
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
貴之は万能であるため手に入れたいものは自らの手で手に入れることができる。ただ智子の心は手に入れられないことで執着心=愛情が常軌を逸した。貴之は智子を心底愛していたが、智子は貴之を愛していなかったため押し付けられた愛を享受できず、押し付けることもなかった。聡明な貴之にはそれがわかっていた。 愛は押し付け合うもの。最後のシーンで智子はカンちゃんに病院受診という愛を押し付けた。本物の相手を自ら選んだ智子は本物の人間関係を成就させた。
0投稿日: 2026.01.17
powered by ブクログ白石ワールド、全開でした。 これほどまでに、人生に捧げる人がいるのか? なんとも、羨ましくもあり、怖さもあり。 しかし、数奇な人生、運命はあるものなのか・・・ といつも、著者の作品を読んで思います。
10投稿日: 2025.12.24
powered by ブクログ退屈させず、最後まで読ませるのだが、この作家の自画像と思われる、何でもできるスーパー男性主人公がこの作品にも登場しウザい。標題にもなっている「睡蓮」に出会った時の衝撃がよくわからない。
1投稿日: 2025.12.18
powered by ブクログ67歳の櫻子は、娘が中学生になる頃に離婚してからずっと独りでいた。 彼女のことを気にかけてくれていた兄も亡くなって17年が経つ。 義姉の智子は、兄の元を突然去り同級生と再婚してからは、櫻子とも会うことはなかったのだが…。 2人が語るそれぞれの想いとは…。 仲の良い兄妹なのだろうが、ここまで心情を打ち明けるほどとは…と少し異常に思えるのだが。 夫婦の関係も智子にとっては快適よりも重荷になっていたのだろうが、新たにスタートされた2人の生活は穏やかなのだろうと察せられた。 最後の櫻子の爆弾発言は何を意味するのか…。 愛情が相手の重荷になるほどだと、愛とは言えないのではないか、それは執着になる。 幾つになっても愛を捧ぐ人がいるのは良い人生なのか… 正解はわからない
71投稿日: 2025.12.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
p115 僕は”血縁はニセモノ”という主義なんだ。本物の人間関係は、無数の他人の中から本物の相手を自分の力で見つけて初めて成立する。そして、その人間関係は、博愛とは異なる唯一無二の愛情によってのみ維持される。そういう意味では、母は、父の唯一無二の愛情を踏みにじるようなことをした。彼女は、人間として救いがたいほどの罪を犯してしまったんだ。
0投稿日: 2025.11.27
