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シークレット・オブ・シークレッツ 下
シークレット・オブ・シークレッツ 下
ダン・ブラウン、越前敏弥/KADOKAWA
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総合評価

34件)
4.2
13
13
4
0
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やはりダンブラウン面白かった。スピード感、疾走感がハンパない。そして科学の蘊蓄がたまらない。さらに芸術についてのエッセンスが散りばめられていて最高。 (訳者もあとがきで同じようなこと書いてた。) 今回の舞台はプラハ。テーマは「非局在型意識」。 人間の脳は抑制されているが、それを解放すると、意識を肉体から離して遠く離れた場所を見たりすることができるというもの。 トンデモない話ではあるが、ダンブラウンに書かれると本当に実現しそうな気がしてしまう。 最後も落ち着くべきところに落ち着いて納得できる終わりへ持っていくのはすごい。 物語のほとんどはラングドンが朝目覚めてからのたった1日のできごとというのは信じられない。 サーシャとゴーレムが二重人格の同一人物だったというのは予想できなかったが、納得いくトリックで面白かった。 ときどきハリウッドっぽいセリフが出るのが好き。 上巻p239「世界には星の数ほどカフェがあるのに、おれはこのカフェにやってきた」 下巻p198「どうやらルッコラじゃなさそうだ」 下巻p301「あなたですよ、教授」 下巻p305「軍法会議で週末が台なしになるかもしれません」 これも気になった。 上巻p229「ティモル・モルティス・エスト・パテル・レリギオニス」「死の恐怖は宗教の父なり」

    0
    投稿日: 2026.02.02
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    #読了 #ダン・ブラウン ダン・ブラウンさん、すごい。ここで語られている話は昨今のAIの進歩から思いついたのかもしくは脳科学の進歩からヒントを得てAIが進歩したのか。実験、科学的成果は事実らしいので、どこかでこんな実験をしている人がいるという事にちょっと戦慄を覚える。現時点まだまだ解明途中だろうけど、数年後はまたすごいことになっていそう。 キャサリンと出会えたラングトン。組織から守るため対決に臨む。謎の人物は敵か味方か。最後に生き残るのは? ラングトンシリーズは映画で満足してしまってたので反省。オリジンも読みます。 それに一度でいいからチェコにも行ってみたい。フォーシーズンホテルなんて無理だけど。

    19
    投稿日: 2026.02.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻がいつものスピード感溢れる面白さで、あっという間に下巻を読み始めたが、下巻途中からやや失速。 ラングドンを追い詰めていた組織は、予想通りCIA(とアメリカ合衆国)。 下巻は全体に間延びした印象で、話がなかなか進まない。そしてキャサリンの驚くべき発見とは、別にそれほどでもなく、地動説から天動説へのパラダイムシフトにはほど遠い。 散々結末を焦らしておいて、ラスボスは呆気なく死に、最後のどんでん返しもミステリーにおいては定番の展開で興醒め。 今回のラングドンを窮地に追いやったのは、現地警察の狂った捜査官だが、あまりにもこじつけ感が半端ない。 なにより、物語冒頭のラングドンが非常ベルを押した経緯について、最もな伏線回収が欲しかった。 あれだけの理由では、なぜそこまで(盗聴した夢の内容を現実で再現)したのか、全く理解できない。 チェコ・プラハというのも、馴染みがなくそこまで惹かれる舞台設定ではなかった(日本人だけかもしれないが)。 本当に、あのダン・ブラウンが書いたのか?と疑うほどの出来の悪さ。 前作オリジンが最高傑作だっただけに期待しすぎてしまった。本作は、間違いなくシリーズ最下位。

    0
    投稿日: 2026.01.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久々にダンブラウンさんの作品を読みましたが、相変わらずストーリーが面白いですね!ダヴィンチコードの衝撃を思い出しました。 後半の怒濤の展開は読む者を釘付けにし、あっという間の結末がでした!

