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プレイグラウンド
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リチャード・パワーズ、木原善彦/新潮社
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総合評価

3件)
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    著者は“アメリカ最重要作家”なんだそうだ。これまで読んだことはおろか名前も知らなかったので、図書館で見つけて大慌てで借りた。……苦戦。300ページくらい(本文484ページ)まで進んでようやく面白くなった。 物語は神話から始まる。ポリネシア神話の創造の話だ。主な登場人物は4人。三人称のパートが明朝体、一人称のパートが教科書体で著される。時間の流れは一定ではない。そのため注意深く読まないと混乱する。 語られるのは4人それぞれの人生だ。特に重要なモチーフが海だ。いや、海こそが主役なのかもしれない。もう一つ、重要なモチーフがあるのだがこれは伏せておこう。 一読しただけでは良さが(本当には)わからなかった。再読したい。

    2
    投稿日: 2025.11.23
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    「小説史に残る仕掛けがある」と触れ込みがありましたが、まさに。2025年(原著は2024年?)という、AIがまさに世界を席巻しようとしつつある、期待と恐れが入り混じった年にこの小説が発表されたことも、この小説が伝説的になることを後押しする。

    0
    投稿日: 2025.11.11
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    潜る潜る、海に潜る、人工知能の世界に潜る、物語の中に潜る…。 リチャードパワーズ渾身、「オーバストーリー」「惑う星」を経ての、人間から海、そしてAIから人間へのラブレター。 Geminiについ感想を聞いてしまったら… 読み取れていなかったがそういうことか。。 未来はきっとプラスチックまみれの暗い海じゃないのかもしれない。

    5
    投稿日: 2025.11.06