
総合評価
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powered by ブクログ神さまを求めて旅に出る。 海外までは行けずとも共感できる。 ガンジス川の話がリアルでよかった。 京都の縁切りの話もバランスがよかった。 現実は切羽詰まってて心労半端ないのだろうけれど。
0投稿日: 2026.04.04
powered by ブクログ世界各地の神様詣でをする短編集。 私は無神論者なので神頼みをする気持ちが分かりませんが(最後の話は切実だったけど…) ふらっと海外へ行けるフットワークの軽さは羨ましい。
0投稿日: 2026.03.29
powered by ブクログいろんな神様に会いに行く短編集。全体的にスッキリしない終わり方だった。 『落ちない岩』 20代の時に訪れたミャンマーに17年後に再訪する話。17年前と同じ人間のはずなのに、そこから一日一日を積み重ねていった今は全く違う自分になっている事に気がつくところが、少しわかる気がした。大きな出来事なんてなくて、なんでもない日々を過ごしているように思っても、少しずつ価値観や大切なものや世界との接し方が変わっているんだよなぁ。あの時あの人と行ったレストランとかでも、近い感覚になることがある。 『絶望退治』 京都の縁切り寺に行く母。縁を切りたい相手が、自分が産んだ息子だというのが苦しかった。他人なら縁は切れるけど、親子は切れない。まさに絶望だなぁと思った。
0投稿日: 2026.03.26
powered by ブクログ世界には色々な神様がいる。 日本にも八百万いるって言われてるくらいだし、そりゃそうか笑 自分の力では、どにもならない時に神頼みしたくなる気持ちはすごくわかる。
3投稿日: 2026.03.24
powered by ブクログ信じてもらえないかもしれませんが、この本読み始めて3日目で、半年間くらい家の中を探しまわった指輪が見つかりました。ありえない場所にちょこんとあったんです。朝から大絶叫! 早速、初詣に行った神社にお礼参りにいきました。神様ありがとう!角田先生、すてきな話をありがとうございました。
0投稿日: 2026.03.23
powered by ブクログ何か救われないような事を抱えている人が各地の神様に会いに行きながら抱えている事象を見つめ直すような展開の話が多い。だいたいの悩み(っぽいもの)は解決しないうえに自己解析も中途半端パターンが多く、もやっとして終わるのが評価低い原因かなぁと思いました。スカッとはしないけど、私は嫌いじゃなかったです。大人の悩み主体なので中学校以上。 「神さまにあいにいく」スリランカ南部、カタラガマ神に会いに行く美津紀は夫と暮らす普通の女性。しかし、理由あって父親を忌み嫌っている。望むのは…。 「落ちない岩」29で警戒心ありながら見に行ったミャンマーのバゴーにある落ちない金の岩を36になってもう一度訪れてみる。 「弾丸祈願旅行」清花は香港の長寿橋に来ていた。この橋を渡ると寿命が伸びるらしい。子宮体がんを診断され、私は10月に手術する。 「にせ巡礼」38の千津留は昔読んだ紀行エッセイで、サンティアゴ巡礼路を知り、忘れていたが石本菜央に今度はそれに行こうといわれ一週間ツアーに参加し、巡礼じゃない!と後悔しながらあちこち巡る。 「聖なる濁った川」夫の隆一は精神世界的なものに興味の方向が向いており、インドのバラナシというヒンズー教聖地ガンジス川に行こうと誘われても妻の奈保美は不思議に感じなかった。現地での体験や見るものなどで夫との距離を感じていく。 「モンゴルの蓋」雅志は20年以上前に夫婦だったチエが死んだと連絡を受け、住んでいた熱海に向かう。チエと行ったモンゴルでのスピリチュアルな体験はお互いの感覚の差異を生んだが、ずっと引っ掛かっていた感情だった。チエが熱海で気に入っていたらしい神社の巨木を見に行き、チエのことを考える。 「神さまショッピング」吉乃は仲良し四人組でフランスに来ており自由行動でみながデパートなど行っているときに、彼女の1番の目的である老舗デパートの隣の教会へ向かった。そこにはコレラ流行の時に奇跡のメダイを配ったカタリナ・ラブレにまつわる場所で、吉乃は出産を望んで諦めており、嫉妬まみれのスピーチをしたときに起こったかもしれないある事件の贖罪を求めている。 「絶望退治」京都の縁切り神社に向かう鶴子が縁を切りたい相手は息子。夫は早々に離婚して息子から離脱した。息子と別れて心の安寧が欲しい。 最後の1話がこれなのは重いなぁ。共感しないで読みたいお話…。
9投稿日: 2026.03.22