    0
    投稿日: 2026.01.27
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    プラハを舞台にしたラングドン教授のミステリー。シリーズなので、教授の博識や冷静な判断力は当然の大前提の基で、今回は脳についての最先端の学問にCIAとチェコの国家情報機関と三つ巴で物語は進む。悪い奴の強い事と言ったらない。それだけに教授の応援もあがってくる。最後が長過ぎた感はあるが、良かった。映画化が待ち遠しい。

    20
    投稿日: 2026.01.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    題材は最先端のものでも、事件の真相に至る過程が古臭い。 作中では、まだまだラングドンの老いは感じない。 続編にも期待。

    1
    投稿日: 2026.01.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「ロバート・ラングドン」シリーズ第6弾の下巻。 今回は舞台はプラハ(ニューヨークでも余波の事件はあるが)で、時間も1日の出来事なのに、この密度の濃さは驚きです。 プラハの歴史遺産などの蘊蓄も素晴らしいが、何より非局在型意識とネット情報の相似性という論には驚きました。 ゴーレムの正体は案の定だったこと、事件解決後がちょっと冗長だったこと以外は満足しました。 純粋に歴史と宗教学とその象徴物との話はラングドンより20年は先行している星野之宣の宗像教授シリーズの方がシンプルに面白いかも。

    0
    投稿日: 2026.01.18
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    楽しみましたー。サリーの守護者ゴーレムの正体は驚きでした。でも納得。死とは?意識とは?といった難しいテーマでしたが面白かった。とはいえ死の恐怖が無くなった訳でもないですが。

    0
    投稿日: 2026.01.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ”人間の意識”や”死”をテーマにしたラングドン教授シリーズ。 「肉体がなくなっても意識は生き続ける」 日本人の自分にはしっくりくるけれど、西洋の方はこういうのはスルッと受け入れられるのだろうか。 物語を読みながら、作中のテクノロジーはおそらく実現しているんだろうなと思うとワクワクと怖さを感じた。 やっぱりラングドンシリーズは面白い。

    0
    投稿日: 2026.01.12
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     謎解きが少なくハリウッド映画的展開が見せ場になっているのが非常に残念。ラングドンの頭脳はフル回転かもしれないが、パスワードを当てる程度ではちょっと物足りない。プラハの街も走り回ってはいるが、もっと物語に組み込んで活かしてほしかったのが本音。また、いち警備員にしてやられている例の組織の人員って一体。面白くない訳ではないけれど、期待していた分失望が大きかったか。それでも意識についてのキャサリンの説はとても面白く、彼女の思い描く理想の未来はポジティブで素敵だと感じた。ラストもロマンチックでアメリカ人らしい。

    1
    投稿日: 2026.01.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    文章の疾走感がとにかくすごい。 下巻の半ばからはもう、ページを繰る手が止まらなくなっちゃいました。星5つで足りない。 ゴーレムは誰だったのか。そしてそのゴーレムはどうなるのか。巧みに誘導されていて真実がわかった時の驚き。振り返ってみればヒントはあちこちにちりばめられていたけれど「そうだったのか」が止まらない。 p259 被験者が見たものを脳の視覚皮質と接続して映像化できるというところを読んで去年ドラマ化した「秘密(原作・清水玲子の漫画)」を思い出しました。 こんなことができるのはまだ先だろうと漫画もドラマも観ていて思いましたが、ダン・ブラウンは本書に登場する科学的成果は事実であると冒頭で唱っているので、もう本当にそんなことができるんだ、ととても驚きました。 非局在意識の証拠は、死後の世界の存在に直接関わってくる(p263) どんどん展開が深まっていきます。 p329からの精神病に対する非局在意識理論から見た解釈の仕方にも驚きました。それが真実かどうかは分からないけど、確かにその説明納得できてしまうと感じました。 これが証明されたら世の中のいろんな概念はひっくり返るかもしれないなと思ったことです。 ところどころにユーモアが差し込まれているところもとても読んでいて面白かった。「この友人にはトラブルの中心地に居合わせるという厄介な習性がある(p301)」とラングドンのことを言ってる箇所で吹き出しました。名探偵コナンとそこは同じだと思ってしまった(笑) この壮大で綿密な物語をどうやって終わらせるのかと思いつつラストへ向かいましたが、終わり方もスタイリッシュなのに胸熱。 ラストのラングドンの言葉がまさに著者の本書を書いたモチベーションそのものと感じられてものすごい爽快感がありました。いやぁ面白かった。 あと数点小さい感想を。 内容とは関係ないことだけど、鼻に乗ってるメガネを探したり、手に持ってる携帯を探しちゃったりする行動のことを馴化っていうんですね。 (p20に出てくる言葉)その言葉は聞いたことがあったけどそれは動物の調教についてだった気が。 あちこちにでてくる難しい言葉や科学に関する説明など、わからないものもあったけれど、それ自体もとても興味深かったり、初めて知ったりしたこともあり、内容とは別にもっと知りたいなと面白く感じました。 それと著者の巻末の謝辞でさらりと原稿がハッキングされかけたことが書かれてあり「まるでキャサリンじゃないか!」と現実にもそんな事があったことに驚かされました。 訳者あとがきにも、その作業が本書に登場する編集者フォークマンさながらの漏洩防止管理状況だったことが明かされていて、どこかに掲載されるという(もうされてるのだろうか)「監禁された翻訳者の手記」もぜひ読みたいなと思ったことでした。 全部読み終わって真相を知った今、また最初から読み直したい衝動に駆られています。

