
総合評価
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powered by ブクログ本屋大賞受賞作品『家守綺譚』の漫画化作品です。上巻です。 絵が割とゆるっとしているので入り込めるかな?と少し心配だったけれど、ちゃんと原作の雰囲気そのままの空気感です(帯に作者もそのようなことを書いてます) 何よりかによりゴローですよ。ゴローを楽しむための漫画家と言っても過言ではないくらいゴローです! 原作だと文字だけだからゴローがくっついて歩いてるのとか、縁の下でゴロゴロしてるのとか表現されてない場面も多いけれど、漫画なら安心!喋らなくたって存在感バッチリ✨ ゴロー好きな人にはぜひともおすすめしたい! そして私は隣のおかみさんになりたい!隣からゴローを可愛がりたい!!
6投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログすばらしい。 近藤ようこさんの漫画は好きなので、試し読み2章を読んでみたら、買わずにはいられなくなった。 まんまと出版社の作戦にハマる笑 出版社が強く推すのも納得。 原作未読なのだが、こんな小説梨木香歩さんが書いてたのね。知らなかった。
28投稿日: 2025.10.07
powered by ブクログ家守綺譚はとても大好きな作品です。 小説では登場人物や美しい情景を明治時代の浮世絵のようなはんなりしたもので想像していました。 それとは少し違ったけれど物語の雰囲気に合っていたし、家や庭の風景などはまさに想像通りで読み応えがありました。
1投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログ梨木香歩の小説の漫画化作品で、新潮社のPR誌「波」に連載していたのをずっと楽しみに読んでいた。すぐに単行本にまとまってうれしい。 文筆家の主人公が、亡友の実家の家守となって暮らし始めて起こるさまざまなちょっとふしぎなできごと。上巻は第一話サルスベリ(上)(2022年10月号)から第十八話葛/萩(2024年3月号)まで。原作の文章をていねいによみ、行間もすくって、それを丹念に画に写している。これは決して簡単な仕事ではない。 春から秋へ、庭の草木や犬のゴロー、そこへ訪れる河童や人魚、そしてときどきあらわれる亡友とあたりまえのように言葉をかわしている夢か現かわからぬ世界に近藤ようこの画がほんとうに似つかわしい。カバー装画も美しいが、はずした表紙も和綴本風になっていて、すてきな愛蔵版になっている。近藤ようこさんが梨木香歩さんとの対談でこの作品を「やさしく、きびしく、しあわせな」物語だというのは、ほんとうにそのとおりだと思う。私自身、読んでて切なかったり、つらかったりもあるのだけど、全体としてはしあわせでうらやましい世界だなと思っていたので。
3投稿日: 2025.09.25
