
総合評価
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powered by ブクログカルト教団「ヨブの子供たち」で行われていたある教育には「慈悲の椅子」が使われていたらしい。そのおぞましい実態を目にしたポーに襲い掛かる危機。そしてさらなる衝撃の展開が……ますます目の離せない下巻です。 いよいよ緊迫感が尋常でないものになってきます。事件の流れのところどころでカウンセリングルームに視点が移り、そのたび一体ポーがどれほどの災難に遭ったのか、もう不安で不安で仕方がありませんでした。そして明らかになる真相。「慈悲の椅子」にまつわる部分もとんでもないけれど、それがこのような事件をさらに呼び起こすことになったとは。コーネリアス、被害者とはいえ同情はできません。犯人に対して「よくやった」と言いそうになるポーには笑ってしまいました。まったくそんな状況じゃないのに。 しかしそれにしても、行き着く先がこんなのだったとは。個人的にはシリーズ中トップクラスの驚きでした。そして彼らの今後も気になる……もしや最終作? と思っていたので、そうではなさそうでほっとしましたが。
0投稿日: 2026.01.25
powered by ブクログシリーズで一番胸くそ悪い事件だがそれがいい ティリーという清涼剤がいてこその作品だと思っているので次作どうなるのか期待大
0投稿日: 2026.01.21
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デスチェアというタイトルなのになかなかそれが登場しなかった。ずいぶんもったいぶるなと思った。そして上巻の終わりで出てきたと思ったら慈悲の椅子という名称。皮肉が効いてるね。 前も同じこと書いたけどどんどん面白くなってる。 今回も展開が二転三転したので、ものすごく面白かった。 イブとその旦那は怪しいと思ったし、 旦那は実はアーロンじゃね?と言うところまでは予想できた。しかしベサニーが生きていたとは…。それもラング先生と同一人物。。。ただ最後の乖離性同一障害のくだりがない方が物語としてシャープだった気もしている。と言いつつラストの精神病棟の展開が一番よくできてると思う。いくら施設内でも普通は患者側がお茶を持ってくることなんてないだろうから、何かおかしいなーと思ってたんだけどね。 これまでポー、ティリー、フリンのトリオがこの作品の魅力だったわけだけど、組織解体となり次巻はどうなるのだろう?楽しみで仕方がない。
0投稿日: 2026.01.17
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あらすじ 殺人犯とされている少女ベサニーの姉イヴ。彼女は結婚し、トマスという夫と共に近所に住んでいる。コーネリアスグリーンの体のタトゥー。あれは墓の位置。彼は信者の子供たちの同性愛を矯正?するために同性愛者を誘拐し、石を投げて殺害させた。 かつてのコーネリアスグリーンの部下イズラエルはその現場を撮影したビデオを持っていた。さらに、アーロンの場合は妹ベサニーを殺害させていた。アーロンはベサニーを好きだったから。 実はイヴの夫がアーロン。彼ベサニーに殺害されたと見せかけて逃げていた。イヴがアーロンを好きだったので、ベサニーを排除し、両親を殺害した。 ポーは単独でイブの家に行き捕まってしまう。イヴがポーを殺害しようとした時、やってきたのがベサニー。実はベサニーはイズラエルとベサニーの母との間に生まれた。だから両親はベサニーを嫌っていた。イズラエルはベサニーを殺した振りをして、他国に逃がし、養子に出した。 ベサニーはイヴとアーロンをポーの隣で殺害。 保護されたポーはカウンセラーと対談している。しかし、そのカウンセラーこそがベサニー。彼女は乖離性同一性障害で、日頃は優秀なカウンセラーとして活躍していた。不安に感じた時にベサニーが現れるらしい。大人になってから、何かがきっかけでベサニーに戻り、復讐しに戻ってきたのだった。 そしてポーとテリーがいるチームは解体。なぜかと言うと MI5がティリーを欲しがったから。 《感想》 バイオレンスアクションかというぐらい。次々と刺激的に事件が起きる。近くで縛られている人が目の前で殺されたら、さすがにポーだってトラウマになるのではないだろうか。ストーリーは目まぐるしく展開が変わる。このシリーズは本当にどの作品も飽きることがない。今回はカウンセラーとの面談から始まっていて、どういう展開になるのかと思っていた。まさか最後の最後にベサニーだったとは。次回ティリーたちとはどうなるんだろうか?すごく楽しみ。
1投稿日: 2026.01.15
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2026/01/11 読了。 読み始めたら止まらない! よくまぁ、こんなに胸糞悪い殺人(褒め言葉)思いつくなぁ…と。 シリーズ通してそうだけど、それが魅力でもあるんだけど。 今回はポーがカウンセリングで回想しながら、事件が語られていくのだけど、それだけじゃやっぱなかったー! 先生がそこに繋がるのは、思ってなかったなぁ。 イヴ夫妻は分かったけど、今回は人の生き死にの逆転がころっころと。 ティリーとポーの掛け合いがいつもより少ないので ちょっと残念。おのれライナス笑 次が楽しみ‼
0投稿日: 2026.01.13
powered by ブクログどんでん返しのどんでん返しが多かった。全6作のうち6作目から読み出してしまったから是非全作読みたいと思った。
0投稿日: 2026.01.12