powered by ブクログ大きく何かが変わるわけではないが、神仏などを通して心持ちが少し変化するその繊細な心の機微を感じられてよかった。
1投稿日: 2026.03.14
powered by ブクログ思い当たる思い当たる どの話もちょっとだけ自分 なにを信じたいのか分からないけど信じたかったり 「そういう人だ」とあきらめてたけど そういう人だと言えるほど知ってる人間でもない、旅先で会った誰かのようにしか思えなくなったり 静かに怖い、いや、怖くはないか もう日常日常
1投稿日: 2026.03.08
powered by ブクログ久しぶりの角田光代。 ワタシがもっと若いころ、角田光代の小説が好きだった。特に旅する話が好きだった。あの空気感とか雰囲気とかが好きだった。 久々に読んだ、角田さんの旅する系の短編集。今は自分も若くないし、旅先だってきっと以前の空気感ではないんだろうな。 8つのお話があるけれど、哀しいかな、読んだそばからさっき読んだ話を忘れていってしまう。似たような雰囲気の話が多いし、結末は不確かだしで、どれも印象に残りにくい。
9投稿日: 2026.03.05
powered by ブクログ話自体はさらっと終わっていくけど重い… ドロドロした気持ちって誰にでもあると思うけど重い 藁にすがる思いってこんなことなんだなと思わせる内容ばかり神様によってその後どうなったのかとか一切ないのもなんか不思議な終わり方だなとも思った。 角田光代さんだから読めるって感じです。
1投稿日: 2026.03.01
powered by ブクログ神様を探す8つの短編集です。 私には難しい表現が多くて、読み進めるのに難儀しましたが、何編目かから、自分の中に入ってきやすくなりました。 救われたい、とか、神様に会いたい、とか、 許してもらいたい、とか、 ワタシは、その時々で思うことがあっても、 本気で行動に移したことはありません。 だから、パリに行ったことはあるけど、そんな教会があるなんて知らなかったし、 神楽坂、雑司ヶ谷、香港、、、。 ぜーんぶ観光であったり、街歩きで見つけたお寺だったり。 でも、神様にすがる人もいることは理解していて、ワタシも将来そうするかもしれないし。 そんな世界を見ることができた、と思えば、面白い小説だったな、と。
12投稿日: 2026.03.01
powered by ブクログ初途中棄権 にせ巡礼を読み終わり、本を閉じた。 今のじぶんには全く合わない。抽象的でも、具体的でもない神さまを信じることが今はできなかった。
0投稿日: 2026.02.27
powered by ブクログ悩み事や迷った時に何かに頼りたくなる気持ちは誰にでもあるだろうと思います。 拠り所になるものって必要ですよね〜いろいろな気持ちわかる気がします。 う〜ん 難しいけど最後は自分自身かな!
1投稿日: 2026.02.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
角田さん、久しぶり~。この引きずり込まれる文体、懐かしいです。 インドなどの海外の神様詣で、自分は行きたくないと読者に思わせてしまうなんて、ある意味凄いです。 還暦間際の夫婦が出てきますが、いろいろと重ねあうところが多くありました。そして、自分の中にあった黒歴史も思い起こしてしまい、夢見が悪くなってしまったではないですか。こんなに影響力のある作家さんはあまりいないですね。図太い私でもこうなのですから、前に「坂の途中の家」を人に貸したときに、「怖くて読めなかった」と返されたのも納得です。
0投稿日: 2026.02.27
powered by ブクログお参りとか祈りとか願いとか神様とか信仰とか、そういった見えないものに対する短編集。スリランカやミャンマー、インド、パリ、日本。無宗教な日本人だからこそ共感できる違和感や疑問がおもしろかった。同じこと思ったことある!と口に出しながら読んだ。
1投稿日: 2026.02.27
powered by ブクログ神さまを訪れ願う人を描いた短編集です。 神様に何かを願う、祈ることは、セーブポイントのように、過去を振り返り整理する機会をくれるものだと感じた。 何を願おうか考える時、今の自分が何を1番重要としているかを探すことになる。この作業が、これからの人生の柱をハッキリさせてくれると思った。
2投稿日: 2026.02.26
powered by ブクログ自分にあう神さまを探す旅に出る8つの話。叶えてくれる神様がいると信じてその地で自分を見つめふり返る。叶えられるかどうかは神のみぞ知る…がやはり神さまを信じて、人々は祈るのだ。
0投稿日: 2026.02.21
