは緩やかに中盤あたりから読む速度が上がり1日で読みきった。 キャラクターがいいので、シリーズ化してほしい。

    4
    投稿日: 2026.08.10
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    異能には興味があり、題材としては面白い。 一気に読了。犯人の分析や犯人像にしっくりこない。そんな奴おらんで  的なストーリー。違う題材で人をもっと観察しシリーズ化すれば読みます。文章は読みやすく伝わってきます。

    0
    投稿日: 2026.08.06
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    2023年8月8日に単行本で読んでいたのだが、あまり記憶に残ってなくて、文庫本のこちらを再読する。 薄っすらと記憶にあるのはバイク事故で恋人を喪い、尾崎冴子自身も大怪我と右眼を失明したこと。 その後、右眼に3年前の事故の光景が映り、犯人がわかったという… 署長の深澤に右眼で見えること能力を見込まれて、未解決事件を上司の弓削と捜査することになり、凶悪犯を追い詰めていく場面など。 緊迫した状況を再度経験することになったが、3年前とは言え最後まで読了した割には蘇ってくる場面は所々であり、こうも記憶が欠落していくのが情けなかった。 普段なら数行読み始めて、あれっこれは読んだわ!となり、辞めるのに…ね。 今回は、犯人に対しても警察側の動きに対してもありえないという醒めた気持ちで見ているので何も感じることがなかった。 ちょっと疲れていたのか…

    63
    投稿日: 2026.08.03
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    過去を見る右眼を持つ警察官の主人公が、未解決の事件を追っていく警察小説です。 特殊能力を扱った話なので、当たり外れがありそうだなと思いましたが、過去の光景が見えても、それだけでは事件は解決しないので、しっかりと読み続けることができました。 右眼で見えているのに証拠にはならない、というもどかしさが面白く、じわじわ引き込まれます。 捜査自体はかなり地道で、関係者の執念や後悔が少しずつ浮かび上がってくる流れは好みでした。 派手さよりも、人が過去に縛られていく怖さのほうがじわじわ効いてきます。 一方で、設定や人物関係はやや複雑で、序盤は少し入り込みづらさを感じるかもしれません。 それでも、異能と警察小説のバランスが上手く、読み終えたあとに“過去を知ることは本当に救いなのか”と考えさせられる一冊でした。

    1
    投稿日: 2026.07.30
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    子供の頃から好きだった作家たちの本は今や読み尽くし、新しいお気に入り作家を探す放浪の旅に出てから、随分たった。(もちろんこの場合の放浪とは、読書行動におけるバーチャルな放浪)。そんな私に、「あれ!なんかいいかも!」と思わせてくれた初読み作家さん。 刑事ものだ。ただ、主人公には、事故を契機に不思議な力が宿っている。視力を失った右目は、過去の風景を見ることができるのだ。3年前の事件現場に行けば、当時の現場の様子を見ることができる。もちろん、タイミングが合えば、犯行を目撃することもできる。そんな力を知った主人公とその仲間が、未解決事件を追う。 ワクワクするこの設定を、白けさせることなく書くこの作家は何者…?急いで調べる。なんと、続編も出版されてる!久々に心が踊った。 ちなみに、同僚の先輩刑事は、なぜか脳内で浅野忠信が演じた。いつかみたドラマ、刑事ゆがみのイメージから連想しているのは明らかだ。映像化するなら浅野忠信でやってほしい笑

    16
    投稿日: 2026.06.27
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    面白い!最初の数ページは読みにくいかもと思ったけど、すぐに引き込まれた。好みな作品すぎて、続編がある事に安堵。

    22
    投稿日: 2026.06.21
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    シリーズ化・映像化できそう ありえない設定とかあんまり好きじゃなくて読まないんだけど 今回のはあまり気にならなかったくらいの ザ・警察小説!って感じでアツい! う~~ん 犯人に同情・共感してしまう私は…最低なのかねぇ… 悲しいお話。