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ポーがどこかでカウンセリングを受けているとことから始まる。ある凄惨な事件が原因でポーはカラスの夢を見るようになったのだ。カウンセラーのラング先生との現在シーンと事件を描写していく過去シーンの二つの時間軸で進んでいく。 アナグマが墓を掘り返してしまったところ、一つのお墓に二つの遺体。正確に言うと棺の下にビニールシートにくるまれた謎の遺体が発見されるという出来事がありちょうど近くにいた警官ということでそこに居合わせるポー。これは軽い伏線。 キリスト系極右カルト教団のリーダー「コーネリアス」がイスに座らされ石を投げられ他殺。カルト団体は同性愛を認めていない。、あた。この団体にいたことがある家族で両親とその息子アーロンが殺されているという家族惨殺事件もあることがわかった。 子どもの同性愛に困る親を勧誘して子どもたちに極秘講座を受けさせていた。 コーネリアスの裸には何文字かの文字と数字によって組み合わされた謎のワード?による入れ墨が6カ所彫られていた。 ティリーがこの謎の入れ墨の謎を解いた。 今はもう教団を抜けているが、当時極秘講座に参加していた人物に真相が明らかになる。この人物はその講座を撮影したビデオテープも持っていた。 この極秘講座は子どもの同性愛を矯正する目的のもの。どこかで捕まえてきたホームレスのような人間をイスに座らせる。それに対して子どもに石を投げさせる というもので、捕まえてきた人間は投石によって死ななくても結局その場でコロされた。 6つのタトゥーは講座で死んだ人間の墓を表す場所であり、死体を隠蔽するために他人の棺の下に死体を埋めたのだ。 家族惨殺事件の真相の明らかになる。この講座に参加させられていた息子アーロン、そしてイスに座らされた末娘ベサニーがその場でコロされたという事実から次のような推理をする。両親を殺害したあと、アーロン自身も死んだと偽装して生き延び、その後現在にいたって教団トップのコーネリアスをも殺害したと思われた。 長姉のイヴとその旦那トマスにこのことを連絡しに行くポー。 ここでイヴに殴られて監禁される。実はトマスはアーロンで、イブは弟であるアーロンに異性愛をもっていた。講座から帰ってきたアーロンはイブに全てを話した。カルト教団にはまっている邪魔な両親を、イブがアーロンと共謀して殺害。既に死んでいる妹ベサニーの仕業に偽装して、今ここでひっそりと暮らしているのだった。 ことの真相に近づいてきたポーが邪魔なイブはポーを殺害しようとする。 そこに死んだはずのベサニーが現れる。実は死んでいなかった。講座で傷を付けられながらもなんとか生き延びたベサニー。両親から憎悪されたいたベサニー。全ては長姉イヴのせいだったと知る。ベサニーはイブとアーロンを撲殺。ポーも撲殺されそうになるが…。 ラング先生とベサニーが同一人物で解離性同一性障害だったという展開は正直、どうなんだと思った。確かに予想もつかないし最後のどんでん返しとすればすごいけど「禁断の技」みたいな感じも少し。興ざめとは思わないが、便利すぎる展開かなとも思った。 ビデオテープの中では明らかに死んでいて、描写として「死んだ」と掻かれているのに「実は生きていました」展開はあんまり。「あと1mm深ければ命が危なかった」みたいな都合がいい展開もあんまり。 終盤、ティリーがMI5だとか諜報部に方に強制スカウトされ、ポーも異動になり部署が半ば解体されて終わるというヒキは良かった。 ドイルが普通にいい奥さんで良かった。ドイルには甘えられるポー。ドイルがハキハキと強きで思ったことを言える人だから「人に甘えなさい」とポーにはっきり言ってくれる。
0投稿日: 2026.01.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これはキツイ。もう一度読める気がしない。胸糞悪いとかいうレベルじゃない。精神的にかなりクル。表紙のイラストを見るだけでゾッとしそう。 胸糞悪さを過ぎた後に衝撃が待っていて、これは参った。読み終えてなんというかドッと疲れた。ヒイ。 このクオリティで新作をポンポンと発表してくれることには感謝しかないのだけど、読むたびにある種の覚悟を強いられるなあ。
2投稿日: 2026.01.11
powered by ブクログ今回も傑作。過去一の暗さと悲惨さが漂い続け悪夢のような内容だが、次々と起こるドンデン返しが息をつく間も無くテンポ良く畳み掛けてくるため読む手が止まらない。 ポーとティリーがただただ大好き。続きを早く読みたい。
0投稿日: 2026.01.01
powered by ブクログ2025年12月読了。 シリーズ最大の陰惨な事件に、ワシントン・ポー率いるチームに絶対絶命のピンチが訪れる! 場面はとある精神科医とのカウンセリングから始まる。カウンセリングを受けているのはポー部長刑事。どうやら今回の事件でPTSDを患ってしまい、夜ごとに悪夢を見るのだという。いったいポーの身に何が起きたのか、不穏な空気とともに物語は幕を開ける。 今回ポーたちが追うのは、「ヨブの子どもたち」という宗教団体の指導者の男が、ライトニングツリーに縛られて石打ちにされて死亡したという事件だ。男の体にはキリスト教のタトゥーが全身に描かれているが、その中に暗号めいた記号の並びが6つある。また、「ヨブの子どもたち」は信者に対して過激な講座を行なっている疑惑が浮上する。暗号に秘められた謎を追うポーたちは、その裏に隠された恐るべき犯罪に生き当たる。 早くも六作目に当たる今作も会心の出来だった。このシリーズは回を追うごとに面白くなる。とくにキャラクターの変化が目に見えるところが良い。ポーはドイルと婚約し、ブラッドショーは数学の天才として名をあげる。過去作で登場したナイチンゲール警視も主要キャラになったり、新たにライナスというキャラクターも登場したりする。ポーとチームのユーモアあふれるやり取りも好きだ。それぞれのキャラクターたちに感情移入していくいっぽうで、今作は大きな爆弾が落とされてしまう。この爆弾が次回作以降どう物語を動かすのか気になって仕方がない。
0投稿日: 2025.12.26
powered by ブクログ『終わらないでくれー』と思いながら読んだ。今回も面白かった。あとがきにあるようにシリーズの中でも最も『胸糞悪い』犯罪で悲しい話だった。短い章にあるポーのセリフが癖になる。事件は終わったはずなのにまだページが残っていると思ったらこんな展開があるとは!ありがとう涙