powered by ブクログそれぞれ何かを心に抱えた人が旅先で神様にお願いをする短編集 神様に祈りたい内容の重さとそれに関わる旅の軽さの加減が丁度良い
0投稿日: 2026.02.19
powered by ブクログ角田光代さんの作品はあまり読んだことがない。八日目の蝉くらいかな。 可愛らしい表紙と軽いタッチのタイトルから想像するよりは、骨太で重さのあるストーリーばかりの短編集だった。 様々な事情を抱え、神様に会うために旅をする8人の女性の話。インドやミャンマーの秘境めいた寺や、ヨーロッパの巡礼地などへ、様々な思いを抱えて旅する女たちの話は、今すぐ自分も旅に出たくなるような、引き込まれる魅力がある。 抱える事情は様々で、軽重にも大きな違いはあるけれど、どれも人の心の葛藤や迷い、矛盾、弱さなどに共感できるものばかりだった。
0投稿日: 2026.02.12
powered by ブクログここに出てくる女性たちが皆幸せでありますように。 彼女たちの痛みをもっとじっくり味わいたかったし、どう思ったのかもっとじっくり聞かせてほしかった。
0投稿日: 2026.02.11
powered by ブクログ神様を巡る短編集。5作目くらいから面白く感じた。どこか海外に祀られている神様を訪ねたところで即救われる…なんて事もなく…自分を救うもの、信じられるもの…案外傍にあったりするんじゃないかな と思った。 「神さまショッピング」のタイトルになるほどねと納得。この吉乃さんの罪と懺悔は何故これほどまでに??と思うけれど信じればそこに神さまは居るんじゃないかなーと呑気に思ってしまう私は特に信仰心はないが、キリスト教文学は好き。 そして最後の「絶望退治」は状況が悲しい親として。縁切り神社で「救われた」と思えたなら それは良かったけれど その先の現実を想像してまた暗い気持ちになってしまった。
8投稿日: 2026.02.10
powered by ブクログ悩みが深くなと何かにすがりたくなる。旅先で自分の気持ちを整理し神様にお願いをし、心をリフレッシュし改めて自分の生活と向き合う。そんな女性たちを描いた短編作品。
0投稿日: 2026.01.29
powered by ブクログ色んな神様の存在を探しては、国内のみならず、海外にまでせっせと足を運び祈る人々。日本人は無宗教の人が大半だから、日常的に通う教会やお寺がない人がほとんどで、だからこそ何かにすがりたい、祈りたいと願うとき、いきつけの近所の祈る場所へ行くんじゃなくて、何千キロも離れた場所までわざわざ祈りに出向くんだろうと思った。
1投稿日: 2026.01.28
powered by ブクログ目に見えない何かを、目に見えない何かによって救われようとする。人間って弱い生き物。 救うのは自分自身でしかないのにね。
0投稿日: 2026.01.22
powered by ブクログ学生の頃、就活ついでに都内の神社巡りをしていたのを思い出した。 それぞれの主人公にいろいろな願いがあって面白い。
0投稿日: 2026.01.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
桑田さんが話題にしていたと聞いて年末から読み始めたけど、全然読み進められず年が明けて、やっと読了。 自分が「赦してもらいたいこと」を思い出してしまったけど、そういう後ろめたさを覚えるのは少数派だろうか。 年を取って、突然神頼みという選択肢が人生にぽっと出てくるのは、前向きな祈りよりも、ネガティブな意識が強くなる時なのかもしれない。 私もこの数年で御朱印集めを始めて神社やお寺の面白さを少しづつ感じつつはあるけど、若い時は全く興味深なかったし、「神様なんているわけない」と思っていたのに、いつからか神様がいる前提で生きている気がする。 正直個人的には「面白い」とも「読みやすい」とも感じなかったけど、考えさせられる一冊ではあったかも。
1投稿日: 2026.01.14
powered by ブクログ不思議な感覚になった小説(短編集)だった。 まるで自分が辺鄙なアジアの寺院を巡っているような、 そしてそれぞれの主人公の人生を生きているような感覚にさせられた。 いい人なんだろうけど感性の違いすぎる夫との関係、ボケてるわけじゃないのに盗み癖のある離れた暮らす父親の悩み。 スーパーで起きた女児疾走事件が自分の講演した内容のせいだと思い悩む女性。 ほんとにリアルに描かれていて何通りもの人生をちょっと旅してきた感覚になった。
1投稿日: 2026.01.04
powered by ブクログ8編の短編集 世の中にはたくさんの場所にたくさんの神さまがいて 信じる人信じない人 すがりたいけどすがれなかった人 後半の3篇は少々シビア。 神様の存在を真剣に考えたことはない。 自分の中に自分だけの神がいて 俯瞰して自分をみているような気がしてる。 たまに助けてくださいと頼ってみる。 この本は神について考えるきっかけになったかもしれない。
