
漫画 きみのお金は誰のため ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」
田内学、吉岡味二番/学研
作品詳細ページへ戻る
総合評価
(3件)3.3
| 0 | ||
| 1 | ||
| 2 | ||
| 0 | ||
| 0 |
powered by ブクログ田内学氏のお金に関する本を漫画化。ゴールドマンのトレーダーとしてお金を貪り取る、アービトラージに身を投じてきた贖罪、きっと魂をお金に売り渡してしまったんだろうし、逆にそうでなければ当然生きていけない。その中で、戦い抜いてきたからこそ、お金の本質が見えたんだとすると、非常に面白い。セオリー自体は、経済学や貨幣学などに基づいているし、おそらく社会主義的なアプローチには否定的であるからこそ、お金とサービスではなくて、貨幣価値とサービスという2つに条件を絞ることで、論理を完成させている。漫画で読みやすくて、すごくスッキリ。
0投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
私は正直「お金」が苦手です。 25歳になったけれど気づいたら使いすぎてしまうし、NISAも投資も保険もよくわからないし、でもお金がないと生きていけないということだけはわかっている。どうしたらお金を適切に扱えるのかわからないもどかしさ。日常を生きることに精一杯で、何をどう勉強したらいいのかもわからない。 けれど本作を読んだら何かきっかけが掴める気がしました。1度読んだだけでは、完璧ではない。けれど何かが芽生えそうな気持ちです。 読み終わって私が気になったのは、世界にあるお金は減ることも増えることもない。 ということはもし貯金という概念がなかったら、どうなのか? お金を貯めずに、何かに使う。 高価なものを購入して保管する、だと貯金と同じようになってしまうのでそれ以外でお金を消費する。その場合、今と比べて貧富の差はどうなるのか気になりました。
0投稿日: 2025.10.23
powered by ブクログもっとずっと若かったなら、読み終えたあと、そうはいってもと思ってしまっていたはず。その頃の自分が恥ずかしいと思うし、今の自分はちょっと泣いてしまう……
0投稿日: 2025.09.27