0投稿日: 2025.12.25
powered by ブクログこのシリーズは本当に面白い。主人公のポーとティリーは顔馴染みになっていて、安心して読める。話も複雑だが、キチンと整理されて進むので、読むのも快適。編集の腕が良いのだろう。チーム解体と帯に出ているのだが、そこは次回作でどう回収されるのか、また楽しみになる。多分今後も続くのだろうとまた安心して待てる感じ。読むなら最初の作品から読むべし。
0投稿日: 2025.12.23
powered by ブクログポーシリーズで最も凄惨で辛い物語だった が、長編にかかわらず全く飽きること無く、中弛みも無く読み終えた。 シリーズが終わるのは惜しい気もするが、内容的に納得出来るものだった。 凄いわ〜 素晴らしい
27投稿日: 2025.12.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
特に後半、短い章が変わるごとに今までの認識が覆され新たな事実が現れる。そして悲しい真実とそれに伴う犠牲にショック。このシリーズの魅力はティリーとポーの信頼関係による絶妙なる会話。再結成を次巻で期待してます。
0投稿日: 2025.12.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どんでん返しにつぐどんでん返し。久しぶりに味わった。初めて読むワシントン・ポーシリーズ。伏線回収も見事だった。ほかの作品も読みたい。ポーがかなり感情的なのが気になったがそれも味付けになっている。
0投稿日: 2025.12.20
powered by ブクログこのシリーズ大好き。きっと面白いだろうと期待して読んだけど、期待以上で大満足。 ティリーはあいかわらず天才で、大真面目に変なことを言うのがかわいらしい。 ポーは以前よりまるくなって、良い感じになった気がしないでもない。 このシリーズ終わっちゃうの?と思ったけど、謝辞に「次も楽しみにしてほしい」とあったから、終わらないよね。終わらないでね。
30投稿日: 2025.12.20
powered by ブクログいつもながら章が短く、最後に惹きつける一文があるため、ページを巡る手が止まらない。え!次回作はどうなるの?
0投稿日: 2025.12.16
powered by ブクログ最高。付き合わないバディものの最高傑作。 陰惨な感じは過去最高に高まってますが、ポーとティリーの友情もより強くなっている。だいすき。
0投稿日: 2025.12.15
powered by ブクログここがハイライトだろ!という胸くそ悪さなのにまだ半分以上紙面が残っていてどうしようかと思った このあとどうやってつづきを読んだらいいんだ…
0投稿日: 2025.12.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ラング先生が実は誰なのかは早い段階で気づいたけど、犯人が地下室に登場!で「ハズレた」って思った。 最高の診察室のどんでん返しは最高。
0投稿日: 2025.12.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読み終わった後、情報の多さにただただ圧倒されました。 ジェフリー・ディーヴァーの作品が大好きなのですが、 それらに匹敵するくらいどんでん返しの連続で、 事件解決→あれ?あれがまだ謎じゃない?→解決→あれはどうなった?→解決→… という何重もの仕掛けがすごかったです。 イギリスも無宗教の人が多いんですね。 日本の考え方と近い気がして読みやすかったと思います。 ネタバレ ↓↓↓↓↓ カルト宗教による同性愛者の転向治療 しかもその中で正当化されたマイノリティの虐殺 キリスト教から派生したカルトによる避妊と中絶禁止により生まれた望まれない子 近親相姦 解離性同一性障害 その他もろもろ という少し上げただけでもてんこ盛りな要素を盛り込んで破綻しないのがすごいです。 ものすごく重い話ですが、 荒っぽいが正義を貫くポーとポーに絶対の信頼を置く天才ティリーのバディが見ていて飽きません。 だからこそここから読んでしまったことで、 好きになったのにいきなりバディ解散しちゃうの!?となりました。 はやく先が読みたいですし、過去作も読みたいと思います。
0投稿日: 2025.12.09
powered by ブクログ相変わらず面白いが、珍しく後味の悪い終わり方だと思った。「性的マイノリティと宗教」がこの本の軸になっており、その点も中々興味深かった。
0投稿日: 2025.12.07
powered by ブクログタイムマシンが欲しい いやタイムマシーンか 違うタイムマスィーンって今そこのこだわりどうでもいいねん! 人生でこれほどまでにタイムマスィーン(マスィーンに落ち着いたらしい)が欲しかったことがあっただろうか いやない では、なぜそれほどまでにタイムマシーン(マスィーンどこ行った)が欲しいのか説明しよう 一年後に飛んでワシントン・ポーシリーズの第7弾を読むのだ! 本国ではもう出てんじゃね?とかいう意見はいらない ロマンって知らんのか? もう、ほけ〜っとしたわ なんかもう読み終わった時に全身の力が抜けたわ とんでもない傑作やないか! でもってとんでもなく次回作が気になるやないか!!! 前々から言ってるんだが、わいって基本推理しない読者なのです 推理するのは物語の中の探偵や刑事たちの仕事だと思ってるのがその理由だからなんだけど、それでもほら気付いちゃう時があるのね あーこういうことやなって まぁ、しゃーないよクレイヴン君、わいこう見えて結構ミステリーには造詣が深いからね 推理しなくても気付いちゃうのよ ごめんそれは … ってすんませーん 調子のってました ぜんぜん分かってませんでした むしろ2個ぐらい上行ってました さすがっす クレイヴン先輩さすがっす この衝撃を是非!
