
総合評価
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powered by ブクログはじめましての燃え殻さん。 エッセイから飾らないお人柄が伝わってくる。 笑いをこらえながら読み、気に入った 「人生は、ぬか喜びの連続な気がする」 の章を思春期の娘に読み聞かせてみたものの… 「お母さん、こんなのが面白いの? お母さんが読んでる小説って、よっぽどつまんないんだね」とバッサリ。 これは、山あり谷ありの人生を乗り越えてきた大人だからこそ味わえる面白さなのだろう。 なかなか人には言えないような失敗談や恥ずかしかった逸話をこうしてサラリとさらけ出せるのは、様々な苦労を経験したからこその開き直りなのか。 自分にはなかなかできないな…と思うと同時に、私自身のダメさも燃え殻さんが受け入れてくれそうな気さえしてくる。 だから、燃え殻さんにはストーカーまがいの女性が絶えないのかも。 燃え殻さんも五十を過ぎてからの身体の変化に戸惑いながら生きているようだ。 「でもそれは先人の誰かがいつか辿った道。道しるべは言葉となってたくさん残されている。独りではないと、その先を言葉が照らしてくれている。『大丈夫、大丈夫』と声をかけ合いながら、僕たちはみんなで生きている。」 私も燃え殻さんとほぼ同じ歳。最近身体のアチコチの不調と向き合っているからこそ、声をかけ合いながらみんなで生きていくという言葉に、随分と励まされた。
39投稿日: 2026.01.15
powered by ブクログデキる人が苦手だ。 誤解を恐れずに言うと、だから燃え殻さんのエッセイに惹かれる。 燃え殻さんの作品をアメリカシカゴのバスルームで読まれる方がいるらしい。 私はなんの面白味もないが、就寝前にベッドで背もたれに寄り掛かりながら読む。 温かいホットミルクを飲むより、心が落ち着いて、心地良く眠りにつく事が出来る。 燃え殻さんの洗練された小説と違い、エッセイではやらかしを沢山楽しめる。 「初ラブホが初介護と化してしまった夜」は強烈。 きっと全人類が安心と自信を持てるだろう。 読了後は身体から力が抜け、不完全な自分でもいいと思える。
9投稿日: 2026.01.14
powered by ブクログ2026年三冊目読了。 最近はエッセイ的なものはなんとなく避けていたが、SNSでたまたま見つけてタイトルと表紙に惹かれて購入。 結果面白かった。作者の今までに起きた何気ない日常。思わず鼻でふっ。と笑ってしまうような出来事でも何もかもが意味あるものにつながっているような表現がまんまとはまってしまった。 他の作品もぜひ読みたい。
0投稿日: 2026.01.13
powered by ブクログ燃え殻さんは横浜出身ということですが、エッセイを読むと都会出身の人の目線で書いている感じがします。少なくとも「野山を駆け回って育った人」という感じはしないというか。 対自然というより対人間、風景描写より、誰がどんなことを言ったとか、そういう描写の細かさが作家としての個性になっていると思います。 かつて山下達郎さんがインタビューで、「僕の命題は、音楽を通じて『都市生活者の疎外』を表現すること」と言っていましたが、何か通じるところがあるかもしれません。
1投稿日: 2026.01.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一番最後の、不思議な仕事の話、興味深い。芸能人の5か所のお忍びの家の管理とは。 大槻ケンヂ(のほほん雑記帳)が好きで、彼がかけてくれた安心した言葉 「大丈夫。良いことも悪いことも、そんなに長くつづかないから」
0投稿日: 2026.01.04
powered by ブクログ燃え殻さんのエッセイを買ったのは、2冊目。やはり良かったです。「僕はこんなことを考えて生きてきた」は、泣けちゃいました。ほんの日常を切り取ったエピソードの中から、人生のどんな瞬間も大事だと思わせてくれる、そんなエッセイでした。自分が歳を重ねてきたこともあって、余計に響きます。
0投稿日: 2025.12.31
powered by ブクログ燃え殻さんの書く文章は、これはいつかのどこかでの私だという錯覚を引き起こす。あの日の自分がそこにいる。タイトルにぴったりだと思う。 燃え殻さんは自分の弱さを隠さない。 ありのままをありのままに描く。その正直な弱さに人は救われるのだと思う。 弱いままに生きるということは時には誰かの支えになったりするのかもしれない。 そのまんまでだって人はどうにか生きていける、生きている限り私たちはなんとかなる。そんな風に思わせてくれる。
0投稿日: 2025.12.26
powered by ブクログ燃え殻さん、いつも言うけど俺が書いたことにしたい。同世代としてこれを読めて良かった。今回はサイン本にしちゃった。
0投稿日: 2025.12.23