0投稿日: 2026.01.03
powered by ブクログ願いや贖罪のために神に祈りに行く8名の女性を描いた短編集。 信仰している神様でもないのに、なんとなく見つけた神様に時間や手間をかけて祈りに行く、というのが日本人らしい。 祈るというのは、ただ自分の気持ちの区切りを着けるための行為なのかもしれないと思った。
1投稿日: 2025.12.21
powered by ブクログ角田さんが旅した世界中の様子がよくわかります。 自分もそこにいるくらいに。 特にインド。スピリチュアルな夫も怖いけど、なぜかいつの間にか飲み込まれ、ガンジス川に入っちゃう妻。
0投稿日: 2025.12.16
powered by ブクログ人が神様を乞うとき、神に祈るとき。それは特別なことなんかではなくて、きっと自然とみんな何かを願ったり、祈ったりするもんなんよなと改めて思う。
0投稿日: 2025.12.14
powered by ブクログ「しあわせになりたい、ゆるされたい」と願う人たちの8編の物語集。 いざ神仏に向き合った時の自分自身を見ているようで、これは日本人あるある、なのかもと思った。 ここぞという時に妙に肩に力が入ってしまい、雑念が押し寄せ、他人の願い事が気になり、作法に気を取られ焦り…そうこうしているうちに、神さまとの面会時間は終わってしまう。 祈ることが非日常なので、慣れの問題(笑)かもしれないが、賽銭箱の前で自分の番が終わった後の、あの何だかスッキリしない気持ちがよみがえった。 「神さまを信じたい、いや、この神さまじゃなくてもいい、迷いなく疑いなく当然のごとく信じられるものが、私にもあればいいのに。」p92 それはいつも行くお店の、変わらない味のラーメンでもいいのかもしれない。不安定な自分の日常を、ゆるぎない確かさで繋ぎ止めてくれるもの。自分の中の恐ろしい願いや、分かり合えなかった思いや、犯した罪、病気、そういうものすべてを受け止めて「だいじょうぶだよ」と言ってくれる存在が、ほしいのかもしれない。
7投稿日: 2025.12.13
powered by ブクログ短編集。悩みを抱えた人々が、国内外の神様にお願いをしに行く。悩みそのものよりも、どちらかというと一生行けないだろうモンゴルやインドなど一緒に旅をした気になれたのが良かった。
65投稿日: 2025.12.07
powered by ブクログいろいろな事情があって神さまにお願いごとをかなえてもらいに行く話。 スリランカ、ミャンマー、香港、スペイン、インド、モンゴル、パリ、京都などを巡る八編からなる短編集。 日本以外はかなり行きにくい場所、遠い場所にあるので、登場人物たちの行動力がすごい。抱えている事情も重い。 主人公たちは自分も周りの状況もかなり客観的に見れているのに(いやだからこそ?)、外からは簡単にはわからない、神さまに救いを求めずにはいられない、厳しい現状を抱えていかなければいけないのが読んでいても苦しい。 さらっと書かれているのでサクサク読めるのだけど。 信仰心の強さは人によって違うけど、神に祈るって自分との対話という面も大きそう。
0投稿日: 2025.12.07
powered by ブクログなかなか没入出来ず、進みが悪かった。 最終章の「絶望退治」がホントに絶望しかなくて、読んでいて暗い気持ちになり、ラストも救われるわけではない。
0投稿日: 2025.12.06
powered by ブクログ縋りたいものがあると、どこまでも追求してしまうのか。ここまで神さまをとは思わないが、神社やお寺の雰囲気は好き。古さ、時間の経過を感じるからだろうか。
0投稿日: 2025.12.06
powered by ブクログ神さまに願いたい思いがある。 誰にも言えない思いを…。 それは単に幸せになりたいという思いではなく、救われたいとか、縁切りであったり、悪しき願いであったりとさまざまである。 世界各国の神さまに会いに行く。8話の短編集。 「神さまに会いに行く」〜スリランカへ行き、父親を殺してくれと。 「落ちない岩」〜ミャンマーのいちばんの聖地で何を祈る? 「弾丸祈願旅行」〜香港で願うのは… 「にせ巡礼」〜サンティアゴのツアーで讃美歌。 「聖なる濁った川」〜インドのガンジス川に浸かる夫。 「モンゴルの蓋」〜20年前に離婚した元妻が亡くなり、思い出したこと。 「神さまショッピング」〜パリの教会で、吉乃はシンポジウムの講演でのことと女児失踪を関連させて。 「絶望退治」〜京都の縁切り神社で息子のことを…。 人は、神さまに何をお願いしたのかを誰にも言わないものだ…。 誰かに言うと叶わないからだろうか。 それとも言えないのか…。