    3
    投稿日: 2026.05.28
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    むっちゃ面白かった! もぅ誰かと語りたい! ネタバレしたい...コラコラッΣヽ(゚∀゚;)!! 失明したしたはずの右眼に“三年前の光景”が映るようになった女性警官・尾崎冴子の特殊能力を武器にヨーロッパの伝統的な“キツネ狩り”そのままにチームで犯人追い詰めていく展開は、ぺージを捲る手が止まりませんでした ドラマ化されそうだし、続編も期待したくなる素晴らしい作品 文庫本の表紙イラストが世界感を見事に描いていて好み♡

    67
    投稿日: 2026.05.18
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    面白かったです。警察官もの普段読まないのですがサクサク読めました。 主人公は特異能力をもっている。ホームズや榎木津みたいに奇人変人でない。偏見がすぎる。 犯人の罪をおかす動機があまり好きでない。 続編あるのかな。あるとしたら主人公の能力の縛りでコナンの世界みたいな時間経過で進むのだろか。

    7
    投稿日: 2026.05.14
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    右眼に過去の光景が映るようになった警察官・尾崎冴子は、未解決事件の犯人を追う。斬新な設定と手に汗握る追跡劇が光る警察小説。新潮ミステリー大賞受賞作!

    0
    投稿日: 2026.05.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    バイクの事故で右目の視力と婚約者を失った刑事の尾崎。同期で署長となった深澤、先輩刑事弓削。ちょうど3年前の映像を傍観者のように見ることができる能力に気づき過去のバイク事故現場の真実を知る。そこから未解決事件を見て再捜査につなげる。SFっぽく苦手意識があったが違和感を感じることもなく話がどんどん進む。犯人はサイコパス、けど生い立ちも気の毒。トレーダーや武闘術をマスターできるくらい賢い人だから他の方面に活かしてほしかった。続編があるそうなので読む予定。

    0
    投稿日: 2026.05.08
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    特殊設定はあるものの、ふつうに警察小説として面白かった 弓削さんのエピソードをベースに次回作を書いてくれないだろうか

    1
    投稿日: 2026.04.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一気に読ませる設定とストーリー展開。でも何か既視感があって釈然としないながらもクライマックスの対決は武士道。犯人像には若干モヤモヤ。新傾向ではあるが、プロットに比して少し長いかも。でも、読書の醍醐味は味わいました。

    5
    投稿日: 2026.04.01
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    事故のせいで右眼が3年前の出来事が視えるようになり、その特殊能力を使い事件を解決していく! 特殊能力があるが限られた制限の中でどのように捜査していくのか!? 続編とドラマ化に期待したい作品でした!

    19
    投稿日: 2026.03.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    三年前の事故で右目を失明し、その事故現場を訪れたことで三年前のその日の出来事が見えるようになった尾崎。 その能力を活かし、自身の事故の真相を追い、過去の一家四人殺人事件を再捜査する。 犯人が見えるのなら、捜査は簡単なんじゃ?と思ったら大間違い。 右目が使えるこは規制や制限があるし、3年前と現在では建物や状況が当たり前だが違う。 一筋縄で行かない捜査の過程も面白い。 また、一番の大きな問題は過去の出来事が見えるということが警察内では共有出来ず、能力を知ってるのはチームのメンバーのみということ。 犯人(キツネ)がわかっていても、似顔絵でしか共有出来なかったり、事件との関連や目撃者の信憑性に欠けたりする。 そんな中でどーやって、キツネの正体を突き止め、追いつめていくのかがこの本の見せ場だ。 キツネの正体がわかり、追いつめてく展開はスピーディーでハラハラさせられる。 痕跡を残さないキツネが不気味だ。 ただ、尾崎と話すキツネの話し方や性格が自分の想像していたキツネとはかけ離れていたため、そこはちょっと違和感だった。 動機が弱いわけではないのだけど、あんなに緻密なのに妙に子供じみていて違和感。 とはいえ、とても面白かったし次も刊行がもうすぐなので楽しみ。