66投稿日: 2025.12.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
結末に至る最後の伏線、これまであれば、どうしても辟易してしまう展開なのだけど、一切それがなかったのは初めて。作者の丁寧な丁寧な展開のおかげ。最高だ!!!!
0投稿日: 2025.12.05
powered by ブクログ読むのが楽しみで、温めていた本。 いつもの、のめり込むほどは、読めなかった気はしますが、安定の面白さでした。先が読めず、最後まであっと驚かされる展開。 ずっとスヌーピーの正体が気になっていましたが、なるほど。 ポーとティリーはどうなってしまうのか? 今後の展開も楽しみです。
18投稿日: 2025.12.05
powered by ブクログ下巻になり、テンポアップ。 カウンセリングから始まった意味も明らかに。 面白かったが、かなり内容は重く、描写もグロテスク。 次作に期待。
0投稿日: 2025.12.01
powered by ブクログ下巻は更に凄惨なシーンが多くなる。 それでもページを捲る手が止まらない。スゴい。 シリーズの魅力を少しでも書こうと思っていたけど、本作の大矢博子さんの解説に余す所なく書かれていたので割愛。 次作も読まねば。
0投稿日: 2025.11.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
(上巻より) ポーたちが話を聞きに行った転向治療の被害者がその場で自殺したり、 転向治療が行われた現場を発見してしまったり、 目の前で二人が撲殺されてポー自身も殺されそうになったりと、 さすがのポーも悪夢を見るだろう、という事件だった。 前作で婚約したポーとエステルが幸せそうなのは良かったし、 相変わらずティリーの面白さ全開で、 ポーとの友情には心を打たれた。 ポーが事件現場を発見するために、 建物が崩壊する危険もある壁を壊そうとした時に、 中にあるものをひとりで見させないためにティリーは現場に残る。 自分を殺そうしている犯人に声をかけ、 その後も見守るポーも素晴らしかった。 さて、そのティリーをMI5にとられ、 漁船の魚倉で密輸の薬物を探す仕事になってしまったポー。 この後、どうなるのか。
0投稿日: 2025.11.23
powered by ブクログ暗号に記された意味、徐々に明らかになっていく事件の全容、『講座』に隠された陰惨かつ嫌悪感を催す儀式の正体、迫り来る重大犯罪分析課解体の危機など事件の真相とどのようなラストを迎えるのかドキドキしながら読み進め、二転三転では終わらない驚きの連続と意外性抜群のラストが堪らなかった。
0投稿日: 2025.11.23
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面白かった!! Aだと思ったらBだった、の連続にめちゃくちゃ興奮してしまった。 事件の真相は陰鬱で、ポーにとってはショッキングな事ばかり。 犯人の生い立ちを知った後は、余計に気が滅入る。 それでも面白さが勝ってしまう。 終わり方もあんな感じだけど、続編があるという事実が救いだわ。 次巻が楽しみすぎる。
1投稿日: 2025.11.22
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おもしろかった。けど、そう言っていいか分からないぐらい、凄惨な話だった。 ポーはネイサンが石を投げたことを嫌悪していたが、同じ状況に置かれたら私もやってしまうのかもしれない。 ティリーの活躍は相変わらず超人的。いったんポーと離れることになったが、またすぐに名コンビを見れることに期待。
0投稿日: 2025.11.19
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シリーズ屈指の辛さとどんでん返し。なんとなく真相の予想はついていてもそれを超えてくる。登場人物の多くがかわいそうな目にあっていてつらいんだけど、ポーは一匹狼のようでいてここまでで築いてきた人間関係に支えられているので少しホッとする。次の作品、どうなっちゃうんだろう……。
0投稿日: 2025.11.16
powered by ブクログ多数のタトゥーのあるカルト教のリーダーが殺された。どうやら「転向教育」が関係あるかも知れない。 殺害の仕方、動機がおぞましいを通り越す。それ以上に構成にまさかの仕掛け。さすが。
0投稿日: 2025.11.13
powered by ブクログどんでん返しが楽しい 後編はずっとドキドキさせられた。 事件の真相もそうだし、 チームがどうなるかも、 デスチェアの正体も、 えーっと驚く怒涛の展開。 次が楽しみ
0投稿日: 2025.11.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
事件の全貌が明らかになるにしたがい、凄惨さも増すなかで、この解決手法と展開は凄かった。特に、ネタバレ厳禁の仕掛けは、素晴らしいとしかいいようがなく、感嘆した。文庫帯とか全部が読者を騙しにかかっているのも良い。シリーズ中でも陰鬱展開はトップクラスで、短い章でつなげてくれるからすいすい読めるけど、読む気分はなかなか上がらず読後感もスカっとはならないのは、組織が解体されバラバラになるからだが、シリーズは継続するので、過渡的な状況と信じ、まずはティリーの動向に期待したいところ。
3投稿日: 2025.11.10
powered by ブクログCL 2025.11.5-2025.11.8 下巻の前半はなかなかに苦しい。 そして後半は二転三転。四転、五転。 まー何もかもが一筋縄ではいかないことになっていて、とにかく次へ次へと押し進める。 陰惨な事件だけど、終盤に明かされる構成にも驚かされるし、ポーたちの処遇にも驚愕。 今までで以上に次作が待ち遠しい。