66投稿日: 2025.12.02
powered by ブクログ特に感動もなく読み終えた。海外の神様にお詣りする、様々な思いを抱えた8人が主人公で、それぞれを旅する8作の短編集。神さまショッピングに出てくる奇跡の教会は行った事があり、今作の様に想像してるのと違ってたのを思い出して、それは面白かった。
10投稿日: 2025.11.29
powered by ブクログ色々な国を神を巡ることができる小説 8つの短編集で8つの国の神様に願いを聞き入れて貰うお話です。 個人的には、「ニセ巡礼」が好きでした。 「ニセ巡礼」はスペインの巡礼の旅をテーマにしています。 個人的に行ったので、親近感を湧きながら読めました。 できるならツアーではなく。単独で行くと面白いです。 人は何かしら願いや思いがあると神様に頼りたくなるのだと感じました。 それがいい願いか悪い願かは人それぞれですが・・・
36投稿日: 2025.11.23
powered by ブクログどこか苛立ちを感じながら読み始めました。それは私と重なるものがあるかもしれない。 私は外国までは行ったりはしてないけど神社仏閣は好きで巡ったりしました。手を合わせお願いするけれどする段階にやり、はて?私は何をお願いしたいのだろう。何を叶えたいのだろうとなること度々。 なのに雑誌やTVでここはすごいパワーを感じるとか願い事が叶うとか運気上昇などと聞くと行きたくなる。 行ってもそんな能力などない私はパワーなど感じた事ないのですけどね。 8篇の短編集。それぞれが抱える悩み、願い。自分で重なるものもあり、素直に楽しく読みましたとはいえない気分ですが読んでよかった。自分とまた少し向き合うキッカケになったと思える。
19投稿日: 2025.11.23
powered by ブクログ自分の秘密の願いを叶えるために、マニアックな神様を訪ねていく人々の物語。 短編集で、それぞれの主人公がちょっと歪んでいて、自分の邪気だらけの願いを成就するための旅に出る。同じパターンとなるかと思いきやそれぞれに頷かされる。 毒の入ったくだりをサラサラと読ませる文章力が凄かっあ。
12投稿日: 2025.11.22
powered by ブクログ今回の作品は発売と同時に図書館が購入したため、予備知識なしに予約したところ、田舎町なのであっという間に順番が回ってきました。 表題作「神様ショッピング」を含め、8つの神様にまつわる女性の話が収録されており、それぞれの主人公の女性の願いも独特です。 直木賞作家である角田さんの作品の中では、どちらかというと人間が追い込まれた状況を描いたものが好みです。 本作は、日本だけでなく海外の神様も取材されたことがわかる内容ですが、どうも私にはしっくりきませんでした。 私自身に神様に願うほどの悩みがないことや、根本的に神頼みをしないからかもしれません。 短編集であり、特に本作は一つ一つが短いので、あっという間に読めてしまいますが、心に留まるものがなかったのは残念です。
1投稿日: 2025.11.18
powered by ブクログ短編集だけれども、どうもどれもきちんと読めなかったような。最後の「絶望退治」が一番良かったけれども、この本全体的に文字を追うのがしんどかった。読みながら気が分散してきちんと内容を読んでいないことが多かった。本人のせいでもあるけど、物語がもう一つ趣味に合わなかったのか、読んでも読んでも物語内部への門戸を開いてくれなかったように思う。
8投稿日: 2025.11.17
powered by ブクログ大手旅行会社に連載されていたのかと思ったけど、違っていた。 国内・海外のいわくつき?神様をもとめて旅する短編集。 どれも事情を抱えながら神様にすがる姿はコミカルだ。、遠くはるばるやってくるという工程にも思いの強さを表明しているのも、あさましいが愛しい(笑) あまり旅で、神様や願い事がきっかけでいくことはないけれど、こんな旅もあるし、人生観が変わる体験ができるのかもしれない。
6投稿日: 2025.11.07
powered by ブクログ好きな角田光代さんの新作だと飛びついて読んだが、新しい感じの角田さんというか、いきなりスリランカの神さまの話から始まるから正直面食らった。好みじゃないかも、と思ったが、読みやすい角田さんの引き込まれる文体で、最後まで読み切った。タイトルが気になっていたが、そういうことか!と分かった時は衝撃だったし、今まで自分もいろんなインドネシアとかタイとか世界から、京都など日本の有名なところまで、そういえば神さま的な場所で祈ってきたな、ということを思い出した。 よく考えたら日本人の私が、熱心に信仰してるでもないバリの神様に願って叶うとか変な話なのだが、何かに必死に願いたくなる、祈りたくなる気持ちってあったな、と思った。私はそのために外国に行ったのではないのだが。表題作と、絶望退治、というタイトルのものがすごかった…絶望退治の内容って、きっと世間一般ではタブーな話。でもそこから逃げたくなる主人公の思いは伝わってきた。