    2
    投稿日: 2026.01.08
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    上巻はプラハの街がイメージしにくかったけれど、 下巻で急速な展開に、急に街に馴染んだ自分がいる。 ITにはたけて長けている著者なのに、今回はツッコミどころも多いけど 数日で目まぐるしく起こるストリー展開で気にしない。 純粋知性科学、空間移動、SMES、超電導コイル・・・ フィクションとリアル、けれどフィクションも未来にはリアルになり得るのでは? と。 さて、翻訳者越前さんのWEBで「監禁された翻訳者の手記ー」をゆっくり紐解いて、読後はをさらに楽しもうと思う。

    6
    投稿日: 2026.01.07
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    時代を先取りするラングトン シリーズの今回のテーマがこれか! 脳内だか体内だかのGABAの数値の大幅低減が体外離脱体験に関連しているというのが非常に興味深かった。のむと眠りを深くしてくれるけど往々にして頭痛を引き起こすアイツ。 「脳は選択しているんじゃなくて、選択を受信しているの」というのも、最近読んでいた、ある瞑想に関する記述に通じるところがあって、これは信じる価値があることなのかもしれないと思わされた。 話の組み立ては、シリーズのいつもどおり。ここでやめておくというのが難しいと感じさせる展開で下巻は読み始めた日の翌日に読み終えてしまった。 わたし的には、上巻で大きく失った評価を本巻で結構取り返したねと思った。でも、あえて評価なし。

    0
    投稿日: 2026.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この小説に登場する芸術作品、異物、象徴、文章は全て現実のものである。実験、テクノロジー、科学的成果は全て事実に即している。この小説に登場する組織はすべて実在する 臨死体験者が万物とつながる感覚や全知の至福感を語るのは、まさにそれが原因よ。化学物質がそれを証明している キャサリンの説明によると、死ぬのは夢を見るのとよく似ていて、夢の中では往々にして、自分を重量も質量もない存在と感じ、障害物を通り抜けたり、空を飛んだり、瞬間、移動したりできる。要するに、物的な形を持たない意識となる 死の恐怖が取り除かれれば、世界における一人ひとりのあり方が変わる

    0
    投稿日: 2025.12.31
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    スピード感と蘊蓄。 訳者あとがきで、ダンブラウンの作品へあてた言葉。まさにそうだった。 複数の視点、みどころが同時に進んでいく。 あー面白かった! プラハ、行ってみたいなぁ…

    14
    投稿日: 2025.12.30
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    今の世の中の問題や特性を反映した物語だと感じた。 何事にも局在と非局在性の場面が脳内で展開され、非局在の世界から何かを得て、この現実を手探りで生きる為の何かを見出そうと、人は生きているのではと考える。 読書もまた、非局在性なのだろう。 その世界から何かを持ち帰って、この現実の視点を増やして、変化していくのかもしれない。 もはや次回作を期待している。 蘊蓄とスピード。この両方を備えたシリーズはあまり無い。 次の本へすすむ。

    13
    投稿日: 2025.12.28
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    キャサリンの本が、ストーリー上、適当にはぐらかされて終わるんじゃないかと思っていたのだけど、お茶をにごさずにちゃんと内容が語られるのがさすがだった。だいぶオカルティックな感じもするけど。たぶん細かいところは忘れてしまうと思うけど、蘊蓄をたっぷり語りながらしっかりストーリーラインで引っ張っていく語りは健在で、十分満足した。

    0
    投稿日: 2025.12.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ひさびさひさびさのラングドンシリーズ。なんと、今回のラングドンガールは、ラングドン先生の恋人!! 前作のオリジンも「そんなことになるのか!」とビックリしたけど、今回もビックリ。死を恐れることがなくなると、世界が変わる… ゴーレムはサーシャじゃね?いつもの通りだと、思っていたら本当にその通りだったのでこれまたビックリでした。