0投稿日: 2025.11.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大好きなシリーズに暗雲が…という今作。 いつも女性ばかりがポーの周りを囲む中、 今回はスヌーピー(本名ライナス、ポー命名)という異分子が登場。捜査に同行。 この人物に対して最初から敵意をむき出しにし 嫌な態度や言動をとるポー。 おそらく彼は今回チームに降りかかるバッドエンドを 本能的に感知してたのでは?と、読み終えて感じた。 本作に登場する人物が ポーを評して「戦う人」だと言った。 ポーにとって、真実は北極星のようなもの。 それは彼を導き、不正と戦いつづけるための目標であると。 この台詞がとても心に残った。 次の作品でもポーは逆境に負けず戦うんだろうな。 頑固野郎でやな奴になる時もあるけど 仲間思いなポーがやっぱり好きだ。 ところで 本国ではすでに発売されている新作、 気になってサンプルをちょこっと読みました。 驚愕すぎた。 また来年。
31投稿日: 2025.11.08
powered by ブクログ好きなシリーズもの。毎年楽しみにしてます。 今作は最後に波乱を含んでいて、次回作への期待が高まりました! 今までよりも残忍な事件だが、伏線の回収やストーリーの構成がドラマチックでかなり面白かった。
2投稿日: 2025.11.07
powered by ブクログ完全に騙されました。 そして、最後はなんだ?どういう状況だ? 夢中になって読み耽り、ラスト数章で迷子になりました… それにしても、スヌーピーがでてくるとは…
39投稿日: 2025.11.06
powered by ブクログ犯人が誰なのか… 別のミステリー作品と重ね合わせて 何となく察していたのだけど…面白かった。 ネタバレや大きな展開があるから それくらいしか言えないわね…
28投稿日: 2025.11.01
powered by ブクログ上巻で感じた通りシリーズ屈指のドス黒い話でかなり陰鬱とした気分にさせられたけれどそれでもグイグイ読み進めさせる構成の上手さは流石。 犯人やポー達の身に起こることはある程度予想できたけれど更にその先の展開は予想外で驚かされた。 次作がどんな展開になるのか今から読めるのが楽しみ。
1投稿日: 2025.11.01
powered by ブクログ帯の「さらば、ワシントン・ポー」に私の人生の楽しみはこれで終わったのかと…(笑) しかし、今作もおもしろかった! 恐ろしくて、これまでにないほど残虐で、夢までみたけど… そしてやっぱり、すっかり騙されたけど…(笑) しかし、ポーはドイルという理解者に出会えて本当によかったよ 心配なのはブラッドショーだよね… 大丈夫かしら… おばちゃん、心配よ…(笑)
8投稿日: 2025.10.31
powered by ブクログ怪しい、、と思ってた人がやっぱり怪しかったけれど、さらに上をいく展開あり、ラストのひねりはもはや驚愕の域。よくこんなストーリー考えつくな、のひと言につきます。クレイブンのアイディアが枯渇しないことを願うばかり、とりあえず次作はありそうなので胸を撫で下ろし中です。
1投稿日: 2025.10.29
powered by ブクログボタニスト以来約1年ぶりのワシントン・ポーシリーズであり楽しみにしていたが、ちょっと今回はグロさが濃かったかな。 とは言えぐいぐい引き込むストーリー展開は相変わらずだし、最後のどんでん返しはビックリ。最初からもう一度読み直さないと、と言うのが正直な読後感。
0投稿日: 2025.10.28
powered by ブクログいつも通り人間の闇を書いているけど、相変わらず面白い。 ポーはこんな事件ばかりで、ネスポのハリーホーレ警部と共に過酷度では双璧だと思います。 このシリーズは短い章でどんどん展開していくので読みやすい。 ブラッドショーの泣ける一言も有るし、スヌーピーとのやり取りが良かった。 ラストまでの展開も凄く一気読みしました。
0投稿日: 2025.10.28
powered by ブクログ読み終えてしまった… このシリーズは読みやすすぎて手が止まらなくなる。またストーンサークルから読み直そう。 感想など語らなくてもわかるだろう
12投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログポーシリーズの中でも1.2を争うグロさな気がしましたが、まんまと騙され、面白く、そして好きです!でも、最後が嫌だー!次回作がいろいろな意味で心配。みんないて欲しいな。
0投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログ何処で読みやめるのかをついつい悩み、ページをめくって区切りを探しながら読んだ。 後半ぐるぐる動いて個人的に好きではない展開もあったけど、次が楽しみ。
0投稿日: 2025.10.20
powered by ブクログ#デスチェアの殺人 下 #M・W・クレイヴン 8時間で読了。 これでもかと続く作者のミス・ディレクション。真相にたどり着いたつもりでも、油断してはいけない。本当に最後の最後まで、油断してはいけない。そして、ポーは、ティリーは、SCASの明日は? #ミステリの秋2025 #読書好きな人と繋がりたい
9投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログあーーー面白かった! とんでもないところで終わるので、シリーズファンの悲鳴が聞こえてきそう。かくいう私もその1人。 今作も、本筋の謎は相変わらず胸糞悪い展開。 キリスト教、カルト、石打ちの刑にされた男。 毎回殺人の仕方がものすごいけど、きっちり回収して解決してくれるので本当に信頼している。 とりあえずポー、元気出そうね。 次作を正座して待ちます。