powered by ブクログエッセイを読むことって、大切に想える人ができる過程とよく似ている気がする。 「気になる人」からスタートして書店で本を手に取り、読んでいくなかで、その人のかっこ悪い部分や好きだなという部分を見つけて、最終的に全部ひっくるめて愛おしいなと思える。 燃え殻さんのエッセイを読む人は、皆んな、燃え殻さんが好きになるはず。 彼は、なかなか人に言えないような、自分のかっこ悪い部分も包み隠さず、実直に文章にのせている。 最初は「どうしょうもない人だなぁ」と思います。で、ページをめくり続け、読み終わった後も、やっぱり「どうしょうもない人だなぁ」と思う。 だけど、ニュアンスが全く違っていて、愛おしさがこもった「どうしょうもない人だなぁ」に変化している。 こんなにも優しさが滲み出ているエッセイは初めて。 愛おしすぎる。
4投稿日: 2025.12.13
powered by ブクログ燃え殻さんのエッセイ集。甘酸っぱい青春と、今の生活を行ったり来たりしながら、そうだよね、という勇気としんどいい自分を肯定してくれる文章たち。そういえば、そんなことが学校であったよな、とタイムスリップしたような、彼の言葉で走馬灯のような、思い出と繋がっていく。決して大それた、大きな出来事ではないけれど、それでいてリアルで、ちょっと幻想的な。そういう過去をもう一度、そんな同窓会では味わえない気持ちをという感じだろうか。
1投稿日: 2025.12.01
powered by ブクログ燃え殻さんのエッセイがどうしてこんなに好きなのかっていうと、どこまでもやさしいから。人を否定しないし、人に寛容だし、自慢はしないし、ときどきおもしろいし、独特の感性もあるし、疲れたときやもうだめかなって思ったときの気持ちも知ってるから。なんか大丈夫かもと思わせてくれるから。
1投稿日: 2025.11.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
燃え殻さんのエッセイ。燃え殻さんのエッセイは人間味ある、ちょっと情けないというか、そういうことも気取らずに淡々と書いてくれるのが醍醐味だ。だからゆるく読め、激しい感情にならない、と思っていたけど、ピンクパンティー事件に吹き出した。3回くらい読んだ。エッセイの起承転結も凄かった。エッセイに出てくる地元の公園の名称を地元の同級生が正確にはこうだろ、ということに始まり、正確さについて燃え殻さんが話す。そして思い出すのがピンクパンティー事件。何より妹のパンツ履いて学校行って体育の着替えで同級生にバレて、騒がしくて先生に見つかり先生にお母さんのパンツ履いてくるんじゃないと怒られ、お母さんのじゃなくて妹のです、と正確さを求めてしまった燃え殻さん…まず同級生が涙を流して笑うの分かる笑 妹のパンツ履いてきてる人見たことない笑 で、世の中は正確さを求めすぎじゃないか、大掴みでいいと終わるの。先生が怒ってビンタしたあとのピンク色の地獄絵図。要所要所の燃え殻さんワードもつぼです。
1投稿日: 2025.11.21
powered by ブクログ見てくださいこの表紙を メラメラと燃え上がるような真っ赤な表紙を らしくないです 燃え殻さんらしくないです こんな情熱的な真っ赤な表紙は燃え殻さんには似合わないです だって、燃え殻さんはこんな情熱的な人ではありませんから 貶しているわけではありません これは燃え殻さんに対する最高の賛辞です きっと、ファンのみなさんは燃え殻さんの哀愁漂う感じ、感情や出来事を淡々と描く感じがすきなのではないでしょうか 少なくとも私はそうです そして、安心してください 情熱的な真っ赤な表紙ですが、内容はいつもの燃え殻さんでした
62投稿日: 2025.11.14
powered by ブクログエッセイは軽いのが良い!なんか人気の方だとお聞きしました。友人から贈っていただいたものてすが。あはは(笑)
0投稿日: 2025.11.13
powered by ブクログ読み終わった後に強烈な印象は残らないが、読んでいる最中に見せられる燃え殻氏のどうしようも無さに惹かれていく。 この得も言われぬ滋味のような面白さに、次々と燃え殻氏の作品を読んでしまう。 面白かった。
1投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログ「勝つことにも負けることにも慣れてきた」 憧れの作家さんから紡がれる言葉は無理がなく、肩の力を抜いていいと言ってくれる。 人は歳を重ねていく。 そうすると日々増えていくはずの日常のトピックは、「いつかのなにかに似ている」ということになっていくらしい。 そう言われると、それはそれで悪くない。 日々新しいことに挑戦したり、新感覚のスイーツを食べ歩いたり、行ったことのない場所に旅行に行ったりするような暮らしからは随分と遠いところにいる自分でも、「結構幸せに生きてるじゃん」と言ってあげたくなる。 熱くも冷たくもなく、常温だけど肌に馴染む思い出の数々。 受け止め方次第なのかもしれないが、いちいち心を折っていたらやっていられない時もある。 ちょっと今やっていることをお休みして、肩の力を抜いてみる。 「これはいつかのあなたとわたし」だと思えることは、お守りのような精神安定剤になっているのかもしれない。 人の脳には記憶を残しておける容量がある。保存しておきたい記憶も、すぐに忘れてしまいたい記憶も、たとえみずみずしさは失われてもなお脳の何処かに居座り続け、ふとした瞬間蘇る。 その蘇る記憶たちは、未来のどのタイミングで顔を出すのだろうか。 本当にちょっとした、エピソードとも言えないくらい些細な出来事をこれからの人生で思い出すとき、「これはいつかのあなたとわたし」だと、私はクスッと笑うのかもしれない。