1投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログ神さまへのお願い事は小さな頃から当たり前のようにあってとても身近なこと。縁を切りたい、死んでほしいなど、さまざまな思いを胸に神さまが祀られている場所を訪れる8話短編。何かに縋りたくなる気持ちは一緒なんだと思った。それが気休めだったとしても救われたいんだよね。
0投稿日: 2025.11.02
powered by ブクログ楽しみにしていた角田さんの新刊だけど…ちょっと合わなかったかな。もともと神様とかスピリチュアルな感じのものは苦手なのもあり。でも、旅をしたくなる短編小説として楽しめるし、スリランカには俄然行きたくなった。今はそういう叶えたいものはないけれども。
3投稿日: 2025.10.31
powered by ブクログ日本を含めて世界には色々な神様がいるものですね 神様に会いに行く行程や人々の思いが書かれていて、旅行気分を味わう事が出来た 宗教に関わらず神頼みしたくなる思いがある事に共感を受けた
0投稿日: 2025.10.31
powered by ブクログ角田光代氏の新刊、ととても楽しみにしていたが、スリランカ、ミャンマー、インド、モンゴル、海外の神様訪問の話は面白いものの、ただ最後の縁切りの話など読むに堪えない… 信じる、がテーマらしい、みなまで書かず、考える余白を作っているのか、なんだかぼんやり。うーん。 表紙は筒井康隆『旅のラゴス』を彷彿とさせて地球儀と人… 似てると思ったのは私だけか… スリランカ南部、カタラダマ神殿の神は良き願い事だけでなく、悪しき願いも叶える事で有名 「漁師の子だったヤコブは、ユダヤの王さまに斬首された使徒のなかで最初の殉教者と言われています。ヤコブの弟子たちはその亡骸を船に乗せて海に流し、たどり着いたのがガリシアの海岸です。けれどもその後、支配者と宗教が変わり、長く行方不明になっていました。813年、9世紀ですね、ひとりの羊飼いが星の光に導かれて、棺を発見します。それがこのカテドラルの礎となっています」 「人にすなどる漁師になりなさい」 診断に満足がいかず、医者を次々と変えることをドクターショッピングという、次々神社仏閣へ行って自分も神さまショッピングだ…
4投稿日: 2025.10.30
powered by ブクログスリランカの神さまに会いに行き、自分の祈りについての矛盾を感じる【神さまに会いに行く】から始まり、京都の縁切り寺で救いを感じる【絶望退治】まで、8編の短編集。 わざわざ出かけて祈ることの意味を改めて考えるきっかけになる本でした。外国へ出かけてまで自分の願いを叶えるために祈りたかった気持ちが、実際にその場に着くと意外と今までと違う気持ちになったり···。思い詰めたことに光がさしたり···。初めて気づくことがあったり···。8編それぞれの思いが楽しめました。 私のお気に入りは【聖なる濁った川】と【絶望退治】。二つとも、その場所に行ったからこその気づきがありました。 自分のための神さまはどこへいけば見つかるのだろうか?そんな思いがつまった本だったように思いました。そしてこの本に出てきた世界の神さまにも興味が湧いた一冊でした。 〈目次〉 神さまに会いにいく 落ちない岩 弾丸祈願旅行 にせ巡礼 聖なる濁った川 モンゴルの蓋 神さまショッピング 絶望退治
64投稿日: 2025.10.28
powered by ブクログ角田光代さんの新刊は、願いを叶えたい女性達が神さまを求めて旅する短編集。 この「神さまショッピング」 自分が求める神さまを探しに異国を歩くことは、身近な神さまへの信仰が薄い日本人らしさが漂う。 世界中のどこかに私の神さまがいるという発想さえも。 ここだと閃いた異国の神さまの元へ行くものの、結局は違和感を感じたり、迷いなく信じられるものが欲しかっただけなのだと気付く女性達。 親との確執、ママ友への劣等感、子育ての辛さ、夫とのすれ違い、一人抱える罪悪感… 私にも身に覚えのある、上手く言葉で言い表せないあらゆる感情を角田光代さんが代弁してくれているようだった。 私自身は神さまにすがりたくなるほどではない。 でも、神さまにすがりたくなるくらい密かに悩みを抱えている人達は確かにいるのだと改めて思う。辛いのは私だけじゃないのだと。 女性達は、願いを祈るために遠い異国にまで足を運ぶ。けれども、いざ神さまの前で祈ることを忘れたり、罪悪感で祈れない者も… 神さまに祈ることもできず、道が拓かれるわけもなく、神さまに会いに行く過程で自分の想いと折り合いを付けていく女性達。 結局は、自分自身の中に神さまはいるのかもしれない… そう想いつつ、私も私の人生に責任を持って生きるしかないなと思う朝なのでした。