    2
    投稿日: 2025.12.26
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    下巻は「また騙された!」状態でハッピーエンドになりますようにと祈りながら読んでいきました。 科学の知識は難しいものの、なんとか理解しながら読んでいくことができました。慣れてきたせいか上巻と比べて読みやすく感じました。 ラングドンの恋人を助けたいという気持ち、ネーゲルの組織人として葛藤しながら自分の正義に基づいて仕事をする姿勢、そしてゴーレムのそっと守りたいという気持ちに感動。 やっぱり、プラハは行きたい憧れの地です。

    43
    投稿日: 2025.12.25
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    4.5 ラングドンシリーズ… 毎回パターンは一緒なのだけれど、毎回知らない世界の扉を開いてくれる。 驚愕の実験の数々、そして再現性という一点のみで完全否定する人々。 現代の情報の受け取り方と同じ… 何を信じ何を疑うのか。

    0
    投稿日: 2025.12.22
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    ▼配架・貸出状況 https://opac.nittai.ac.jp/carinopaclink.htm?OAL=SB00561119

    0
    投稿日: 2025.12.18
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    相変わらずのクォリティ。新しい科学的知見をベースにものすごい話を作っている。今回は脳科学の発展と死後の世界に関する最新の研究結果を悪用しようとする悪者の動きに巻き込まれるラングドン達。もちろんハッピーエンドという安心感もあり、とても楽しめた。年末年始の読書に超オススメ。

    2
    投稿日: 2025.12.13
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    エピローグや人物紹介を除く本文、上下巻で792ページ。読み終えて、このページすべてが24時間以内の出来事だったというのにびっくり! そういえば ”Twenty-Four” っていうドラマがあったけど、まさにあのドラマ感覚の読書時間でした。スリリングで、スピード感に満ちていて、謎が謎を呼ぶ展開。 上巻で不気味でしかなかった謎の怪物・ゴーレム。その正体には、やられたぁ! この作品のテーマは“意識”について。怪物の正体はテーマに沿ったもので、意識について読者に問題提起をする象徴なのではと思います。意識はどこにあるのか。脳の中にあるのか。それとも脳が受信するものなのか。 GABAというチョコレートでお馴染みの物質が登場します。ストレス軽減や睡眠の質向上に効果があると言われているもの。このGABA(ガンマ-アミノ酪酸)は、脳の働きを部分的に抑制するものだそうです。例えば、パーティーの人ごみの中で、自分に話しかけてくる人の言葉だけに脳が集中する。鼻の上のメガネの感覚がなくて眼鏡をかけて眼鏡を探したりする。それはGABAが働いていて、必要なことだけを脳が認知するからだと。実際、新生児の脳はGABAの数値が高くて顔のすぐ前にあるもの以外はすべて遮断しているそうです。また、チベットの僧侶も瞑想中はGABAの数値が極めて高いのだとか。逆に、臨死体験中の人の脳ではGABAの数値がガクンと下がるのだとか。つまり、脳の働きのブレーキが解かれて何もかもが思い出される。死ぬ前に見える走馬灯のような景色ってよく聞くけど、そういうこと? ここから、意識は物質世界を離れるという理論に発展し、人間の死生観に大きな影響を与える理論が展開されることになります。 ラングドンとキャサリンが、なぜ危険な組織から執拗に狙われているのか。どういう立場の人間が黒幕だったのか。次々に明かされる真実に、ページを繰る手が止まらない。そして、この本のテーマである意識と死生観については、私たち日本人には受け入れやすいかも という感じもしました。ただひとつ、上巻で語られていた「光輪」についての解釈には、びっくり! エジプトの壁画、仏教、ダ・ヴィンチの絵画、そしてNYの自由の女神にも見られる「光輪」。作品のテーマにとって重要な解釈だと思うので、読んで確かめていただけたらと思います。 ダン・ブラウンの作品は、常に時代を先行しています。下巻の「訳者あとがき」にもありましたが、『インフェルノ』(2013)で描かれていた世界は、2020年のコロナのパンデミックを想起させます。また、『オリジン』(2017) では、訊きたいことをなんでも訊けるコンピューターが登場しますが、Chat GPT が世に出たのは2022 年。ダン・ブラウンって、預言者なの?! その意味で、今回 怖ろしいと思ったのは、ある人物が語った言葉。「人間の頭脳が、世界の次の戦場となる」 ロシアはすでに超音波を使って脳波を読み取ることができ、中国はニューラリンクの脳のインプラントを大量に発注しているともあります。今作にあるアメリカで行われた脳に関する研究と実験も現実のようです。上巻のレビューにも書きましたが、「この作品に登場する作品、遺物、象徴、文書はすべて現実のものであり、登場する組織はすべて実在する」とのこと。この作品のかなりの部分が現実で、フィクションを上手に織り交ぜて書かれているということは…。色々な意味で、本当にスリリングな作品でした。