6投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログ燃え殻さんの本が好きな人、きっといい人ばかりですよ。根拠はありませんが。 燃え殻さんの日常とか過去のエピソードを今回も楽しませてもらいました。
2投稿日: 2025.11.02
powered by ブクログ仕事、人間関係の悩み、体調の変化など様々に心を乱されることがあり、人生は苦しいことも多い。それでも人とつながることで生きる意味や楽しさを実感することができるということを感じることができました。 また、燃え殻さんの人柄の良さも伝わってきて最高でした。
0投稿日: 2025.10.31
powered by ブクログ男性のエッセイを読んだことなかったので手に取ってみた1冊。 決して見栄を張ったり自慢することなく、ありのままの、時には自分のダメなところを明け透けに語っていて、すごく正直な人だなと思った。 自分も肩の力抜いて生活していいのかなと思えた。
0投稿日: 2025.10.28
powered by ブクログ面白いし、じんわりする温かさもあるエッセイ。 バディ〜両親の「テーブルに置いたアレ」だけで全てがわかるという仲の良さに痺れる。 我が家ではアレって言ってもわからないふりをする意地悪さがある。 プロの「すみません使い」に出会った〜ついつい言いがちな「すみません」だが、電車のドアでこのようにシャウトした「すーみーまーせーん!」と言ってみたいと思った。 咄嗟に取りつくろってしまう〜まさかの割ったコーヒーカップをタオルハンカチ三枚に包んで持って帰るという…おお〜これは想定外すぎて笑えた。 深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いている〜ストーカー女性の話に危険てわけじゃないけど寄り目でガン見に前歯出しはどうなの?とは思うかな。 気づくと夕暮れになっている〜ひとりの過ごし方に燃え殻さんだなぁと感じた。
71投稿日: 2025.10.25
powered by ブクログ最近の出来事や今まで出会った人を丁寧に描き、こんな持っていき方するんだ!と先の読めない結末がとても面白く一日で読めてしまう。短いながらも題名を見ただけでどんなお話か分かってしまうほど、印象に残る短編ばかりだ。上手く生きられなかった学生時代や若かりし頃を思い返し、失敗を面白おかしく語っている燃え殻さん。当の本人は自分のことをつまらない人間だと思っていそうだが、彼の出会ってきたひと、経験はカラフルで眩しい。妹のパンツで学校へ行き、パンツ一丁で先生にビンタされる「ピンクパンティー事件」バレンタインチョコが飛び交うカオスながらもなんだかピンク色で幸せな教室「自意識感知レーダー」初ラブホでやらかしてしまった「初ラブホが初介護と化してしまった夜」が好き。
41投稿日: 2025.10.16
powered by ブクログ【感想】 大好きな燃え殻さんのエッセイ新刊。 本当に心にそっと染み渡り、生きづらさや窮屈さから解放してくれる文章が暖かく沁みていく。 お粥のように優しく心に染み込んでいく燃え殻さんの人生の捉え方や語り方が大好きで勿体無いと思いながらも数時間で読了してしまった。 【底辺は存在しない】【トボトボ、ボソボソ、ヒソヒソと】【LIFE IS COMIN' BACK】【【運命は過去形がよく似合う】【良いことも悪いこともそんなに長くつづかないから】が大好きだった。 チャレンジしたり、何かに立ち向かうのが難しく、完璧な正しさが求められがちな今の世の中で、その一歩を後押ししてくれる、またそれで失敗してもいいよと言ってもらえるそんな燃え殻さんの人柄を感じて、読み終わった日曜日に明日からも少しだけ頑張ろうと思えた。 【あらすじ】 「原稿、泣きながら拝んで読みました」と持ち上げながら必ず直しを命じる編集者。BE:FIRSTのLEOさんが涙ながらに語った決意、初ラブホでの醜態、母の口癖、J-WAVEに届くブラックなお悩み相談。日常と非日常の忘れられない/忘れかけたことを綴り、あるあると哀愁に満ち満ちた随想、これぞ日本のオアシス。
13投稿日: 2025.09.29
powered by ブクログローギアの文章が本当に心地良い。 瞬きするうちにありとあらゆることが過ぎ、変わりゆくいま、著者のエッセイを読むと、立ち止まることを肯定される気がする。 普通に生きていくことの難易度の高さに慄くばかりだが、みなそれぞれの生きづらさを感じているんだろうなと思ってみたり。
1投稿日: 2025.09.27