45投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日本には八百万の神が居ると言われている。 それでも自分を救ってくれる神はここにはいない___。神を求めて国外へ。それほど心の底から思う何かがあるのか。理由は人それぞれ。 しかし強い思いだけは同じだ。 神さまに会う?スピリチュアル?と思われるかもしれない。けれども人は何かを願うだろう。 その願う相手が人間であるか、神であるか。その違いに差はあるのか。 考えさせられました。
0投稿日: 2025.10.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
それぞれの悩みや迷いを抱えて神さまに会いにいく、女性たちの八つの巡礼。 ミャンマー、香港、レパルスベイ、ガンジス川、モンゴル、パリ、京都——神様はありとあらゆる場所で私たちを待っている。 どの話も土地や神社仏閣まわりのディティールが細かくて、小説というよりは旅行記を読んでいるような気がしていた。 「にせ巡礼」「神さまショッピング」「絶望退治」が面白かった。 初詣に行っても長らく家内安全ぐらいしか願うことがなかったけれど、人の願いとはかくもさまざまで切実なんだと実感した。 —— 果てしない山々の光景がくっきりと見えすぎるくらい見えて、人間の手によって管理されているわけでもないのに、こんなにも完璧に調和していて、そのことに物理的に満たされたとき、なぜか、千津留もまた神さまのことを思った。神という存在が確実にあって、この広大な世界を作り管理し、私たち人間に、うつくしいという言葉と、それを受け取る知覚と感性を与え、それらが合致したときに、ネガティブなものではけっしてなく、幸福により近い何かがあふれ出るような設定をあらかじめ行った。そうでなくてはおかしいとすら、千津留は今思うのだ。こんな完璧が、自然にできあがるはずがない、と。 —— どうか神様を信じたい、もう神様にしか縋れない、というときは、たしかにある。 ちなみに最近の私はもっぱらチケット当選祈願です。
4投稿日: 2025.10.22
powered by ブクログAmazonの紹介より 幸せになりたい。ゆるして欲しい。寿命を延ばして。縁が切れますように――。あなたの願いは何ですか? 『方舟を燃やす』の著者が新たに描く、神さま短篇集! 夫にも誰にも内緒でひとりスリランカへ向かった私が、善き願いも悪しき願いも叶えてくれる神さまに祈るのは、ぜったい誰にも言えないあのこと――。神楽坂、ミャンマー、雑司ヶ谷、レパルスベイ、ガンジス川。どこへ行けば、私の願いは叶うのだろう。誰もが何かにすがりたい今の時代に、私のための神さまを求める8人を描く短篇集。 人生に悩んだ人達が、「神様」にお願いを求めて、様々な土地へ旅行する物語で、短編集となっています。 色々な神様を紹介しているのですが、それにしても、世界では多くの神様がいることに驚きましたし、いったい何を信じたらいいのか、数多くいると本当に信じられるのか疑いをもってしまいました。 全8章で、独立された物語で、主に旅行先での出来事が描かれています。土地によって、風習や決まり事がもちろんありますが、世界には知られざるモノがまだまだたくさんあることをかんじさせてくれました。 登場人物がどのようにしてここに至ったのか、過去を振り返る形で紹介していますが、角田さんならではの登場人物像が、より立体的に表現されているのが魅力的でした。 この時の行動や心理描写を普通に描くのではなく、こちらにも具体的にわかるように角田流の表現で、躍動的にその人のキャラクターが短めな話ながらも、分かってくるので、角田さんならではの「色」が出ているようにも感じました。 人生いろいろ、神様いろいろということで、みんな色んな願望をお持ちで、しみじみ様々な人生があるんだなと思いました。 短い話でしたが、女性達の不満や苦悩、願望が徐々に垣間見えて、人物も生き生きと映っていました。 お願いをするということで、これで解決とまではいきませんが、願った後の光景はどことなく清々しく映りました。
2投稿日: 2025.10.20
