
総合評価
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powered by ブクログ「えっ? こんなモノまで供養しちゃうの? スマホ、迷子郵便、ロボット、バッタ、オットセイ、シロアリ、ウナギ、道路、日食、海苔、細菌……日本人の弔う心は無限大。」とは帯(表紙側)にある文句。本書の内容は、これで言い尽くしている。クジラとか、草木とか、具体的な供養対象はもう少しあるが、つまりは、日本人はいろいろなものを「供養」している、という本。「供養」という言葉の意味がかなり広く、感謝の念、畏敬の念、贖罪意識、鎮魂・安全祈願といった心を目に見える形にしたら、人間や生き物に限らず、無生物を相手にしても「供養塔」「供養祭」というフォーマットになる例が日本中にあるらしい。 さて、この本で不満に感じたのが章立て。第1章「奇妙なモノ供養」で無生物に対する供養を扱い、第2章以降は「動物」「魚」「昆虫」「草木」と続く。第1章が一番「珍」であって、残りは割と常識的なものに見える(言い換えれば…、一読者「えねむし」は章が進むにつれて退屈していったということ)。人間に近い「ペット」から話をはじめて、「人形」「スマホ」といった個人の思い入れに対する供養、食材・実験動物・害虫等々の様々な生き物の供養と続け、最後に「道路」や「日食」の供養に触れる流れとしたほうが、書名や帯の謳う「珍供養」「こんなモノまで」といった惹句に適った本として、まとまりが感じられただろうと思う。
0投稿日: 2025.12.30
powered by ブクログ昆虫の供養について書かれている章が一番面白かった。この虫も供養するのかと驚くものもあるし、写真を見て思わず笑ってしまった供養塔もあった。
0投稿日: 2025.11.24
powered by ブクログペットや動植物に限らず、人形や針、AIBOまでありとあらゆるものを供養してきた日本人。タイトルには珍供養とあるが、私にはどの供養を見ても少しも「珍」とは思えなかった。この一切衆生を供養するということに我々日本人の、そして日本文化のある特徴が顕れていると見るのはおそらく間違ってはいないと思う。私も使っている道具たちに感謝して供養しようかな。
0投稿日: 2025.09.07
powered by ブクログ人形やペットの供養はよくある。だがシロアリやバッタといった害虫、迷子の郵便やスマホといった無生物までを供養する日本の精神性には驚く。珍供養とあるが奇をてらった内容だけを追うのではなく、供養の歴史や変遷をきちんと記述しており資料としても面白い。
8投稿日: 2025.07.14
powered by ブクログ<目次> 第1章 奇妙なモノ供養 第2章 動物を供養する 第3章 魚を供養する 第4章 昆虫を供養する 第5章 草木の供養 <内容> 2018年刊の『ペットと葬式~日本人の供養心をさぐる』を元に、大幅な加筆・再編集をしたもの。読んでいて思ったのだが、日本人は人以外のモノへも供養をしている。第2章では、ハチ公や南極犬タロ・ジロなどの話が載る。第5章の「草木」は滑稽にも感じるが、自分も草木に話しかけることがある事を思えば、さほど不思議でもない。欧米人とは違う感性を、今後も持っていきたいではないか!
0投稿日: 2025.06.15
