
総合評価
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powered by ブクログ遺伝子操作で蘇らせたマンモスに1世紀前に死んだ生物学者の意識をアップロードするという、驚きの発想をもとにしたSF小説。 読み応えとしてはまずまずで、象牙で一攫千金を狙う密猟者の問題など社会的なことを扱ってはいるが、メッセージ性はそれほど強くないかも。 また、マンモスを守るための政治的葛藤や、親と子、恋人の関係も出てきて、ある意味成長と自立のストーリーとも考えることができる。 でも中編小説のためか、それらの部分はさらりと描かれているので、少し物足りない感じがしてしまった。 ただ、マンモスに意識を移植されたダミラの過去の記憶がしばしば描かれており、その部分については終盤に一抹の切なさを覚えたかな。 まぁ、ハリウッド映画を観るような軽い気持ちで読むにはいい本かもしれないですね。
3投稿日: 2026.01.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
象のとある学者が意識のバックアップをする。 →遺伝子工学で復活したマンモスにアップロードされる。 どういう存在になるのか、想像し難かったです。とはいってもSFというジャンルの割にはさらっと読めました。人間の心理も興味深いかたちで描写されています。
3投稿日: 2026.01.15
powered by ブクログマンモスを蘇らせその一頭に人の意識を移植して…という設定にくらわされて読み始めた。 内容としてはまずまず。 密猟と種の絶滅の問題について考えさせられる物語について考えさせられる物語。
0投稿日: 2026.01.12
powered by ブクログマンモスに一世紀前にバックアップした象の専門家の意識をダウンロードするSF物語。 さくっと読めるSFなので初心者にもオススメです。 特に矛盾点もなくしっかりと最初と最後で伏線も回収されており読みやすい物語でした。
15投稿日: 2025.12.20
powered by ブクログ遺伝子工学で復活させたマンモスを進化させて象を作る?? 群れの維持のためにリーダーの象に象学者の意識を移植する?? 保護区の維持のため金持ちに資金提供を求めてマンモス狩りをさせる?? う~ん 不思議な世界観の物語でした
4投稿日: 2025.12.11
powered by ブクログ①象を保護する生物学者の意識をアップロードする ②遺伝子工学でマンモスを復活する ③生物学者の死後、①を一頭のマンモスにダウンロードする 発想が面白い。でも、内容は思想が強めで、SFを楽しもうと手に取った自分にはちょっときつかった。
29投稿日: 2025.12.10
powered by ブクログ野生の象が絶滅した未来、シベリアでは遺伝子工学で復活したマンモスたちがいた。そこに象の保護に尽力したダミラの意識を一頭のマンモスに転送する。マンモスは保護区で生活しているが初期飼育は人間の手によってであり、野生では脆弱だった。そこで象ではあるが野生の生態を知っているダミラの意識を転送したのだ。しかもダミラが死んだのは1世紀前なのだ・・ これは、ジュラシックパークばりの手に汗握る展開なのか、と思いきやとても静かな人間の、生物の、生き延びる、子孫を残す、ということに対する哲学的ともいえる内容だった。 ダミラは群れの頭となって群れを先導する。 また、ひとひねりある矛盾なのだが、マンモス保護区の維持にはお金がかかる。そこで莫大なお金を払ってハンティングする権利を売っている。 ダミラたち復活マンモス、マンモスハンター、密猟者、の三方向から、種の維持、ハンティングビジネス、密漁といった人間の飽くなき業を描く。密猟者を父として育った少年に希望をもたせる終わり方がいい。 原題:The Tusks of Extinction 絶滅の牙 ヒューゴ賞ノヴェラ部門受賞 著者のレイ・ネイラーは1976生まれ。カナダ・ケベック州うまれアメリカ・カリフォルニア州育ち。ロンドン大学東洋アフリカ研究学院で国際外交楽の修士号を取得。ロシアなど世界各地で外交や平和維持活動、国際開発援助に携わった。 象の密漁の実態を知って、この本を書いたということだ。 2024発表 2025.10.10初版
16投稿日: 2025.11.21
powered by ブクログレイ・ネイラー「絶滅の牙」読了。遺伝子工学の技術で復活したマンモス。マンモスの脳に移植された主人公ダミラの意識と記憶。それらが行われた目的が判明したときのダミラの意識の変遷が切なかった。
6投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログSF。中編。 "遺伝子工学で復活したマンモスに、人間の意識をデジタル移植"という設定が素晴らしい。 が、ストーリーは正直あまり好きではなかった。 主人公ダミラの視点は面白いが、象牙ハンターや大富豪一行の視点には魅力を感じず。 個人的には、マンモスたちの生活の描写をもっと見たかった。 科学者が象を救うために設計したすべての技術が、最終的に象を滅ぼした、という話が興味深い。 自然や動物の保護について、考えさせられる一冊。
3投稿日: 2025.11.09