powered by ブクログ私の興味のない分野が重なってしまい、途中で読むのやめようかかなり迷ったが一応、読破。 海外や国内のあらゆる神さまに祈る人たちの短編集。 旅行に行くのも人の体験記を読むのも好きなはずなんだが、本書に限っては、全く興味が湧かなかった。 人の信仰って、どうしても1歩引いた気持ちで見てしまうし、神に祈るためにどこかへ行くという経験もしたことがないので、本書を読んでも「ふーん…」という感想(ですらないが)しか出ない。 『絶望退治』だけは面白く読んだ。息子と縁を切りたい母親が、縁切りで効果絶大の神社に行く話で、本当に母親は縁切りを願えるのか、また、皆そんなに縁を切りたい人がいるのかという点が特に気になった。 私は幸い家族や親戚に恵まれ、縁を切りたい人等思いつかないが、世の中そんな幸せな人ばかりではないのか…。でも、もし自分の子が、自分との縁を切りたいと願っていたと考えると、かなりやりきれない気持ちになりそうだ。主人公もいざ、縁切り神社に着いてからもずっと迷っていた。ここで即効、主人公が縁切りを願っていたら、何だか興醒めしてしまっただろう。 私が思う神さまは、そんなに簡単に一個人の願いを聞き入れることはしない。そんなことは皆分かっていて、お詣りに行くのだとは思うが、どうにも乗れない話だった。
1投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログ「神さまに会いにいく」 「落ちない岩」 「弾丸祈願旅行」 「にせ巡礼」 「聖なる濁った川」 「モンゴルの蓋」 「神さまショッピング」 「絶望退治」 八話収録の短編集。 人生はままならない。 自分の力ではどうしようもない事態に遭遇した時、神頼みをしたくなるのは私だけではないだろう。 一話では夫に嘘を吐きスリランカに向かった女性が主人公。 神様に願うのは父親の死。 不穏極まりない。 二話~七話はスピリチュアル要素が強く物語に没入出来なかったが、最終話で一気に目を覚まされる。 息子との縁切りをひたすら願う母親。 この絶望退治は叶うのだろうか。
9投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログ何かあったときに神頼みはするけど、何となく現地の方々のような信仰心は日本人にはない気がして。 自分が今必要としているものではないのかなと思った。 世界には色々な神様がいるんだなあと思った。
0投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログ夫にも内緒でスリランカへ向かった美津紀。善き 願いも悪しき願いも叶えてくれる神さまに祈るのは、 誰にも言えないあのことで…。「神さまに会いにいく」 など、今の時代の神さまを描く8編を収録。
0投稿日: 2025.10.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
スリランカのカタラガマ ミャンマーのチャイティーヨー、香港のレパルスベイの天后廟 スペインのサンティアゴ巡礼の道 インドのバラナシ モンゴルのエルデネ・ゾー フランスの奇跡の教会やネパールのダクシンカリ 京都の縁切り神社 だれかがどこかで祈っている。誰かの不幸や死を、自分の健康を、あるいは、誰かとの縁切りを。 けれどここにいる7人は特定の宗教にすがるわけではない。どこかにいる自分の願いを叶えてくれる神さまをさがしてどこかへと旅をする。 まるで角田光代神さま紀行のようなリアルさで。誰かの願いの旅を描く。 同じ願いを祈ったことがあってもなくても、自分も同じ旅をしていく。
3投稿日: 2025.10.12
powered by ブクログ神頼みとはいうけれど、普段そんなに信心深くなくても困った時に祈りたくなるのは皆一緒だなあ。 世界各国の知らなかった神様も出てきて、なんだか旅行記を読んでいるような気分になった。 そんなに重くないからすいすい読める。
11投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログゲラ読み 神さまを探したり、会いに行ったりする様々な人たちのお話短編集。 日本人だからなのか、神様に対しての強い信仰や切実な想いが希薄で。 強い気持ちで神の力があると言われる場所に行くものの、違うと思ったり、少し冷めた気持ちになったりする気持ちは理解できた。 それでも、神さまでないとどうにも出来ないという事が人生にはある。あるけれど、自分は果たしてその時に神さまを頼るだろうか?どうだろう?と心のざわつきと共に思考が止まらなかった。
0投稿日: 2025.08.31