    53
    投稿日: 2025.12.12
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    最後まで面白かったが、さすがに初めの作品のように古代の紋章などからパズルのように謎を解いていくのはもう無理なのはわかるが、そこが少し物足りない。 爆発の後の章ももう少し短くてもいいのでは。 ともあれ次作に期待。

    2
    投稿日: 2025.12.10
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    意識とは何か、死とは何か、と色々と考えさせられる内容だった。 この本の登場人物が「非局在型意識」という説を唱えるのだが、その説によってサヴァン症候群、解離性同一性障害や、それ以外のこの世で本当に起きた摩訶不思議な現象の説明がついてしまう。 怖いけれど、面白い。 死の捉え方自体を変えてしまう。 この小説は、2日間の出来事を上下巻に分けて物語っており、スピード感があり、臨場感も半端ない。 ストーリーの展開や、裏打ちされたものなど、著者ダン・ブラウンの知識、考察、探究心に舌を巻いてしまう。 映像化されるのが楽しみだが、現在69歳のトム・ハンクスの為にも早めにお願いしたい!

    1
    投稿日: 2025.12.08
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    海外の小説を初めて読んでみた。 そろそろ終わりかなと思ってもそこから更なる展開があり、飽きることなく読み進められた。 最後も意外な展開で楽しい気持ちにさせてくれる物語だった。 人間の意識に焦点を当てたミステリー。 「死が幻想である可能性が高い・・・意識は体が死んだあとも生きつづけるという考えです。もしそれがほんとうで、それを証明できるなら、数世代のうちに人間の精神は、いまとはまったくちがう前提-結局のところ、死はたいして恐ろしいものではないという前提に立って機能するようになる・・・」 『意識は体が死んだあとも生きつづける』とは生まれ変わるということだろうか? 物語にあるように死んだあとの事が分かれば、人類は大きく変化することは間違いないだろう。 死後の世界についていつかは科学的に解明できる日がくると、物語を読んでみて考えが変わった。

    12
    投稿日: 2025.12.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【シークレット・オブ・シークレッツ】 ダン・ブラウン 著  これはすごいです! さすが、ダン・ブラウン!  「トラブルの中心地に居合わせるという厄介な習性」のあるラングドン教授のミステリー&アドベンチャーのハラハラ・ドキドキはいつもの通り。すごいのは今回の主題です。脳(脳科学)、意識とは何か(局所性・非局所性)、夢や幻覚の原因、遠隔透視、さらには、死ぬときに何が起こるのかという「秘密のなかの秘密(Secret of Secrets)」を解き明かしているところです。トンデモ本かと思いきや、冒頭には「実験、テクノロジー、科学的成果はすべて事実」と書かれており、ほぼ一気読みでした。  舞台が一番好きなプラハというのも痺れました(好き過ぎて工場まで作ってしまった)。ヴィヴィッドに風景が思い起こされましたが、いつもバーツラフ広場、旧市街、カレル橋、プラハ城などがお決まりコースで、そのほかにもこれほどの名跡があることは初めて知りました。    内容は書き切れませんが、一言で言えば「脳とはスマホである」ということでしょうか。これまでの価値観が大転換した一冊です。 PS 「ダン・ブラウン、すごい」と知人に話したら、「サミットのパン屋?」と切り替えされました。今、そっちなんですね。(^^)

    0
    投稿日: 2025.11.28
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    いままでのシリーズで一番面白い! 意識とは何か? こんな壮大な問いでさえ、実際の実験や科学的根拠を示して語られると、もう、読む前には戻れない! 読んだ後、世界が変わる もし、10年後、いまよりも脳や意識の解明が進んで、まさしく人工神経細胞なるものが作られたら、と思うと本当に怖い。 ニューラリンクの脳チップを中国が大量買いして、研究していることもどうやら事実のようだし。実はもう、私たちが知らないだけで、あらゆることが起こり始めているのかも。

