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異世界では最推しになりたい【電子特別版】
異世界では最推しになりたい【電子特別版】
福澤ゆき、510/KADOKAWA
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総合評価

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    まずもってこの文字数よね!これだけの文章を完結まで導いた福澤先生の熱量に感動しました。やっと攻と本格的に絡んだ!と思ったら、すでに本の厚み半分超えていた時には笑ったけれどもw そして相変わらずの徹底した残酷な不憫っぷりからの報われたハピエンは、設定も展開も好みで楽しく読了できました。素晴らしかった。 それにしたって勿体無いのは、イラストと段落だったな。。。 表紙は良きと思ったんだけど、挿絵も読了後に見た紹介ページも、、、なんか違ったね。正直もっと違うタッチが良かったなーと思ってしまった。 そして何より勿体無かったのは、ところどころ「意味がわからない」文章があったことね。「え?どこのこと?」とか「この主語どこにかかってんの??」みたいな迷子になる箇所が何度かあったのは、没入の邪魔をしてとても残念だった。 文字数を調整するために削られた部分なのか?何かを変えた弊害なのか??わからないけど、以前の作品では感じなかった違和感が多い1冊だった。 あ、お話としたら、背景の描写がシリアスに丁寧に描かれていて、受の背景があるからこその中盤以降の本編に当たる部分が際立ってとても面白かったわけだけれど。 以前の作品同様、上下巻で発表されても買ったのになーって。無理くり二段組みにして詰め込まなくても、、、って思うくらいには、ちょっと窮屈な仕上がりだったのは残念でしたが。。。 またスピンオフか次回作か、次の書籍も楽しみ。

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    投稿日: 2025.10.30