
きょうの日はさようなら 完全版
一穂ミチ/文藝春秋
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総合評価
(4件)4.7
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powered by ブクログ30年の眠りから醒めた少女と一緒に過ごすようになった双子姉弟の話。 一穂さんの繊細な心情描写が青春小説にマッチして美しく流れるような感覚で読み進める。 しかし、後半からの展開は同じ感覚ではいられませんでした。 泣いちゃいけない。そう思ってもこみあげる感情は抑えられなかったです。 また胸を打つ一穂作品に出会えました。
1投稿日: 2025.11.16
powered by ブクログ低体温治療による30年の眠りから覚めた、当時女子高生の今日子と、2025年を生きる二卵性の双子のお話。今日子を取り巻く秘密が明らかになるにつれて、時間の儚さが身に染みる。物語後の彼女らの不思議な関係をついつい想像してしまう。 明日子「ひびにおんぶさせるから」 日々人「三歩までしか自信ねーぞ」 明日子「あ、バスケ部だから?」 日々人「そこは関係ねぇよ」 この2人の雰囲気すごく好き
11投稿日: 2025.11.16
powered by ブクログ夏休み直前の高校生より 今が幸せかどうかと言えば あの高揚感にかなうものはないような そんな気もするし 高揚感こそかなわなくとも 自分の想いで進む道を選び続けてきた その後の時間だって 幸せだったし これからどうしようかなと 漠然と考えている今だって やっぱり幸せだと思う。
2投稿日: 2025.11.16
powered by ブクログ【眠りから覚めた少女と過ごす、17歳の夏】信じられないけど、私たちには「いとこ」がいたらしい。今日子という名のその子は、セーラー服を着て、ある日我が家にやってきた。
0投稿日: 2025.10.17