    8
    投稿日: 2025.11.28
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    上巻、下巻の分け方が巧妙。 上巻にて絶妙に謎を残しながら下巻は疾走感があり、夢中になって読んでしまった。年甲斐もなく徹夜してしまう程だ。  ラングドンが辿り着く真相しかり、キャサリンが知らず知らずに命を狙われる原因。読者はラングドン教授になりきるのではなく傍観者としてこの物語に関わった方が健全に思う。最終最後まで読めば少し納得のいかない部分もあるが、そんな事は些細に感じてしまう程、ラングドン教授シリーズは面白い。  ゴーレムがサーシャを命をかけて守ろうとする意味、ゴーレムが命を賭けて守ろうとしているものはとても切なく、単純に危険人物としての印象がガラリと変わってしまう。ゴーレムの非情な行いについては許すまじき行為だが単純に善悪を語れない結末になっており、物語の結末としてとても難しい感覚になった。  ラングドン教授は今回も大きな渦中に巻き込まれる分け方だが、暗号の件などはラングドン教授シリーズならではでありながら、あまり機能していなかった様におもえる。また、シリアスな雰囲気があまり世界観として浸透しきれていない印象がある。  いずれにしても上下巻通して面白かった。濃密な印象だが、疾走感もありとても楽しむ事ができた。

    13
    投稿日: 2025.11.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    謎がいくつか重なっていたので、先が気になってどんどん読み進めていった。謎が解けていくときに、そうだったのかぁ!という爽快感があった。意識というテーマも、難しそうに思ったが、謎解きを楽しみながら、キャサリンとラングドンの対話を通して、意識や死の新たな考え方に触れることができて、おもしろかった。次回作も、楽しみ!!

    1
    投稿日: 2025.11.24
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    上下巻読了。 ダン・ブラウンらしい疾走感のあるサスペンス&ミステリでした。 現代人への警鐘、そして未来への希望を語る「意識」についてのテーマは壮大で、流石の世界的ベストセラーと言う感じ。

    2
    投稿日: 2025.11.24
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    読了しました。 いやー8年ぶりのダンブラウン。じっくり堪能いたしました。 面白かったです。面白かったですが、物足りない感はありました。特に蘊蓄の面で。 訳者のあとがきにダンブラウンといえば、蘊蓄とスピード感、とありました。もちろん私もそう思います。場面展開などはすごく良かったです。同時多発で色んな場所で色々起きていて、最後に一つに収束していく。映画を見ているようで楽しめたんですけど、、、蘊蓄はもう少し欲しかったなー。 というか象徴学者としてのラングドンの活躍が少なくないですか?気のせいかな、、、 まあでも全体的には楽しかったので良しとします。次回作に期待です!何年後だろう、、、

    2
    投稿日: 2025.11.19
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    純粋知性科学という分類で合っているかどうかも確かではないけれど、お陰様でアカデミカルな時間を過ごすことが出来ました。 プラハのガイドブックを手元にそして、意味を自分自身に分からせるために何度も読み返したり。最後の最後まで、ひっくり返るのではないかとドキドキしたり。一気読みでした。今にしてはもったいないという思いも。 もっと楽しい時間を長引かせればよかった。

    19
    投稿日: 2025.11.14
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    緻密で美しい文章が 素晴らしい。  初めてのダンブラウンですが まるで難解なジグソーパズルの様   上巻から ん?あれ?このピース変?と 思った箇所がチラチラあっても 開示された情報ピースを 見直し探すと なんとなく、それっぽいピースがあり それをはめて先に進んでしまい。   ラストのラストまで 間違ったピースに気がつかない笑   凄く計算された 美しい数式の様な物語に 大満足しました。 他の作品を読んでいないので 余計にかもしれません。    映像化も念頭にあるのか?は わかりませんが プラハやチェコでチェックするべき いわくつきの場所が可能な限り網羅されていて 物語に上手く組み合わされている所も 圧巻でした。   唯一の不満は プラハといえば天文時計という プラハを調べ尽くした本書には 似合わない。 お土産で安売りされている 観光客向けのチョコレートみたいな 表紙には絶望を感じました。   もっとあるでしょ。。。。   それ以外は大満足です。 もっと深く書きたいぐらいですが ネタバレは絶対してはいけない作品なので 簡単に感想を ぜひ沢山の方に読んで貰いたいです。   (プラハマニアなので、めちゃくちゃプラス評価フィルターがかかっています)  

    1
    投稿日: 2025.11.11