
ストックホルム
セルマ・ラーゲルレーヴ、菱木晃子、平澤朋子/福音館書店
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総合評価
(2件)3.5
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前作で熊に食べられる寸前だったけど、今作では人間に捕まっている。ピンチがピンチ過ぎて心臓に悪い。 ストックホルムでバイオリン弾きをしている老人が、故郷を思い憂いている。 この老人が、捕らえられたニルスを買って助けることになる(子どもの頃母親から聞かされていた“小人に親切にしなければいけない”という教えのため)。 そんな老人の前に突如現れる紳士、実は正体はいい意味でトンデモナイ人。紳士が老人にしたストックホルムの成り立ちのおとぎ話(人魚姫と、天女の羽衣が混ざったような話)も、正直言うと「で?」ってなっちゃう。 “ストックホルムのことも、誰でもが故郷だと思っていいんだよ”という考え方は、“三日住めばハマッ子”という言葉があるらしいハマッ子としては、とてもよく分かるんだけど… いや、故郷に帰りたいんだから帰ってもいいじゃん? とはいえ、先祖代々数百年も横浜に生まれ住んでいる身としては、実家にもすぐに帰れるし、望郷という自分の中に無い感覚を、けっこう羨ましいと思ったりもする。
0投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログ「ニルスのふしぎな旅」を分冊化したものだと思っていたが、全く違った。 1冊1冊が、楽しめるようになっねいてよかった。挿絵もあっている。 海の乙女の話は、スウェーデンに実際に伝わる昔話なのかなぁと思った。もし、あるならそれも読んでみたいと思った。
0投稿日: 2013.08.24
