
総合評価
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powered by ブクログ『種の起源』で有名すぎるダーウィンは、ミミズの研究もしていたのですね。しかも40年も。ミミズは土を耕してくれるんですよね。しかし体の中がそうなっていたとは…光も感じるし…牧草地で地道に実験、観察をしていたダーウィンすごすぎる。そしてこの絵本の作者さんがこれまた、ダーウィンが研究していたその牧草地へ行って掘ってみるという猛者…すごい…学びって、こういうものなのかもしれないですね…そんなすごい話が、かわいい絵とともに気軽に読める絵本。つくづくすごい。
0投稿日: 2025.06.02
powered by ブクログ「進化論」「ビークル号航海記」で有名なダーウィン。ダーウィンの世界一周を後押ししてくれたウェジウッドおじさんにドーバー海峡の白亜の崖は、サンゴを食べたブダイの石灰のふんが海底に溜まってできたものだという説を披露したところ、おじさんが牧草地はミミズのふんでできたんじゃないかと言い出した。それをきっかけにダーウィンは40年にも渡るミミズの研究を始めたのだ。牧草地に石灰を蒔いて、その上にミミズのふんが積み重なっていくのを観察した。ミミズのふんの1年分を集めましょうなんていう御婦人の協力者も登場。その結果、1年間に6mm前後の土が積み重なっていくことが分かった。他にも、ミミズには砂嚢というのがあって、食べた砂粒を細かくすりつぶすということも発見したり、振動を感じ取ることや明るさを感じるということも調べた。死の前年に「ミミズの作用による肥沃土の形成とミミズの習性の研究」という論文を発表した。ちなみに、他の研究者によれば、100m四方に13万300匹のミミズが、1m四方に49個のミミズの入り口があったそうだ。あのダーウィンがという驚きがある本だ。
61投稿日: 2024.06.13
powered by ブクログ特にミミズにもダーウィンにも興味は無かったが表紙が気に入り読んだ本。 何度も読むお気に入りになり未だに記憶に残っている。 子供でも読みやすい。
0投稿日: 2023.01.21
powered by ブクログダーウィンといえば、フィンチでもキリンでもなくミミズな人向けでありつつも誰でも楽しめるような絵本。 出版数がすくないダーウィンのミミズ研究の解説書。あとは、みすず書房から出てる『ダーウィンのミミズ、フロイトの悪夢』とか、エドワード・リード『アフォーダンスの心理学』くらいか。 とりあえずダーウィンの『ミミズと土』を読む準備は整ったとしておこう。
0投稿日: 2019.09.26
powered by ブクログまず、研究に傾けるダーウィンの情熱が分かる。 研究内容が興味深く、さらに詳しい書籍に当たりたくなる。 著者自身がダーウィンの研究の舞台を訪れることで、ダーウィンの研究は終わっていないことが分かる。 新しい疑問が湧いてくることに気付く。 答えのない問題に常に取り組むことこそが研究なのだと教えてくれる。
0投稿日: 2019.06.30
powered by ブクログミミズの話を読んだあとに見たので、なんだかうれしくなっちゃって。もっともっと、ミミズの凄さが広まるといいなぁ。
0投稿日: 2015.09.22
powered by ブクログ[ 内容 ] だれもが知っているのに、だれも注目しないちっぽけな生き物、ミミズ。 そのミミズの研究にほとんど生涯を賭けた人がいた。 それは、進化論を説いたあのダーウィンだった。 [ 目次 ] [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
0投稿日: 2014.10.26
powered by ブクログ進化論で有名なあのダーウィンが40年以上もミミズの研究をしていたって知ってました?全ての漢字にルビがふってありますが好奇心の強い大人向けかな?身近なミミズが大変なことに!?
0投稿日: 2014.09.16
powered by ブクログ小さなミミズと大きな地面に関する、とてもとても気の長い研究のお話です。その大小のギャップと実験に要した時間の長さが面白い。そして、ダーウィンの研究結果を追確認しようと、イギリスのダーウィンが実際に実験を行った場所まで行って、地面を掘ってみた日本人研究者が見つけた新たな疑問。結論で終わらないところがこの本のいいところ。
0投稿日: 2014.08.17
powered by ブクログダーウィンといえば進化論だけど、人生の40年は地質学に捧げたらしい。 今では誰もがミミズが豊かな土壌をつくると知っているけれど、それを科学として証明したのはダーウィンなのだと。 ダーウィンのミミズの研究を、子ども向けに平易に解説したことも素晴らしいが、著者がイギリスまで飛んで、かつての実験地が今どうなっているかまで調べて書いたのがとてもよい。 結果は芳しいものではなかったので、あえて本に書かないという選択肢もあったと思うが、ここまで書いたからこそ、現代に生きる研究者である著者の熱い思いが伝わってきて、通り一遍の科学絵本とは一線を画した仕上がりになっている。
2投稿日: 2013.09.21
powered by ブクログ科学することの面白さの一番根っこの部分を見せてくれる。ほのぼのとした絵が好き。ダーウィンの冒険を引き継いだ著者の、続きのエピソードが読みたいな。
0投稿日: 2013.03.13
powered by ブクログ「種の起源」「進化論」で有名なダーウィン。晩年、彼が最後に書いた本はなんと「ミミズ」というちっぽけな生き物についての本だった。ミミズは土を食べ、土のフンをする。ダーウィンはその行動が柔らかい地面を、牧草地を作っていくのではないかと考えた。様々な仮説を立て、様々な手法で、28歳から40年以上かけてミミズを観察し続け、仮説証明のため生涯をささげたダーウィン。その熱意に感動した著者がその研究について興味深く教えてくれます。そして著者はついにダーウィンの故郷・ロンドンを訪れ、ダーウィンのミミズとその地層を調べることに!…身近なテーマと親しみやすいイラスト。ダーウィンという偉人を扱いながらも、とてもわかりやすく、科学を学ぶ上で大切な「もっともっと、しらべたい」という気持ちや発見したときの感動などが伝わってくる本でした。「ミミズが地球の表面をたがやしている」!この本を読んで、ダーウィンとミミズに感動しました。杉田さんのイラストは温かみとユーモアがありつつ、冷静に読めるので好きです。
0投稿日: 2012.05.24
powered by ブクログダーウィンが進化論を発表したあとに、コツコツ取り組んでいたミミズの研究について子ども向けにまとめた絵本。杉田さんのほのぼのしたイラストがマッチして好き。
0投稿日: 2011.12.26
powered by ブクログ進化論のあのダーウィンが華麗なる学説を発表する一方で、ほとんど生涯をかけてミミズを研究していたという話。仮説を立てて、それを検証するという研究の実際的な方法がよくわかる。ダーウィンのこの地道な研究に触発された筆者は、さらなる仮説を立ててその検証を志すが・・・研究の世界は果てしがないなあ。でも、ロマンだなあ。
0投稿日: 2011.06.13
powered by ブクログダーウィンが晩年に研究したのがミミズ。その研究について子ども向けにわかりやすく記述。大人にも読んで欲しい本。
0投稿日: 2009.11.04