2投稿日: 2025.10.18
powered by ブクログ予想も推理も覆され(多少は合っていましたが、それすらも作者の意図するところのように感じます。)、最後は振り落とされないように、必死にしがみついているような状態でラストまでたどり着きました!! ポーの皮肉屋なところが好きすぎて、癖になります。(知り合いにいたら、喧嘩になりそうですが…)
42投稿日: 2025.10.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
暗い、痛そう、そして重い。でもそういうところも含めて、とても面白かった。 カルト教団の講座も気分悪いが、バウマン兄弟の気持ち悪さというか歪みの方が後味悪い気持ち悪さだった。ポーが死なないとは分かっていてもベサニーが出てきてからの場面は恐ろしい。 面談が終わる様子がなかったのもあり途中からラング先生にも何かあるのかなとは薄々思っていたが、大きな伏線というか仕掛けになっていてさすがだと思った。 ポーがただ単に精神を病んでいたのではなく、実は最初から最後まで事件(犯人)に向き合っていたという事実がせめてもの救いと感じた。 最後まで密度の高い面白さだった。 そして今後、ティリー抜きでシリーズが進むとは思えないがどういう形になるのか想像がつかない。続編が楽しみ。
1投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログ今作品も最初から最後まで楽しく読めた。なんとなく文章の中で引っかかるところが全て回収されて満足。ポーの母親の件がこの先気になるところです。
0投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログ鬼★5 凶悪犯罪の腹立たしさと押し寄せる驚愕の真相に慄け! 超高品質ミステリー #デスチェアの殺人 ※これまでのレビューは上巻にて https://booklog.jp/users/autumn522aki/archives/1/4151842578#comment ○誰のための宗教なのか 本作は宗教がテーマの物語、キリスト教が下敷きになってますが知識がなくても大丈夫ですよ。どなたが読んでも楽しめます。ただ具体的に何がどう事件と関連するかってのは、楽しみを奪ってしまうので言えません。 悩んでいるときに心を安定させたり、困ったときには歩む道を照らしてくれたり、神様を信じるのは尊いことかもしれない。しかし時として自分の甘えや我欲を通すためだけに神様を都合よく使ってる場合もある。現代でも宗教の違いで戦争になってますが、つまるところはお金の奪い合い、神様云々は言い訳なんすよね。 ○本シリーズの醍醐味、猟奇殺人! カルト宗教のやってきたこと… キモイ、キモすぎる。 本作中にも明示されますが、私も全く同じ映画を連想させた。ただ本作のほうがもっと悪質だよな。読めば読むほど胸糞悪さに怒り心頭、そりゃポーもおかしくなるわ。そしてさらなる不幸をもたらすんですが… やっぱり憎悪のスパイラルは、どこまでも闇に落ちていくんです。責任ある大人たちが受け止めてあげなきゃいけないよな。 ○謎解きミステリーの面白さたるや 誰が犯人か、何があったのかってのは、読んでいけば徐々に語れる。特に「デスチェア」の意味を知った時は頭に血が上ってしまいましたよ。まったくもって極悪非道っぷりにムカムカするんですが、本作は油断なりません。いきなりツルツルっと切り返してくる。 はぁあああぁあ? といった出来事が何度も押し寄せてくるんですよ、で… 気が付いたら当初の腹立たしさがなくなってくるんです。こういったところが高品質なミステリーの所以なんだよね、素晴らしいです。 ○家族愛 これが一番のテーマだと思ってます。私が子どもの頃は両親と姉と暮らしを共にし、結婚してからは実家を離れ、新しい家族と暮らしています。子どもというのは弱い存在で、困ったときは一番近くにいる大人の両親に頼るしかないのです。だからこそ親は子どもを裏切るようなことはしてはいけない。 いやー、最新作もおもろかったー。ホロヴィッツと比べてどちらが上位になるかしら。まぁどちらもトップレベルですね。 本シリーズは海外ミステリーを読まないって人におすすめしたい。本格謎解きミステリーではないので誰にでも手に取ってもらえます。無理に一作目から読む必要もありません、本作から読んでもこれまでのネタバレもなく十分に楽しめますよ! ■ぜっさん推しポイント 本シリーズで何が好きって、人の絆を綿密に描いてるところなんすよね。そういった意味で日本人に合うと思うんですよね、ちょっと全体的にダークではあるんですが。読み終わって振り返ってみると、東野圭吾先生のミステリーを読んだような感覚になる。 見捨てることの罪深さ、手を差し伸べることの大切さが伝わってくるんすよ。ティリー、フリン、エステルと、仲間たちはみんな優しく、ポーが信頼しているのがよくわかる。まだまだ続いてほしい本シリーズ、来年も楽しみにしています。
109投稿日: 2025.10.14
powered by ブクログ上巻の感想でカウンセリング場面はそんなにいらないかも、なんて書いてしまったけど、とんでもなかった。とても大きな伏線だった。最後まで驚きの連続であっという間に読了。ポー・ティリー・フリンのチームはどうなるの?次巻が楽しみです。
1投稿日: 2025.10.14
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いよいよの下巻となっても相変わらずの冗長さで進まないかと…思いきや! まさか、の展開でクレイブン、またしても驚かせてくれた。 となると、シリーズまだ続いてほしい!と熱烈に思ってしまうのですが。