    9
    投稿日: 2026.03.16
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    女性の刑事ものが好きなのと カバーのイラストの違和感が気になって購入。 好きだったポイントはチーム感。 私の持ってないものだから惹かれたのかも。 設定がちょっとファンタジーだけどそれを感じさせない焦燥感が表現されてて一気読み。 ただ たまに誰のセリフかわからなくなる時があったのが残念。読解力によるのかな。

    2
    投稿日: 2026.03.14
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    三年前の事故で婚約者を亡くし、自身も右眼を失明した女性刑事・尾崎冴子。 しかし事故現場を訪れた日から、失明したはずの右眼に“三年前の光景”が映るようになる。 その能力を手がかりに、未解決の一家四人殺害事件の再捜査が始まる。 めちゃくちゃ面白かった。最初にあらすじを読んだ時は「犯行現場が見えるなら全部解決では?」と思ったが、それは大きな間違いだった。能力には様々な制約があり、当然ながら事件は一筋縄ではいかない。その制約があることで、特殊設定でありながら逆にリアルさを感じる。 この物語の面白さは、犯人を探すことよりも「分かっている犯人をどう追い詰めるか」という点にある。まさにタイトル通り、キツネがいることは分かっている。そのキツネをどう追い詰めるのか。その展開が非常にスリリングだった。 ヨーロッパの伝統的な“キツネ狩り”は、賢いキツネを人間がチームで追い詰めていく狩猟。この物語もまさにそれを思わせる構図で、チームで犯人を追い詰めていく展開がタイトルとも重なり印象的だった。 主人公は犯行現場を目撃することになるが、その衝撃や葛藤、見えているのに捕まえられないジレンマが物語の緊張感を生む。前のめりになりすぎて危機に直面する場面もあり、物語に起伏がある。 また周囲の人物も個性的で、チームとしての捜査も見どころ。主人公にしか見えない情報があることで、チームの中に認識のズレが生まれ、それがストーリー展開の面白さにも繋がっている。 後半は一気に物語が動き出し、スリルとスピード感で最後まで釘付けだった。 続編の刊行も決まっているようなので、このままシリーズ化していくことを期待したい。

    19
    投稿日: 2026.03.06
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    寺嶌曜『キツネ狩り』新潮文庫。 第9回新潮ミステリー大賞受賞作の異色の警察小説であった。 複数の事件が数珠つなぎのように次々と関係していく様が非常に面白い。そして何より凶悪犯の人物造形が見事である。また、先の見えぬ二転三転の展開と驚愕の結末も見事であった。 驚いたのは若手の新人作家のデビュー作かと思っていたら、自分より上の年齢の作家だったことだ。 3年前のバイク事故で婚約者を失い、自らも右眼を失明した警察官の尾崎冴子は、事故現場の峠を訪れた日から右眼に3年前の光景が映るようになる。そして、3年前の出来事は事故ではなく、何者かが事故を誘発するための罠であったことを知る。 尾崎は右眼の特殊能力を含め、かつての仲間であった弓削拓海と現在は署長となった深澤航軌に事実を打ち明ける。尾崎の特殊能力は深澤に見込まれ、弓削と共に未解決事件を捜査することになる。 尾崎と弓削はバイク事故を誘発させ、その動画をネットにアップしようとしていた犯人を逮捕する。さらに、未解決の一家4人殺害事件の再捜査を行うことになるのだが、バイク事故を誘発させた犯人が投稿していたサイトに一家4人殺害事件の一端が投稿されていたことを発見する。 尾崎は過去を見る眼と懸命な捜査で徐々に姿の見えぬ凶悪犯に迫り、ついにはキツネ顔の男の存在に辿り着くのだが…… 本体価格850円 ★★★★★

    68
    投稿日: 2026.03.04