10投稿日: 2025.10.13
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2025年の36、37冊目は、M・W・クレイヴンの「デスチェアの殺人」です。ワシントン・ポー&ティリー・ブラッドショーのシリーズ6作目です。今秋の真打ち登場と言った所でしょうか。 相変わらずのページターナー振りです。馴染みの登場人物達の軽妙な会話は、このシリーズの魅力の1つですが、ポーとエステル・ドイルの婚約には、驚かされました。ポーとドイルだものと言われれば、全くその通りですが。会計検査院から送り込まれたライナス・ジョーゲンセンの存在も重要な鍵を握っています。 今回の事件は、解説の通り本当に胸糞悪い事件です。 事件で精神を病んでしまったポーが、トラウマ療法士のドクター・ラングとカウンセリングを行い、事件を振り返って行くという構成で進んで行きます。この構成こそが、この作品の最大の肝になっています。 それにしても本当に良く出来ていると思います。最後の部分は、ギリギリまで気が付きませんでした。 シリーズが続くという事で、まずは一安心です。 ドクター・ラングによるポーの人物評「あなたにとって真実は北極星のようなもの。あなたを導き、不正と戦いつづけるための目標なの」こんな人物になりたいものです。そんなポーだからこそ、解決出来た事件だと思います。 ☆4.9今年のベストでしょうか。
1投稿日: 2025.10.11
powered by ブクログ殺された男が率いていたカルト教団は、子どもたちに「講座」という名の洗脳教育を行っていた。重大犯罪分析課が存続の危機に陥りながらも、ポーは捜査の末に「慈悲の椅子」という謎の言葉にたどり着く。時を同じくして、ブラッドショーから遺体に刻まれた暗号を解読したとの知らせが届く。ポーはその暗号が指し示す場所へと向かうが……。すべての秘密が暴かれるとき、衝撃の別れが待ち受ける。 ヘビーな描写の連続で、とにかく読みづらかった。ツイストはさほどではなかった。
4投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログワシントン・ポーシリーズ6作目。 今回は、カルト教団の指導者が木に縛りつけられ石打ちで殺される事件が発生。聖書の刑罰に模した奇妙な殺害方法に困惑するポー。一方で、ポーの所属する重大犯罪分析課に上層部から嫌疑がかかり、スパイが送り込まれる。チーム解体の危機が迫る中、ポーたちは捜査を開始するが…。 物語は事件を捜査している時間軸と、事件が発生してから八ヶ月後の時間軸で進み、ポーが事件のトラウマを治療するためにカウセリングを受けていることからも、事件がどれだけ凄惨だったかを想像させる描き方になっています。シリーズ作の中でも一番重い内容でしたが、とにかくストーリーが面白すぎて一気読みでした。ポーの精神的支えとなっているエステルの存在も良かった。(プロポーズの場面はエステルらしさ全開)そして、今回も結末に驚きが待っていて、(今までのシリーズ作の中で一番やられました)大満足の読後感です。イチファンとして、スティーヴン・キングの名前が出てきたことも嬉しかったです。 続編が楽しみ過ぎる!
24投稿日: 2025.10.05
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このシリーズ、毎回楽しみでしょうがない。 今作はいつもにも増して陰惨で残虐な場面も多い。以前はフリンが、今回はポーが命の危険にさらされる。毎度こんな酷い目にあって、ここのメンバーは精神的ダメージが凄まじいたろうな。 最後の展開は全く想像もしなかったので、衝撃だった。面白かった〜。満足。
7投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログシリーズを通して凄惨な事件が多いが、本作は特に目を覆いたくなるような辛い事件だ。それでも読者を引き込むストーリー展開と、魅力的な登場人物達の軽快な会話のおかげで、夢中になって読み進められた。 ラストは悲しいものだったが、きっと次作ではまた本作を超えるような面白い展開が待っているのだろうと期待したい。
4投稿日: 2025.10.02
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新刊情報が出た時からそわそわし、「ワシントンポーシリーズ 日本で一番売れてる書店」と謳う吉祥寺ジュンク堂書店にて購入。発売のたびに大きなポップを作ってくれて、ファンはとっても嬉しいです。 今作もシニカルなジョークが好きでワーカホリック、嗜好は普通の中年男性であるポーが、愉快な仲間と犯罪者を相手取り奮闘します。 バガーの人物評のところなど、益々作者の筆がのっています。ミステリーの割に、登場人物が飲食するシーンが多いのも変わらず、現代イギリスの食文化が知れて楽しい。 終盤の生死をかけた兄弟喧嘩に巻き込まれるポーの図が、凄惨なのだけど喜劇的で、このブラックな妙味は映像では再現しづらいよなあと思いました。(映像なら怖すぎて絶対に見たくないです) ミステリー作家は得意分野があると思うけれど、(前回の密室物は、ややうーむ、、としたけれど)作品ごとにチャレンジを続ける作者を応援します。今作の大枠の仕掛けも驚いたし、気付かなかった! これを読む前に、キリスト教の予備知識をつけるために初心者向けの本を読んでおいたことが事件の背景を理解する上で役に立ったように思いました。 解説がシリーズの中で一番率直で(胸糞悪いとか言っちゃってる、同感です)楽しいお土産をもらえたような気持ちになりました。 シリーズは面白いけど、読んでしんどい描写が多く、大手を振って推しきれない自分に毎度気づいて読み終わってます。。そしてしばらくは、過激な描写の少ない古典ミステリーに戻ります。 解説を読んでから、Amazonの原書の紹介を見て次作も楽しみになりました。ポーの出生の秘密もあるし、まだまだ続きそうな予感。
4投稿日: 2025.10.01
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ワシントン・ポーシリーズ第6弾。 今作も非常にワクワクさせられたが、前巻とは違った意味でシリーズの転換点になりそう。 カウンセラーと面談するポー。ここ数ヶ月の事件を回想する。 木に吊るされ、石打ちにされて殺された男の死体が発見される。殺された男は宗教団体のリーダーであったが、秘密の講義を行なっていた様で… 今作は怪しげな宗教団体が絡み、全体的に不気味な雰囲気が漂う。隠された真相は吐き気がするほど酷いが、事件自体は過去作と比べても小粒。キュレーターやボタニストの様な、わかりやすい怪人役がいないにも関わらず、圧倒的なリーダビリティはさすが。 事件が回想形式のため、カウンセラーとポーの面談が間に挟まれる。個人的には気にならなかったが、勢いが一度ストップすることになるため、少し好みはわかれるかも。 ラストの展開から、次巻が非常に待ち遠しい。 あとこれは余談だが、正直、帯が非常に残念。やりたいことはなんとなくわかるが、「さらば、ポー」や、もっと酷いのはもう一つの煽り文だが、意外な展開で読ませるのが売りなのに、それを潰す様な帯はどうかなって思う(流石に今回の帯は意味わからん煽りで…)。
14投稿日: 2025.09.30
powered by ブクログまさかのラストでしたが、それまでもサプライズ連発という感じで。。さすがです。 「ストーンサークルの殺人」以来の本シリーズでしたが、事件の陰湿さは健在なるもの、読者を楽しませる仕掛けは満載でした。
4投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
カウンセリングを受けたポーが事件の経緯を話しているというていなので、途中時勢が追いつくのかな〜って思ったら最後の最後まで! 途中からこのカウンセリング部分が退屈で早く現場からの話にならんかなって何回も思ってしまった。こういう後から振り返って語るのがずっと続くのは少し苦手かな、2作目でもうやってたし。 真犯人が登場してその勢いで誤魔化されてたけど、妹が逃げて簡単に名前を変えて第2の人生送っていた事への説明がないので、なんか納得いかん、、、、二重人格よりそっちの方が難しいと思いました。事件の時、録音したかとか録画したかとか丁寧なのにそこら辺は雑。 ミステリーじゃなく、サスペンスになってますよね。 帯に書いてるほど衝撃的な顛末ではなかったので安心。けどラストのラストを帯でネタバレってなに?ふざけすぎ、読む気なくなるわ。こんなことされたら次ハヤカワの他の本も帯見る前に外さないと不安になるじゃん。 ティリーとの場面が上巻より少なく、ポーの診察室語りが多くて残念、今のご時世って感じの政治ポイント稼ぎの場面にしか見えないとこは残念すぎた、けどヨーロッパなら仕方ないよねって気にしないように読んだりもした。 やっぱりこのシリーズはティリーがいないとね!このシリーズの肝は彼女ですからね、ポーのこの世で1番大切な存在はエステルじゃなくてどう考えてもティリーでしょ。みんな大切なんだって言いそうだけど。彼女が奪われる展開はかなりショック、ここからの奪い返しがあるだろうから期待しながら待ってます!
60投稿日: 2025.09.28
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こうくるかー! 面白かった。 そろそろポーの出生に関わる話をやるんだろうか? 次作も楽しみにしてます。
0投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
このシリーズの魅力は何と言ってもポー、ティリー、ドイルを中心とした個性的な登場人物と、彼らが織りなすウィットに富んだ、テンポのいい会話。 本作は心身にダメージを負ったポーの述懐で事件が語られるので、ポーと仲間たちに何が起きたのかとハラハラしながら読み進めることになる。 暗く苦しい展開が続くが、最後にひっくり返る展開がたまらない。 名作映画『ユージュアル・サスペクツ』のネタバレが唐突にあるので要注意。
1投稿日: 2025.09.25
powered by ブクログ面白すぎた。細かく区切られているのに、読むのをやめられるタイミングがない。面白すぎてはやく次が読みたい、とずっと思わされる。最初から最後まで、感情が落ち着かず、全く息をつくことなく楽しめる。本当に最高の作品。
2投稿日: 2025.09.25
powered by ブクログカルト教団『ヨブの子どもたち』の代表であったコーネリアスが 木に縛られ石打ちで殺された殺人事件。 コーネリアスの身体に刻まれていた暗号を示す謎のタトゥー。 その謎を解くために捜査を続けるポーとティリー。 混迷を極める殺人事件。物語は思いもよらぬ展開を迎える。 下巻。読み終え、言葉を失っている。 重い。今回はシリーズの中で群を抜いて重かった。 読むのに覚悟がいる物語であるのは間違いない。 今回は今までと違い、トラウマ療法士のクララ・ラングに ポーが回顧録の様に起こった出来事を語っていく流れになっている。 だから物語の時間軸は基本的に過去なのだ。 なぜこのような一見、混乱を招くような手法を取ったのか。 もちろん、そこにはちゃんと意味が用意されていた。 読み終え、早くこの続きが読みたくてしょうがない。 またもこの禁断症状の様な苦しみに一年耐えねばならないのだ。
2投稿日: 2025.09.20
